8月20日〜23日の4日間、山口全中が開催されました。私は「チーム宮崎」の男子監督として選手のサポートをさせていただきました。自分の学校が全中に出場しない年はこのようなサポートを行っていますが、振り返ってみると茨城、福島、愛媛、沖縄、山口と今回で5回目となります。今年は国スポ前年ということもあり、2023年の愛媛全中を超えるような活躍を期待していました。
8月1日のミーティングでもお話ししましたが、現在の3年生が1年生だった頃は、「ターゲットエイジ世代なのに全国で勝負できる選手はいるのだろうか…」と先生方と話していたのを覚えています。しかし、そんな心配を払拭するように14名が標準記録を突破し、全国ランキング上位の選手もいたため、大会前の高揚感は非常に高まっていました。また、例年とは異なり宮崎県の選手が出場する種目の偏りが少なく、毎日バランスよく競技があったため、常に緊張感と胸の高鳴りを感じる充実した4日間となりました。簡単ではありますが、この4日間で特に印象的だった場面を振り返ります。
【1日目】
男子200mの鶴窪くん(三股中)。21秒84の県中学新記録で見事に決勝進出を果たしました。決勝進出は間違いないと思っていましたが、全国という大舞台で自己記録を更新した走りは本当に素晴らしかったです。
【2日目】
男子四種競技の井上くん(本郷中)が、110mHと砲丸投で次々と自己記録を更新。男子キャプテンとしてチームに勢いをつける姿を見せてくれました。そして、男子200m決勝の鶴窪くんが5位入賞。彼はリレー予選、200m決勝、リレーのTRとこの日3本を走りました。疲労もあったと思いますが、本当に極限までよく頑張りました。全国5位という素晴らしい結果にもかかわらず悔し涙を見せた姿は、彼がどれほどの努力を重ねてきたかの証だと感じました。
【3日目】
男子100mの戸髙くん(三股中)、女子走幅跳の緒方さん(西池AC)、男子1500mの瀬尾くん(三股中)と森くん(宮西附属)。戸髙くんはスタート時の躓きにより惜しくも決勝進出を逃し、緒方さんもあと一歩の9位。入賞が期待されていた二人でしたが、全国の高い壁に阻まれる形となりました。そうした中、1500mでは2人揃って決勝進出という快挙を成し遂げました。しかも2人とも積極的に前方でレースを展開し、見事に決勝の切符を掴み取りました。
【4日目】
1500m決勝、男子走高跳の堀之内くん(大淀中)。堀之内くんは途中のアクシデントにも負けず、最後まで諦めずに競技に挑んでいました。1500mの森くんは惜しくも8位入賞に届かず9位となりましたが、県中学新記録を樹立。瀬尾くんも予選・決勝ともに自己ベストを更新しての12位でした。
全中に参加した宮崎県の選手たちは、全員が全力を尽くして戦っていました。大会に向けて万全の準備をしてきた結果、故障や体調不良もなく最高の状態で大会を迎えられたことは大変立派です。さらに、全国の舞台で自己記録を更新できた経験は、今後の大きな自信になるはずです。こうした一人ひとりの姿こそが、宮崎県全体のレベルを引き上げる礎となります。出場した選手の皆さんは、ぜひ今回の経験と熱量を多くの人に伝えてください。来年度からの全中は大会構造が大きく変わり、これまで以上に狭き門となります。そうした厳しい環境のなかでも全国で勝負できるよう、これからまた1年、共に頑張っていきましょう!来年の滋賀全中まで、残り358日です!!【椎葉中:溝口】