全中陸上に、宮崎県選手団のスタッフとして帯同してきました。全国から各都道府県を代表する選手たちが集まる全中。会場の雰囲気、選手たちの緊張感、そして全国トップレベルの競技を間近で見ることができ、本当に内容の濃い時間になりました。

その中で強く感じたのは、宮崎の選手たちが全国の舞台でも堂々と戦っていたことです。全国大会に出場するだけではなく、自己ベストを更新する選手、上位に食い込む選手、そして全国の強豪を相手に最後まで勝負する選手。そんな姿を見ながら、「宮崎の中学生も全国でしっかりと戦える」ということを改めて感じました。

私自身は、この全中で専門としている走り幅跳びのコーチングにも関わらせてもらいました。女子走り幅跳びには、西池ACの緒方さんが出場。全国大会という大きな舞台でしたが、その1本目で自己ベストを更新しました。あの独特の緊張感の中で、最初の一本から自分の力を出せたことは、本当に素晴らしかったと思います。

最終的な結果は9位。決勝進出までは、あと1cmでした。ほんのわずかな差で、結果が大きく変わる。そんな陸上競技の厳しさを、改めて感じました。もちろん、悔しい思いは残っていると思います。それでも、全国大会という舞台で自己ベストを出し、全国のトップ選手たちと決勝を争うところまで来たことは、大きな自信にしてほしいと思います。これまで積み重ねてきたものが、全国の舞台でもしっかり通用した。そのことを近くで見られたことを、私自身とても嬉しく思います。コーチとして関わらせてもらう中で、一緒に喜び、一緒に悔しさを感じ、私もたくさんのことを経験させてもらった全中になりました。

そして今回、改めて思ったことがあります。それは、全国は決して遠い場所ではないということです。今、宮崎で練習している1・2年生のみんなにも、そのチャンスはあります。今回全国で戦った選手たちも、最初から全国の舞台に立てたわけではありません。毎日の練習の中で、うまくいった日もあれば、思うようにいかなかった日もあったはずです。それでも練習を続け、一つずつ積み重ねてきた先に、今回の全国大会があります。

陸上競技では、ほんのわずかな差が大きな結果の違いになります。だからこそ、普段の練習での一本、一歩を大切にしてほしいと思います。今回、宮崎の先輩たちが全国で戦う姿を見せてくれました。次は、1・2年生のみんなの番です。来年の全中に向けた挑戦は、もう始まっています。また来年、宮崎から全国へ。そして全国の舞台で、宮崎の選手たちが笑顔で活躍する姿を楽しみにしています。【南郷中:北林】