昨日、第1回となる「跳・長・超練習会」を開催しました。この練習会を開催しようと思ったきっかけについては、以前のブログでも書かせてもらいました。今回、本当に多くの選手が参加してくれました。参加してくれた皆さん、ありがとうございました。

終わってまず感じたのは、「時間が足りなかった!」ということです。それくらい私自身充実した時間になりましたし、まだまだ伝えたかったこと、やりたかったこともたくさんありました。

今回の「跳・長・超練習会」は、普段の練習会とは少し違います。ただ集まって練習するだけではなく、ミーティングの時間をつくり、競技に必要な技術を理論的に学ぶ。自分の動きについて考える。そして、これから目指していく目標をみんなで共有する。技術だけではなく、「どんな気持ちで競技に向き合うのか」という部分も大切にしました。私たち指導者が、なぜこの練習をするのか、何を大切にしてほしいのか。そこまで選手に伝えることで、選手と指導者が同じ方向を向いて練習に取り組めると思っています。

こうした機会を通して、宮崎県全体で競技力はもちろん、人としても一緒に成長していけたらと思います。そして、今回の練習会を終えて改めて感じたことがあります。私たち指導者にできることは、
「きっかけ」や「機会」をつくること。
そのきっかけを自分のものにできるかどうかは、最後は自分次第です。人が変わったり、大きく成長したりするときには、何か一つの「きっかけ」があると思います。それがいつ、どこで訪れるのかは分かりません。

今回の練習会が、その一つになる選手がいるかもしれない。誰かの言葉かもしれない。一本の跳躍かもしれない。仲間の姿かもしれない。

だからこそ、これからも私たちは、そんな「きっかけ」をたくさんつくっていきたいと思っています。そして、選手の皆さんにも、ただ与えられるのを待つのではなく、自分からきっかけを探し、つかみにいってほしいです。今回参加してくれた皆さんが、ここで学んだことや感じたことを、それぞれの学校やチームに持ち帰り、これからの練習につなげてくれたらうれしいです。

第2回「跳・長・超練習会」は、11月末を予定しています。次回は跳躍に「走高跳」も入れられたらいいな……と思っています!今回できなかったこと、伝えきれなかったことも含めて、さらにいい練習会にしていきたいと思います。

選手も指導者も、学校やチームの垣根を越えて、一緒に学び、一緒に成長する。みんなで宮崎県の陸上を盛り上げていきましょう!【南郷中:北林】

先日の投稿、「季節の変化とともに暮らす私たち」を読み、最近の台風や大雨など、自然にはかなわない、自然とともに生きていることについて考えていました。

この数日の間に、近所の彼岸花(ヒガンバナ)が咲いたことに気づきました。猛暑でも冷夏でも、9月になると必ず花を咲かせる彼岸花の不思議を感じています。土の中でエネルギーを蓄え、花を咲かすのでしょう。陸上競技も同じで、結果が出ないときには、努力はエネルギーとして蓄えられているはずです。焦らずあきらめず、努力を続け、自分の咲くタイミングを待ってほしいと思います。

最近、身体が重い、疲れが抜けにくいなどと感じている人はいませんか? 気圧の変化で頭痛を起こしたり、気分がすっきりしない人もいるかもしれません。季節の変わり目には、環境変化の影響で体の不調が起こりやすくなります。季節の変わり目に負けない心と体を整えるために、以下のポイントを意識してみてはどうでしょう。
体のケア・・・湯船にしっかり浸かる・寝る1時間前のスマホ(ゲーム)オフ
※自律神経の副交感神経が優位になり、深い睡眠で疲労が回復します。
食事と水分・・・朝食を必ず食べる・温かい飲み物を取り入れる
※内臓の冷えを防ぎ、体温調節機能をサポートします。
心のケア・・・できないことより、今できる1つのことに集中する
※天候や環境の変化に振り回されず、軸がぶれないメンタルを作ることができます。
特に睡眠は、成長期の中学生アスリートにとって最高のコンディショニングです。身体を冷やさない工夫をしながら、しっかり体を休めましょう。

自分のペースで積み重ねてきた努力は必ず力になります。環境の変化に柔軟に対応し、自分のペースで一歩ずつ進みましょう。【宮崎西中:大坪】

みなさんは最近、「失敗したな」と思ったことはありますか?大会で思うような記録が出なかった。テストで思ったような点数が取れなかった。友達に余計な一言を言ってしまった。

できれば失敗なんてしたくないですよね。私もそうです。そして、何かに挑戦するときには、「失敗したらどうしよう。」「みんなに見られているから緊張する。」「うまくできなかったら恥ずかしい。」そんな気持ちが出てくることがあります。

でも私は、こういう気持ちは、「心の成長痛」なのではないかと思っています。体が成長する時期に、「成長痛」と呼ばれる痛みを感じることがあります。

それと同じように、心も大きくなろうとするときには、緊張する。不安になる。恥ずかしい。悔しい。そんな「痛み」を感じることがあります。

でも、それは裏を返せば、それだけ本気で挑戦しているということでもあります。悔しいということは、できるようになりたいということ。緊張するということは、その挑戦を大切にしているということ。

だから、そんな気持ちになったとき、「自分はダメだ。」ではなく、「今、心が成長しようとしているんだ。」そう考えてみてもいいのではないでしょうか。

そして、本気で挑戦していれば、失敗することもあります。だから私は、失敗したことよりも、そのあとに何をするかの方が大切だと思っています。

例えば、大会で自己ベストを出せなかったとします。「今日は調子が悪かった。」「風が悪かった。」そう言って終わることもできます。

でも、「スタートで体が起きるのが早かったな。」「最後の30mで力んでしまったな。」と考えることができれば、その失敗は次の自分を強くする材料になります。

これは陸上だけではありません。テストで点数が取れなかったなら、勉強の方法を変えてみる。友達とけんかをしたなら、自分の言い方を振り返ってみる。

失敗した瞬間は、確かに「マイナス」かもしれません。でも、そこから一つ学んで、次の行動を変えることができれば、その失敗はいつか「プラス」に変わります。

一番もったいないのは、失敗したのに、何も変えないこと。失敗は、「ここを変えた方がいいよ。」と教えてくれるサインでもあります。

だから失敗したときには、一度だけ考えてみてください。「この失敗から、何を持って帰る?」

一つでいいと思います。次は最後まで腕を振る。今日は10分だけ勉強する。明日は自分から挨拶する。その小さな一つが、次の自分を変えていきます。失敗しない人になる必要はありません。緊張してもいい。不安になってもいい。恥ずかしくてもいい。悔しくてもいい。

それは、心が大きくなろうとしているときの「成長痛」なのかもしれません。大切なのは、そこから何かを学び、もう一度挑戦することです。

何年か後に、「あの失敗があったから、今の自分がある。」そう思える日が来るかもしれません。緊張や不安、恥ずかしさや悔しさは、心の成長痛。

そして、失敗で終わるか。成長のきっかけにするか。それを決めるのは、失敗した“あと”の自分です。【久峰中:佐藤】

今回は、自分が理科の先生ということもあり、「理科から見た陸上競技」というテーマで書いてみたいと思います。

そもそも、理科とはどのような教科なのでしょうか? 皆さんも学校でいろいろな実験や観察を行っていると思います。理科では、自然の中で起こっている現象に対して、「なぜ、このようなことが起こるのだろう」と考え、「多分、こうなのではないか?」と仮説を立てます。そして、その仮説が正しいのかどうかを、実験や観察によって確かめていきます。仮説が正しければ、そこからさらに次の仮説を立てます。逆に、思ったような結果にならなければ、「何が違っていたのか」「どの条件を変えればよいのか」と考え、もう一度確かめます。このように、仮説を立て、それを確かめ、その結果をもとにまた考える。こうした学び方は「探究」とも呼ばれています。

この理科の視点から陸上競技を見てみると、実は共通するところがとても多いと思います。陸上競技は、大きく分けると「走る・跳ぶ・投げる」の3つです。そして、そのすべてで結果が記録として表れます。何秒で走ったのか、何m跳んだのか、何m投げたのか。自分が行ってきた練習の結果が、数字としてはっきり表れるのが陸上競技です。

では、その記録をさらに伸ばしたいと思ったとき、どうするでしょうか? 例えば、「もっと速く走りたい」「もっと遠く、高く跳びたい」「もっと遠くに投げたい」と思ったとします。

その時にまず必要になるのが、自分の動きの分析です。自分の動画を見たり、トップ選手の動きと比べたり、先生やコーチからアドバイスをもらったりしながら、「自分はここができていないのではないか」「この動きが記録の向上を妨げているのではないか」と考えます。

次に、「この動きを改善することができれば、もっと記録が伸びるのではないか」という仮説を立てます。その仮説を確かめるために、日頃の練習の中でその動きを意識したり、その動きを身につけるための練習を取り入れたりします。それを何日、何週間と繰り返し、最初は意識しなければできなかった動きを、少しずつ自然にできるようにしていきます。

最後に、記録会や大会でその結果を確かめます。記録が伸びれば、「この考え方は記録の向上につながったのかもしれない」と考え、さらに自分の動きを分析して次の課題を探します。逆に、記録が伸びなければ、「そもそも動きは十分に身についていたのか」「練習は十分に積めていたのか」「けがや疲労はなかったか」など、さまざまな要因を考え、もう一度仮説を立て直します。そして、次の練習でまた確かめていきます。

こうして考えてみると、理科と陸上競技はとてもよく似ています。理科では、現象を見て仮説を立て、実験や観察によって確かめ、その結果をもとにまた考えます。陸上競技では、自分の動きを分析して仮説を立て、日頃の練習の中でそれを試し、その結果を記録で確かめ、また次の課題を考えます。

つまり、陸上競技では、自分の体を使って何度も「実験」をしていると言えると思います。理科では実験器具などを使って仮説を確かめますが、陸上競技では自分自身の体を使って仮説を確かめていきます。そして、その結果を数字として見ながら、さらによりよい記録を目指していくのです。

理科の視点から陸上競技を捉えてみると、陸上競技の少し違った面白さが見えてくると思います。また、こうした「分析する」「仮説を立てる」「試してみる」「結果からまた考える」という視点は、陸上競技の中だけで身につけていくのはなかなか難しいものです。

では、そのような視点はどこで身につけるのでしょうか??
そうなんです! !日々の理科の授業です!!皆さんは理科の授業を通して、こうした「考え方」も学んでいます。そして、その考え方は、直接的ではなくても陸上競技に取り組む上での基礎になっていると思います。

これを読んでいる皆さんにも、日頃の理科の授業の大切さが少し伝わったと思います。ということで、皆さん、陸上も理科もどちらも頑張ってください!【東郷学園:三浦】

秋は、低気圧や移動性高気圧が交互に通り、天気がよく変わります。しかも、雨が降った後に強い風が吹き、快晴になるという順序です。そこで、「秋の天気は降る・吹く・ドン」ということわざがあります。ドンは快晴のことです。

秋は夕焼けが見られると、翌日はたいてい晴れます。天気は西から東へと移るからです。そこで、「秋の夕焼けは、鎌をとげ」といいます。「鎌をとげ」とは、鎌をといで、明日働く準備をしなさい、という意味です。

「秋、早くクマが里に出る年は大雪」といわれます。例年より山の雪が早いと、クマは餌を求めて里へ降りてくるので、そういう年は大雪になるというわけです。

朝夕の涼しさを感じる今日この頃ですが、日本各地での豪雨災害やクマが都市部へ出没するニュースが流れてきます。自然の恐ろしさを目の当たりにしていますが、同時に、私たちは自然とともに生きていることを忘れてはなりません。

昔から伝わることわざや言い伝えには、自然の変化を読み取り、災害を避けたり、明日の暮らしを整えたりするための知恵が込められています。天気の移り変わりを観察し、夕焼けの色に明日の空を想像し、山の気配から冬の訪れを感じる。そうした「自然を読む力」は、便利さが増した今だからこそ大切にしたいものです。

豪雨災害やクマの出没といったニュースは不安を呼びますが、自然の声に耳を澄ませ、備えを怠らず、互いに支え合いながら暮らしていくことが、これからの季節を安全に、そして、豊かに過ごすための鍵になるのかもしれません。

先日行われた全日本中学校陸上競技選手権大会(全中)。
宮崎県選手団のスタッフとして参加した椎葉中の溝口先生と、全国の舞台で戦う選手たちを間近で見ながら、「この経験を来年につなげたい」「宮崎県の選手たちが、もっと全国で勝負できるようにしたい」
そんな話をしていました。

溝口先生も全中を終えてのブログの中で、全国大会に出場した選手一人ひとりの姿が、宮崎県全体のレベルを引き上げることにつながると書かれていました。実際に全国の舞台に行って感じたのは、全国に出る選手だけが頑張るのではなく、県内で一緒に競い合う選手が増えていくことも大切だということです。

来年度から全中の大会構造も大きく変わり、全国への道はこれまで以上に狭くなります。それでも、宮崎県から一人でも多く全国で勝負できる選手を出したいと思っています。

今年の全中が終わり、すでに来年の滋賀全中に向けたスタートは始まっています。そして長距離にとっては、その途中にこれから本格的な駅伝シーズンも待っています。来年の全中を見据えながら、まずは今、それぞれの目標に向かって力をつけていく。

そこで今回、走幅跳と長距離に絞った「跳・長・超強化練習会」を企画しました!当日は、専門の先生方による練習だけでなく、ミーティングも行います。全中を目指している選手だけの練習会ではありません。

県大会で活躍したい。自己ベストを更新したい。駅伝でチームに貢献したい。もっと強くなりたい。

そんな選手にも、ぜひ参加してほしいと思っています。他校の選手と一緒に練習したり、普段とは違う先生から教えてもらったりすることも、良い刺激になると思います。

来年の滋賀全中へ。そして、これからの駅伝シーズンへ。宮崎県みんなで盛り上げていきましょう!

「跳・長・超強化練習会」

日時 9月21日(月)9:00~16:00
場所 霧島酒造スポーツランド都城 KUROKIRI STADIUM
対象 宮崎県内の中学校に在学する競技者
種目 走幅跳・長距離
参加料 500円
申込方法 Webエントリー
申込締切 9月16日(水)16:30

申し込み締切まであとわずかです!少しでも「参加してみようかな」と思っている人は、ぜひ参加してください。たくさんの参加を待っています!【南郷中:北林】

4日(金)のMRTスポーツコーナーで三股中陸上競技部の2人(鶴窪くん、戸髙くん)が紹介されていました。(見逃した方はこちらから)

親友とは?ライバルとは?そんなことを考えさせられる内容でもありました。これからの2人の活躍をますます楽しみにしています!

そしてもう一つ。昨日5日(土)、大分で開催された記録会で三股中が大活躍!男子200mで鶴窪くんが県中学新記録、男子4×100mRで上川くん、鶴窪くん、戸髙くん、加治木くんが県中学新記録を樹立、おめでとうございます!!


昨日は、とても変な天気でした。みなさんの地域はどんなでしたか?雨の予報なのに晴れているなぁ~と思ったら、雨がザアザア…。そうだよなっと思っていると、また快晴。晴れている…。かと思ったらまた雨が降ってくる…。ほんと意味不明な天気でした。

練習もどうなることやら…。そう思いつつ夕方となります。雨は降っていませんでしたのでグラウンドで練習をスタートしました。そしたら、また雨が降り出します。めっちゃ晴れているのに、雨が降っているという…。空も明るいのに雨が降る…。珍しいというか、変な天気です。そんな変な天気のお陰で、なかなか大きな虹がかかっています。しかも、二重に…。私は『人生初』でした。二重の虹を目にするのは。

さて、9月1日より、三股中学校では合唱練習が本格スタートしました。今年も長期戦の始まりです。これ、なかなか大変ですよ。本番は10月22日ですからね…。しかも途中体育大会を挟むという。今や5月が主流の体育大会ですが、三股中はこれからです。合唱の学年リハーサルが終わったかと思ったら、体育大会練習がスタートするというプログラム…。なんとも鍛えられる学校だと思いませんか?笑

九州大会や全国大会の疲労なのか、体調もいまいちの中で学校生活が再スタートし、先日はU16宮崎大会が行われました。そして、先述したように鍛えられる生活が始まりました。気合いを入れていかねばです。色々なことにアンテナをはり、優先順位をしっかりつけて、抜けがないように仕事を進めていきたいと思う今日この頃です。ぼぉ~っとする暇はありませんね…。【三股中:田原】

U16大会が終わりました。新しい種目へのチャレンジと合わせて、夏休みの取組が確認できたのではないでしょうか。次は地区秋季・県秋季大会へ向けて1・2年生中心の新チームで本格的に始動していくことになります。

大会が終わると、成果が出ている選手を見てうらやましく思うことはないですか。逆に、成果が出ない自分をダメだなと感じることはないですか。

「比較する」ということは、自分のことをよく知る上で大切なことです。単純に記録だけではなく、技術的なことや体力的なこと、練習の取組等で自分のいい点・改善すべき点を周りの選手と比較すると自分の力がわかりやすいと思います。

強くなっていく選手は、他の選手(先輩・ライバル)と自分を比べて、「あの選手みたいに速くなりたい」「あの選手のようにうまく跳びたい」と、自分のモデルとしてみることができます。その中で、自分に足りないものやできていないことに気づき、そこを少しでも改善しようとしていきます。技術や体力を向上するためには、一定期間の時間がかかりますので、すぐにできることばかりではないと思いますが、「あの動きができるようにもう少し練習しよう」といった自分のモチベーションにも変えられますし、自分の現在の力を確認することができます。

強くならない選手は、周りの選手と比較しても、自分のできていないことや自分の違う部分に気づきません。気づいたとしても改善するための取組までたどり着きません。ゴミが落ちていても拾わないのと同じです。また、「あの人はもともと速い人だから」「どうせできない」「頑張っているのに」と正しい比較ができずに自分に言い訳をして終わります。

中学1年生のうちは、練習メニューにしっかり取り組んでいけば、多くの選手が伸びると思います。しかし、強くなるためには、自分の取組について他の選手と正しく比較することが重要になってきます。自己評価が不安定な中学生の時期は、「自分はダメだ」となるのが一番避けたいところですが、本当にダメなのは、やるべきことがわかっているのに何もしないことではないでしょうか。

部活や勉強等で「正しい比較」ができていますか。【住吉中:村北】