9月も終わりに差し掛かり、夏休みが明けて早くも1ヶ月が過ぎたと思うと、時間の流れの早さに驚かされます。椎葉中学校では10月4日に体育大会、10月30日に文化発表会を控えており、慌ただしい日々を送っています。もっとも、これは本校に限らず他校も同じような時期かもしれません。

今週末の椎葉村は最低気温8℃が予想されています。秋を通り越して早くも冬の気配を感じますが、この季節といえば駅伝です。本校には陸上部がないため、今年も特設チームで県大会出場を目指します。夏休み明けから3年生を中心に放課後練習を重ねていますが、今年はなかなか一筋縄ではいきません。昨年は3km9分30秒台の生徒が2人おり、県大会でも途中まで上位を走ることができましたが、今年は県大会出場すら危うい状況です。西郷義務教育学校や美郷南学園には力のある生徒が揃っており、現状、男子は3番手…。女子も1・2年生のみのチーム構成ということもあり、非常に厳しい戦いが予想されます。普段はアップダウンの激しい道路で練習していますが、地区大会はほぼ平坦。まぁそれでも頑張るしかないですね。

ちなみに、私自身の健康ジョギングですが、8月は100kmを達成したものの、9月は60kmにとどまりました。「指導者が走れば生徒も頑張る」と信じ、残り1ヶ月でどこまでチームを引き上げられるかは分かりませんが、生徒とともに最後まで走り抜きたいと思います。【椎葉中:溝口】

現在、日本で開催されているアジア大会。連日、さまざまな競技で熱い戦いが繰り広げられています。27日、宮崎県出身の水久保漱至選手が、男子200mで20秒56を記録し、見事銅メダルを獲得しました!宮崎県にゆかりのある選手が、日本代表としてアジアの舞台で戦い、メダルを獲得する、同じ宮崎県で陸上競技に取り組む者として、本当に嬉しく、そして大きな刺激をもらいます。

そんなアジア大会ですが、競技そのものだけではなく、ぜひ注目してほしいものがあります。それが、アジア大会に出場する選手たちのインタビュー動画です。YouTubeなどで公開されています。競技をしている姿とはまた違った選手の姿が見えてきます。そこで、ふと思いました。

「選手の皆さんは、普段何を考えて競技をしているんだろう。」 競技も種目も、それぞれ違います。でも、話を聞いていて感じることがありました。トップ選手は、ただ練習を頑張っているわけではない。自分の競技を深く考えている。自分の強みは何なのか。何が足りないのか。どうすればもっと強くなれるのか。本番で自分の力を出すためには、何が必要なのか。そうやって、自分自身と向き合い続けています。

ただ「頑張る」のではなく、何のために、この練習をするのか。どうすれば、本番で一番いい走りができるのか。そこまで考えて競技と向き合っている。ここが、強くなるための大きなポイントなのではないでしょうか。

中学生のみなさん。みなさんは、普段の練習でどれくらい自分のことを考えていますか?「今日も練習を頑張った。」それだけで終わっていませんか?今日の練習で、何ができたのか。何ができなかったのか。なぜできなかったのか。次はどうすればできるようになるのか。この繰り返しが、自分を少しずつ変えていきます。強くなりたいなら、まず自分を知ること。速くなりたいなら、考えること。記録を伸ばしたいなら、自分の競技を研究すること。

トップ選手も、最初からトップ選手だったわけではありません。毎日の練習があり、失敗があり、悩みがあり、その中で考え続けてきたからこそ、今の舞台に立っています。ぜひ結果だけではなく、その選手がどんなことを考えて競技に向き合っているのかにも注目してみてください。そして、自分自身に問いかけてみてください。「自分は、何を考えて陸上をしている?」この問いに、自分の言葉で答えられる選手は、きっと強くなっていきます。

アジア大会。日本代表選手たちの戦いを楽しみながら、ぜひ一人の「競技者」として、選手の皆さんの言葉にも耳を傾けてみてください。強くなるヒントは、すぐ近くにあるかもしれません。【日向中:福吉】

9月21日(月・敬老の日)、KUROKIRIスタジアムにて「跳・長・超練習会」を開催いたしました。南郷中の北林先生と全中のときに話をし、企画したこの練習会。無事に実施することができ、大変嬉しく思っています。当日は跳躍に約60名、長距離に約120名と、多くの生徒たちが参加してくれました。

長距離の午前中には、川内先生(本郷中)と福本先生(三股中)に講師を務めていただきました。川内先生には「ハードルドリル」、福本先生には「動きづくり」をご指導いただき、お二人とも丁寧にポイントを絞って教えてくださいました。その後は、県駅伝大会のコース試走を実施しました。

昼食後の13時からは、私がミーティングを担当しました。今回のテーマは以下の3点です。
①目標を達成するために
②県駅伝大会について
③都道府県対抗駅伝について
今回のミーティングで特に意識したのは「対話」です。学校の授業でも同様ですが、指導者が一方的に話すスタイルでは「学びの偽装」が生じてしまいがちです。そこで今回は、生徒たちの意見を聞き、生徒同士で対話しながら進める形をとりました。

まず、これから1年間の目標を立ててもらい、その達成のために必要な課題や取り組みをそれぞれ出してもらいました。また、現在の悩みなどを解消するためにペアワークや全体発表も行いました。多様な考え方に触れることで、「目標に向けて頑張ろう!」というモチベーションが高まったのではないかと思います。

県駅伝大会については、一昨年度優勝の岡富中学校、昨年度優勝の三股中学校に、過去2年間の経験や今年の目標について語ってもらいました。全中駅伝を目指す学校のリアルな声に触れ、他の生徒たちも大いに刺激を受けたはずです。今年はこの2校に大淀中学校を加えた「三つ巴の争い」が予想されますが、全体として高いレベルでの切磋琢磨を期待しています。

最後に、1月に開催される「都道府県対抗駅伝」について話をしました。現時点で登録選手3名に入るための基準タイムを示し、最終的には11月の長距離記録会で決定することを伝えています。なお、2027年の都道府県対抗駅伝では、宮崎県チームが選手宣誓を行うことが決定しています。男女ともに入賞を目指しており、今年は例年以上に注目を集める年となります。そのメンバーの一員として中学生たちが活躍し、チームに貢献できるようサポートしていきたいと考えています。

ミーティング後は、4000m+1000mの実践練習を行いました。ペース走でしっかりとリズムを作り、最後の1000mでスピード感を養う構成です。練習後には「1000mでやっと自己ベストが出ました!」と笑顔で報告してくれる生徒もおり、指導する者として非常に嬉しい瞬間でした。

これから長距離は本格的な駅伝シーズンへと突入します。宮崎県の中学生たちの力になれるよう、今後もさまざまな練習会を企画してまいります。その際はぜひご協力をお願いいたします。充実した1日を本当にありがとうございました!【椎葉中:溝口】

みなさんは何かに「挑戦」していますか?私は、100mの記録向上に挑戦しています。これまで毎年のように県民スポーツ祭やマスターズ陸上に出場していました。しかし、昨年の秋の100mのレース中に肉離れを起こしてからは、レースに出ることに恐怖感がありました。そんな中、同世代の清山ちさと選手(100mH)が、日本のトップで活躍しながら更に昨年自己ベストを更新したことを聞いたり、今年の夏に山之口運動公園で行われた九州選手権でのマスターズ100mで宮崎県選手の活躍を見たりする中でまた記録に挑戦してみようと思うようになりました。

生徒と一緒に練習する中で、最近は接地の感覚がよく自分自身も楽しみに先日の記録会に臨みました。結果的には、脚の痛みや違和感でゴールまで100%で走ることはできませんでしたが、思っていたタイムに近く、今後の手応えを感じました。ただ、30歳を超えてくると10代、20代の時のようには動かなくなってくるので、日々のケアの大切さを改めて感じました。

物事に「挑戦」するには、日頃からの準備が大切です。陸上競技にしてもテスト対策や他の習い事にしてもです。最終目標から逆算していくことで、今何をすれば良いかを考えていくといいと思います。【加納中:牧野】

昨日、第1回となる「跳・長・超練習会」を開催しました。この練習会を開催しようと思ったきっかけについては、以前のブログでも書かせてもらいました。今回、本当に多くの選手が参加してくれました。参加してくれた皆さん、ありがとうございました。

終わってまず感じたのは、「時間が足りなかった!」ということです。それくらい私自身充実した時間になりましたし、まだまだ伝えたかったこと、やりたかったこともたくさんありました。

今回の「跳・長・超練習会」は、普段の練習会とは少し違います。ただ集まって練習するだけではなく、ミーティングの時間をつくり、競技に必要な技術を理論的に学ぶ。自分の動きについて考える。そして、これから目指していく目標をみんなで共有する。技術だけではなく、「どんな気持ちで競技に向き合うのか」という部分も大切にしました。私たち指導者が、なぜこの練習をするのか、何を大切にしてほしいのか。そこまで選手に伝えることで、選手と指導者が同じ方向を向いて練習に取り組めると思っています。

こうした機会を通して、宮崎県全体で競技力はもちろん、人としても一緒に成長していけたらと思います。そして、今回の練習会を終えて改めて感じたことがあります。私たち指導者にできることは、
「きっかけ」や「機会」をつくること。
そのきっかけを自分のものにできるかどうかは、最後は自分次第です。人が変わったり、大きく成長したりするときには、何か一つの「きっかけ」があると思います。それがいつ、どこで訪れるのかは分かりません。

今回の練習会が、その一つになる選手がいるかもしれない。誰かの言葉かもしれない。一本の跳躍かもしれない。仲間の姿かもしれない。

だからこそ、これからも私たちは、そんな「きっかけ」をたくさんつくっていきたいと思っています。そして、選手の皆さんにも、ただ与えられるのを待つのではなく、自分からきっかけを探し、つかみにいってほしいです。今回参加してくれた皆さんが、ここで学んだことや感じたことを、それぞれの学校やチームに持ち帰り、これからの練習につなげてくれたらうれしいです。

第2回「跳・長・超練習会」は、11月末を予定しています。次回は跳躍に「走高跳」も入れられたらいいな……と思っています!今回できなかったこと、伝えきれなかったことも含めて、さらにいい練習会にしていきたいと思います。

選手も指導者も、学校やチームの垣根を越えて、一緒に学び、一緒に成長する。みんなで宮崎県の陸上を盛り上げていきましょう!【南郷中:北林】

先日の投稿、「季節の変化とともに暮らす私たち」を読み、最近の台風や大雨など、自然にはかなわない、自然とともに生きていることについて考えていました。

この数日の間に、近所の彼岸花(ヒガンバナ)が咲いたことに気づきました。猛暑でも冷夏でも、9月になると必ず花を咲かせる彼岸花の不思議を感じています。土の中でエネルギーを蓄え、花を咲かすのでしょう。陸上競技も同じで、結果が出ないときには、努力はエネルギーとして蓄えられているはずです。焦らずあきらめず、努力を続け、自分の咲くタイミングを待ってほしいと思います。

最近、身体が重い、疲れが抜けにくいなどと感じている人はいませんか? 気圧の変化で頭痛を起こしたり、気分がすっきりしない人もいるかもしれません。季節の変わり目には、環境変化の影響で体の不調が起こりやすくなります。季節の変わり目に負けない心と体を整えるために、以下のポイントを意識してみてはどうでしょう。
体のケア・・・湯船にしっかり浸かる・寝る1時間前のスマホ(ゲーム)オフ
※自律神経の副交感神経が優位になり、深い睡眠で疲労が回復します。
食事と水分・・・朝食を必ず食べる・温かい飲み物を取り入れる
※内臓の冷えを防ぎ、体温調節機能をサポートします。
心のケア・・・できないことより、今できる1つのことに集中する
※天候や環境の変化に振り回されず、軸がぶれないメンタルを作ることができます。
特に睡眠は、成長期の中学生アスリートにとって最高のコンディショニングです。身体を冷やさない工夫をしながら、しっかり体を休めましょう。

自分のペースで積み重ねてきた努力は必ず力になります。環境の変化に柔軟に対応し、自分のペースで一歩ずつ進みましょう。【宮崎西中:大坪】

みなさんは最近、「失敗したな」と思ったことはありますか?大会で思うような記録が出なかった。テストで思ったような点数が取れなかった。友達に余計な一言を言ってしまった。

できれば失敗なんてしたくないですよね。私もそうです。そして、何かに挑戦するときには、「失敗したらどうしよう。」「みんなに見られているから緊張する。」「うまくできなかったら恥ずかしい。」そんな気持ちが出てくることがあります。

でも私は、こういう気持ちは、「心の成長痛」なのではないかと思っています。体が成長する時期に、「成長痛」と呼ばれる痛みを感じることがあります。

それと同じように、心も大きくなろうとするときには、緊張する。不安になる。恥ずかしい。悔しい。そんな「痛み」を感じることがあります。

でも、それは裏を返せば、それだけ本気で挑戦しているということでもあります。悔しいということは、できるようになりたいということ。緊張するということは、その挑戦を大切にしているということ。

だから、そんな気持ちになったとき、「自分はダメだ。」ではなく、「今、心が成長しようとしているんだ。」そう考えてみてもいいのではないでしょうか。

そして、本気で挑戦していれば、失敗することもあります。だから私は、失敗したことよりも、そのあとに何をするかの方が大切だと思っています。

例えば、大会で自己ベストを出せなかったとします。「今日は調子が悪かった。」「風が悪かった。」そう言って終わることもできます。

でも、「スタートで体が起きるのが早かったな。」「最後の30mで力んでしまったな。」と考えることができれば、その失敗は次の自分を強くする材料になります。

これは陸上だけではありません。テストで点数が取れなかったなら、勉強の方法を変えてみる。友達とけんかをしたなら、自分の言い方を振り返ってみる。

失敗した瞬間は、確かに「マイナス」かもしれません。でも、そこから一つ学んで、次の行動を変えることができれば、その失敗はいつか「プラス」に変わります。

一番もったいないのは、失敗したのに、何も変えないこと。失敗は、「ここを変えた方がいいよ。」と教えてくれるサインでもあります。

だから失敗したときには、一度だけ考えてみてください。「この失敗から、何を持って帰る?」

一つでいいと思います。次は最後まで腕を振る。今日は10分だけ勉強する。明日は自分から挨拶する。その小さな一つが、次の自分を変えていきます。失敗しない人になる必要はありません。緊張してもいい。不安になってもいい。恥ずかしくてもいい。悔しくてもいい。

それは、心が大きくなろうとしているときの「成長痛」なのかもしれません。大切なのは、そこから何かを学び、もう一度挑戦することです。

何年か後に、「あの失敗があったから、今の自分がある。」そう思える日が来るかもしれません。緊張や不安、恥ずかしさや悔しさは、心の成長痛。

そして、失敗で終わるか。成長のきっかけにするか。それを決めるのは、失敗した“あと”の自分です。【久峰中:佐藤】

今回は、自分が理科の先生ということもあり、「理科から見た陸上競技」というテーマで書いてみたいと思います。

そもそも、理科とはどのような教科なのでしょうか? 皆さんも学校でいろいろな実験や観察を行っていると思います。理科では、自然の中で起こっている現象に対して、「なぜ、このようなことが起こるのだろう」と考え、「多分、こうなのではないか?」と仮説を立てます。そして、その仮説が正しいのかどうかを、実験や観察によって確かめていきます。仮説が正しければ、そこからさらに次の仮説を立てます。逆に、思ったような結果にならなければ、「何が違っていたのか」「どの条件を変えればよいのか」と考え、もう一度確かめます。このように、仮説を立て、それを確かめ、その結果をもとにまた考える。こうした学び方は「探究」とも呼ばれています。

この理科の視点から陸上競技を見てみると、実は共通するところがとても多いと思います。陸上競技は、大きく分けると「走る・跳ぶ・投げる」の3つです。そして、そのすべてで結果が記録として表れます。何秒で走ったのか、何m跳んだのか、何m投げたのか。自分が行ってきた練習の結果が、数字としてはっきり表れるのが陸上競技です。

では、その記録をさらに伸ばしたいと思ったとき、どうするでしょうか? 例えば、「もっと速く走りたい」「もっと遠く、高く跳びたい」「もっと遠くに投げたい」と思ったとします。

その時にまず必要になるのが、自分の動きの分析です。自分の動画を見たり、トップ選手の動きと比べたり、先生やコーチからアドバイスをもらったりしながら、「自分はここができていないのではないか」「この動きが記録の向上を妨げているのではないか」と考えます。

次に、「この動きを改善することができれば、もっと記録が伸びるのではないか」という仮説を立てます。その仮説を確かめるために、日頃の練習の中でその動きを意識したり、その動きを身につけるための練習を取り入れたりします。それを何日、何週間と繰り返し、最初は意識しなければできなかった動きを、少しずつ自然にできるようにしていきます。

最後に、記録会や大会でその結果を確かめます。記録が伸びれば、「この考え方は記録の向上につながったのかもしれない」と考え、さらに自分の動きを分析して次の課題を探します。逆に、記録が伸びなければ、「そもそも動きは十分に身についていたのか」「練習は十分に積めていたのか」「けがや疲労はなかったか」など、さまざまな要因を考え、もう一度仮説を立て直します。そして、次の練習でまた確かめていきます。

こうして考えてみると、理科と陸上競技はとてもよく似ています。理科では、現象を見て仮説を立て、実験や観察によって確かめ、その結果をもとにまた考えます。陸上競技では、自分の動きを分析して仮説を立て、日頃の練習の中でそれを試し、その結果を記録で確かめ、また次の課題を考えます。

つまり、陸上競技では、自分の体を使って何度も「実験」をしていると言えると思います。理科では実験器具などを使って仮説を確かめますが、陸上競技では自分自身の体を使って仮説を確かめていきます。そして、その結果を数字として見ながら、さらによりよい記録を目指していくのです。

理科の視点から陸上競技を捉えてみると、陸上競技の少し違った面白さが見えてくると思います。また、こうした「分析する」「仮説を立てる」「試してみる」「結果からまた考える」という視点は、陸上競技の中だけで身につけていくのはなかなか難しいものです。

では、そのような視点はどこで身につけるのでしょうか??
そうなんです! !日々の理科の授業です!!皆さんは理科の授業を通して、こうした「考え方」も学んでいます。そして、その考え方は、直接的ではなくても陸上競技に取り組む上での基礎になっていると思います。

これを読んでいる皆さんにも、日頃の理科の授業の大切さが少し伝わったと思います。ということで、皆さん、陸上も理科もどちらも頑張ってください!【東郷学園:三浦】

秋は、低気圧や移動性高気圧が交互に通り、天気がよく変わります。しかも、雨が降った後に強い風が吹き、快晴になるという順序です。そこで、「秋の天気は降る・吹く・ドン」ということわざがあります。ドンは快晴のことです。

秋は夕焼けが見られると、翌日はたいてい晴れます。天気は西から東へと移るからです。そこで、「秋の夕焼けは、鎌をとげ」といいます。「鎌をとげ」とは、鎌をといで、明日働く準備をしなさい、という意味です。

「秋、早くクマが里に出る年は大雪」といわれます。例年より山の雪が早いと、クマは餌を求めて里へ降りてくるので、そういう年は大雪になるというわけです。

朝夕の涼しさを感じる今日この頃ですが、日本各地での豪雨災害やクマが都市部へ出没するニュースが流れてきます。自然の恐ろしさを目の当たりにしていますが、同時に、私たちは自然とともに生きていることを忘れてはなりません。

昔から伝わることわざや言い伝えには、自然の変化を読み取り、災害を避けたり、明日の暮らしを整えたりするための知恵が込められています。天気の移り変わりを観察し、夕焼けの色に明日の空を想像し、山の気配から冬の訪れを感じる。そうした「自然を読む力」は、便利さが増した今だからこそ大切にしたいものです。

豪雨災害やクマの出没といったニュースは不安を呼びますが、自然の声に耳を澄ませ、備えを怠らず、互いに支え合いながら暮らしていくことが、これからの季節を安全に、そして、豊かに過ごすための鍵になるのかもしれません。

先日行われた全日本中学校陸上競技選手権大会(全中)。
宮崎県選手団のスタッフとして参加した椎葉中の溝口先生と、全国の舞台で戦う選手たちを間近で見ながら、「この経験を来年につなげたい」「宮崎県の選手たちが、もっと全国で勝負できるようにしたい」
そんな話をしていました。

溝口先生も全中を終えてのブログの中で、全国大会に出場した選手一人ひとりの姿が、宮崎県全体のレベルを引き上げることにつながると書かれていました。実際に全国の舞台に行って感じたのは、全国に出る選手だけが頑張るのではなく、県内で一緒に競い合う選手が増えていくことも大切だということです。

来年度から全中の大会構造も大きく変わり、全国への道はこれまで以上に狭くなります。それでも、宮崎県から一人でも多く全国で勝負できる選手を出したいと思っています。

今年の全中が終わり、すでに来年の滋賀全中に向けたスタートは始まっています。そして長距離にとっては、その途中にこれから本格的な駅伝シーズンも待っています。来年の全中を見据えながら、まずは今、それぞれの目標に向かって力をつけていく。

そこで今回、走幅跳と長距離に絞った「跳・長・超強化練習会」を企画しました!当日は、専門の先生方による練習だけでなく、ミーティングも行います。全中を目指している選手だけの練習会ではありません。

県大会で活躍したい。自己ベストを更新したい。駅伝でチームに貢献したい。もっと強くなりたい。

そんな選手にも、ぜひ参加してほしいと思っています。他校の選手と一緒に練習したり、普段とは違う先生から教えてもらったりすることも、良い刺激になると思います。

来年の滋賀全中へ。そして、これからの駅伝シーズンへ。宮崎県みんなで盛り上げていきましょう!

「跳・長・超強化練習会」

日時 9月21日(月)9:00~16:00
場所 霧島酒造スポーツランド都城 KUROKIRI STADIUM
対象 宮崎県内の中学校に在学する競技者
種目 走幅跳・長距離
参加料 500円
申込方法 Webエントリー
申込締切 9月16日(水)16:30

申し込み締切まであとわずかです!少しでも「参加してみようかな」と思っている人は、ぜひ参加してください。たくさんの参加を待っています!【南郷中:北林】