九州中学駅伝大会総評
大会前から雨の予報が出ていましたが、粘りに粘り、朝はうっすら晴れ間もあるコンディションでした。そんな中、女子がスタートしました。結果は速報で伝えた通りです。本県中学女子長距離は、今年もなかなか苦しい状況が続いていますので、駅伝シーズンも厳しい戦いを覚悟しており…。各県予選の結果から沖縄勢4校との戦いかなと予想していました。結果はまさにその通りとなりました。ただ、大淀中のエース有田さんが久しぶりに快走したことは評価でき、全国大会では昨年以上の結果を期待したいと思った次第です。小林中学校は、2年生主体のチーム。次年度、天草でのリベンジに期待です。
男子のレース前から雨が降りだし…。3区後半あたりからは、まるで台風のようなコンディション。そんな中、小林中、西中ともに力走。体調不良者も出ることなく、無事に大会を終えました。小林中が昨年に続き、ランキング以上の結果を出し大健闘。3区途中まで先頭を走る素晴らしいレースでした。エース鶴君は、夏の1500,3000m優勝に続き、1区区間賞の称号。全国大会でもチームを勢いづけるレースを期待したいものです。西中はエース格の清水君が修学旅行と被り欠場、苦しい戦いとなったのですが、懸命にたすきを繋いでくれました。5区黒木君の突風にあおられながらも前を見据えて走る姿に感動を覚えました。写真からも、その姿が伝わったことと思います。あ、それとです。2区の福留君。彼は、走幅跳の県チャンピオンで、九州大会2位の選手です。このように、チャレンジする姿勢に刺激をもらい、県内の中学生が頑張ってもらえたら嬉しいなと思ったところです。
次は、滋賀県での全国大会です。大淀中学校と小林中学校の応援、引き続きよろしくお願いします。【専門委員長 三股中:田原】