宮崎県でも夏の甲子園予選が始まりました。毎日、どの高校が勝ったかな?教え子は試合に出れたかな?とチェックをしています。毎年、夏の甲子園ではたくさんのドラマが生まれ、感動を与えてくれます。野球に限らず、スポーツには人の心を動かす力がありますね。

私は、人を感動させるには条件があると思っています。一つ目が、一生懸命であるということです。強い、弱い、上手い、下手など関係なくとにかく自分の力を出し切って一生懸命、全力で戦う姿に心が動かされます。二つ目は、最後まで諦めないということです。見ていて正直、勝敗がついたような試合もありますよね。圧勝であろうと大敗であろうと最後の最後まで諦めずに戦い抜く姿に心が動かされます。

きっとみなさんにも人の心を動かす力があるはずです。7月23・24日にみなさんの姿を見て心を動かされる人が一人でも多くいるといいですね。私もその一人になりたいと思います。【日向中:河原】

続けてもなぁ・・・。そんなことを言っているみなさん!幼少期のことを思い出してください。自転車の練習をしていたときのこと、補助輪を外し自転車の練習をしていたあのときのことです。何度も転び、時には膝を擦りむき、保護者の方の協力を得ながら、何度も何度もチャレンジをしたあのときのことです。でもいつのまにか、あっ、乗れた、できた!と喜びを感じたあの瞬間!!うれしかったですよね。

一直線に成功に到達することはなかなかありません。長い停滞時期があり、そこから一挙に急カーブ、成功はある日突然やってきます!これは勉強にもスポーツにも当てはまります。

でも、続けるだけではダメ、目標をしっかりともつことがポイントです。以前、このブログで話をしましたが覚えていますか?走高跳の世界記録2m45!とんでもない高さですよね。様々な場所に設置されている電話ボックスの高さが2m26(一般的な高さ)だそうです。あの電話ボックスをも楽に超える高さを跳ぶなんて・・・、信じられません。

しかし、2m45を跳ぶ選手でも、あの走高跳のバーがなければその高さを跳ぶことができないそうです。走高跳の選手にとって、あのバーがとても大切になります。そう、選手にとってはあのバーが目標になるのです。世界記録を出すようなバー(目標)ではなくてもいい、どんな目標であってもいいから、常に目標をもち続けることが大切です。

ただし、目標というのは、(1)目に見えるはっきりとしたもの、(2)今の自分が目指すのにふさわしいものであることが重要です。さぁ、勉強(受験)、スポーツ(県大会)、どれもみなさんにとって大切なものだとは思いますが、その先を見据えて行動してみませんか?自分のために!!

〇〇〇に当てはまる言葉、わかりましたか?正解は「無意識」です。

なぜ無意識にできるようになったのか・・・、それは、何度も何度もその行動を繰り返してきたからです。初めは意識をしていた・・・、でも、今は?

そう、繰り返し行うことで、今では何の意識もせずにできるようになっている。ここが大切なのです。

学校で生活していると、これぐらい、いいじゃないか!と思うことがあるかもしれません。しかし、毎日の行動の一つ一つがみなさんの人生をも決めるかもしれない「あれ」につながります。「あれ」に備え、どんな行動を積み重ねますか?「あれ」とは受験、県大会など、様々なことが当てはまるかもしれません。

例えば、「あれ」を受験として考えてみましょう。試験当日に遅刻をしたら・・・、受験票を忘れたら・・・。そうならないように、日常生活の中で、時間を守ること、忘れ物がないように前日に確認することを無意識にできるように続けて行動しなければなりません。

でも続けてもなぁ・・・。このように考えている人はいるかもしれませんが、果たして本当にそうですかね?(明日に続く)

みなさんの日常生活の中でこんなことはありませんか?

お風呂に入ったときに、体を洗っている途中、「あれっ?今、頭洗ったかな?」と自分が頭を洗ったかどうか忘れることありませんか?

この話を聞いて、「うそ?」「本当?」「そんなことがあるわけがない!」と思っている人がいますよね。自分だけ?と思って、職員室でこんな話をしたところ、何人もの先生方が、「あるある!」と。ほらね~と思わず私は一安心!

では、こんなことはありませんか?

自宅を出て、数歩歩いてからカギをかけたか心配になり、戻ってドアを引くと、しっかりカギがかかっていたということはありませんか?

今度は「あるある」と思わずみなさんの声が聞こえてきそうです。

でも結局のところ、「頭を洗ったかな?」「カギをかけたかな?」と不安になりますが、たいていの場合は頭を洗っているし、カギをかけているのです。これは、みなさんがすべて〇〇〇に行動していた生活の一場面です。みなさんは、これまでに何十回、何百回、いやそれ以上に頭を洗い、カギをかけています。まさかとは思いますが、「は~い、今から頭を洗いま~す」「今からカギをかけま~す」と一回一回声に出す人なんていないはずです。(笑)いつのまにかみなさんは〇〇〇に行動している・・・。みなさんは、自分でも思い出せないぐらい、〇〇〇に行動しているのです。〇〇〇にできるってすばらしいですね!

さて、〇〇〇に当てはまる言葉は何でしょうか。ヒントは漢字3文字です。わかるかな?(明日に続く)

県大会まで、あと2週間と少し…。
皆さんには、ここぞという時に、自分を励ましてくれたり、勇気づけてくれたりする曲はありますか?
今回は、何か皆さんの力になればと思い、私の大好きな曲を紹介したいと思います。

宮崎県出身のシンガーソングライター・NOBUさんの『たのしみなさい。』という曲です。

私は、久峰中学校陸上部の生徒によくこんなことを話します。

「楽をするのではなく、陸上を本当の意味で楽しもう」
「本当に支えてくれている人たち(保護者)に感謝しよう」
「応援される人(チーム)になろう」

いつも伝えてることが、詰まった曲です。

目指してきた大会だからこそ、緊張すると思います。楽な道を選ばず、努力してきたからこそ、その努力が無駄になったら、、、と不安な気持ちになるかもしれません。もしかしたら、皆さんが、本当に支えてくれる人の存在と、感謝の気持ちに気づいて、県大会の舞台を、本当の意味で楽しむきっかけになればと思います。

ぜひ聴いてみてください。県大会での健闘を祈ります。【久峰中:佐藤】

高原中学校は、1年生73名、2年生60名、3年生69名の生徒がいる学校です。本校では「夢・挑戦・感動」のスローガンのもと生徒一人一人が充実した学校生活を送っています。学びあり、誇りあり、青春ありのすばらしい学校です。

その中にある高原中学校陸上競技部は現在1年生7名、2年生4名、3年生2名の計13名で活動しています。他の学校の陸上部と比べて少々少ないですが、顧問の先生の指導のもと部員一人一人が協力して個々の目標に向かって努力しています。

目標を達成するために、陸上部を支えてくださる先生方や保護者のみなさん、関係者の方々への感謝の気持ちを表しながら練習に励んでいます。応援をよろしくお願いします。【高原中:主将】

先日、通信陸上で走幅跳の役員をさせていただきました。多くの選手を見ていて、とても印象的なことがありました。

正直に言うと、ピットに入る時も出る時もきちんと一礼する選手、名前を呼ばれた時に大きな声で「はい!」と返事をする選手、待機中も地べたにだらしなく座らない選手って、全体を見るとかなり少なかったんです。でも、そういう基本的な礼儀やマナーができていた選手は、ほぼ例外なく決勝に残っていました。「やっぱりそういうことなんだな…」って、改めて感じさせられました。

これは走幅跳だけの話ではないと思うんです。短距離でも長距離でも、投擲でも、競技に向き合う姿勢や礼儀正しさが、集中力や精神力、ひいては競技力に影響してくるのではないでしょうか。

技術や体力はもちろん大切です。でも、競技場での立ち振る舞いや挨拶、返事といった基本的なことが、実は選手としての成長にとって重要な要素なのかもしれません。

私がその場で返事や地べたに座ることに対して注意をしても、なかなか改善されない選手もいました。正直、少し残念に思うこともありましたが、まだまだこれからです。

県大会、そして残りのシーズンに向けて、みんなの成長を楽しみにしています。記録を伸ばすことも大切ですが、競技を通じて人としても成長できる、それが陸上競技の素晴らしいところだと思います。

礼に始まり礼に終わる。そんな当たり前のことを大切にできる選手になってくれることを、心から期待しています。【三股中:今村】

通信陸上大会に参加した皆さん、お疲れ様でした。県大会では更にレベルの高い戦いが繰り広げられることを期待しています。

自分は大会に出ている選手は、「出場者」「挑戦者」「実力者」の3つに分かれると考えています。
「出場者」出ることに満足している人
「挑戦者」実力者に負けない気持ちをもち、戦っている人
「実力者」更なる高みを目指して競技に打ち込む人
特に、フィールド競技は競技時間が長いこともあり、試合中の姿に出ており、会場の緊張感を崩してしまっていることがあります。更に言えば、「出場者」に関してはそれすら気付かないことが多いです。試合だけのことなら良いのですが、多分これは日頃の練習でも同様のことが言えると思います。

県大会に出場する選手は、地区を勝ち上がった選手か参加標準を切った選手の集まった大会です。ぜひ、全ての選手が「実力者」「挑戦者」の大会であってほしいと思います。
大会までの練習への向き合い方、日頃の学校生活、全てを通して「実力者」「挑戦者」を目指して日々を過ごしましょう。皆さんの頑張りを期待しています。【西小林中:信時】

通信陸上お疲れ様でした。今回初めてのKUROKIRI STADIUMでの開催という事もあって標準記録突破者や好記録がたくさんでた素晴らしい大会になったと思います。

あの大きな競技場で大会をするという事は、それなりに人がいるという事です。今大会の審判員、補助員合わせて何人の方が関わって大会が実施できてると思いますか?答えはプログラムに載っていますので数えてみてください!また、たくさんの係りもあるのでどんな事をするのか調べみるのもいいですね。(ジュリー、ディレクターとか)

陸上競技って本当にたくさんの人の協力がないと出来ないので、1つ1つの大会に感謝の気持ちをもって参加できるといいですね!大会終了後ゴミ拾いをしている生徒や学校があって感動しました!そんな人達にはきっといい事があると思いますよ!本当は大淀中学校の補助員事情書こうと思ったのですが、長くなってしまったので別の機会にしたいと思います。暑い日が続きますが、県大会に向けて練習を頑張っていきましょう!【大淀中:河野】

今週末はいよいよ通信陸上です。自己ベスト更新、標準記録突破を目指して頑張りましょう。

先日、高校生も広島インターハイの切符を目指し、南九州高校陸上が熊本で行われました。本校の卒業生3名が出場権を得ることができました。

その中に宮崎工業で陸上を続けている女子選手がいます。その選手は3年前の県大会当日に足の指を骨折し、競技を続けられる状態ではありませんでした。話し合いの結果、「九州大会に私は絶対行く」と自分の意思を最後まで貫き通し、出場、九州大会の出場権を得ました。しかし、九州大会では自分の投擲ができず、本当に悔しい結果に終わりました。

高校進学の時もいくつかの高校からお誘いがあり、学業優先か、競技優先かで悩み、ギリギリまで悩んだ結果、競技続行を選択しました。私も「なぜ、陸上を続けるの?」と聞くと、「このまま終わるのが悔しい」「自分を勧誘してくださった高校の先生を信じる」、だからあと3年間頑張りたいと話してくれました。

高校3年間は、楽しみや喜びよりも辛さ、苦しみの方が多かったかもしれません。しかし、本人の中には「絶対インターハイに出場する」という強い思いと、「先生をインターハイに連れて行く」という強い想いがあったと思います。

自分の力を信じること、指導者のことを信じ抜くこと。この信じる力が南九州での5投目の逆転投擲になったと思います。この卒業生から「信じる力」の大切さを再度学ばせてもらいました。

中学生のみなさんも「信じる力」で通信陸上頑張っていきましょう。みなさんたちなら絶対やれます!信じています!【小林中:國丸】