U16大会が終わりました。新しい種目へのチャレンジと合わせて、夏休みの取組が確認できたのではないでしょうか。次は地区秋季・県秋季大会へ向けて1・2年生中心の新チームで本格的に始動していくことになります。

大会が終わると、成果が出ている選手を見てうらやましく思うことはないですか。逆に、成果が出ない自分をダメだなと感じることはないですか。

「比較する」ということは、自分のことをよく知る上で大切なことです。単純に記録だけではなく、技術的なことや体力的なこと、練習の取組等で自分のいい点・改善すべき点を周りの選手と比較すると自分の力がわかりやすいと思います。

強くなっていく選手は、他の選手(先輩・ライバル)と自分を比べて、「あの選手みたいに速くなりたい」「あの選手のようにうまく跳びたい」と、自分のモデルとしてみることができます。その中で、自分に足りないものやできていないことに気づき、そこを少しでも改善しようとしていきます。技術や体力を向上するためには、一定期間の時間がかかりますので、すぐにできることばかりではないと思いますが、「あの動きができるようにもう少し練習しよう」といった自分のモチベーションにも変えられますし、自分の現在の力を確認することができます。

強くならない選手は、周りの選手と比較しても、自分のできていないことや自分の違う部分に気づきません。気づいたとしても改善するための取組までたどり着きません。ゴミが落ちていても拾わないのと同じです。また、「あの人はもともと速い人だから」「どうせできない」「頑張っているのに」と正しい比較ができずに自分に言い訳をして終わります。

中学1年生のうちは、練習メニューにしっかり取り組んでいけば、多くの選手が伸びると思います。しかし、強くなるためには、自分の取組について他の選手と正しく比較することが重要になってきます。自己評価が不安定な中学生の時期は、「自分はダメだ」となるのが一番避けたいところですが、本当にダメなのは、やるべきことがわかっているのに何もしないことではないでしょうか。

部活や勉強等で「正しい比較」ができていますか。【住吉中:村北】

全国大会へ参加した選手のみなさんの感想を紹介します。

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九州大会へ参加した選手のみなさんの感想を紹介します。

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私が勤務している小林中学校では、25日(火)から学校が始まりました。西諸地区は2学期制なので、1学期後半のスタートということになりますね。小林中に赴任して1年目の夏休みは有難いことに、忙しくも充実した毎日でした。

九州大会、全国大会の引率では、たくさんのことを勉強させていただきました。生徒にも常々「せっかく大会に来たのなら、何か1つでも学んで帰るように」と伝えていますので、先生方の生徒への接し方や指示の出し方、アップまでの動きなど、参考になることがたくさんありました。また、私の現役時代にも感じていたことですが、狙った試合で狙ったパフォーマンスを発揮する難しさは永遠の課題だなと感じたところです。しかし、「だからこそ、陸上競技は面白い!」とも実感しました。

さて、全中で宮崎から山口に向かう道中、移動時間がかなりあるということで、『俺たちの箱根駅伝』を読了しました。10月からドラマも始まるので、知っている人も多いかと思います。皆さん、もう読みましたか?内容を書きすぎるとネタバレになってしまうので…。僕が読んで感じたことは「一人一人にストーリーがある」ということです。当たり前のことですね。しかし、改めてそうやって考えることは少ないのではないでしょうか?私も自分自身を振り返るきっかけになりましたし、せっかくなら『自分の人生(ストーリー)を面白くしてやろう!』と今は考えるようにしています。何か壮大なもののように思えますが、それこそ小さなことの積み重ねだと思います。

夏休みが明けて、何か新たに頑張りたいことは決まりましたか?それがあなたのストーリーになっていくと思います。暑い日がまだまだ続きそうですが、気持ち新たに頑張っていきましょう!【小林中:大土手】

今回、男子4種競技に出場した選手の引率で山口全中に参加させていただきました。暑熱対策が図られている中での15時開催は初めてでしたが、アップをする時間が1番暑く、夏の時期の外スポーツの難しさを改めて感じました。また、午前の過ごし方などは出発前から準備をしておかないと午後からのアップに上手く乗れないなと気付きました。

今大会は、日本新記録が多数出るなどハイレベルなレースを目の当たりにする事できました。ただ、その中でも今回全中に参加した宮崎団の選手が非常に粘り強い走・跳・投を見せてくれました。感動するレースが多かったです。

その中でも私は長距離に携わっている身として男子1500mで宮崎西附属中の森くんと三股中の瀬尾くんが2人決勝に進んでくれた事が特に印象的でした!予選から自己ベストの走りをし、決勝でも県中新と自己ベストを出せるのは本当に力がある証拠です。非常に彼らの走りからパワーをもらえました。感動をありがとうございます。

ただやはり全国のレベルは高い…。これまでに沖縄全中と今回の山口全中を経験させてもらいましたが、1番全国大会までを通して感じる事は、『夏休み期間の意識』です。選手の人は、もちろん全国大会を目指して3年間努力すると思いますが、標準記録突破した先にもう1段階壁あるように感じます。

先生方も1週間休みを取らないといけない中で選手が自分1人で向き合う期間が夏休みは必ずあります。その期間、体を休める事は大事ですが、頭の中の状態としては集中力を切らさない事が重要だと考えます。考えすぎという意見もあるでしょうが、でもそこまで意識しないと上位入賞には届かないと自分自身が感じました。

なぜなら全国大会は、前泊を含めると3日間はあるからです。長い戦いです。来年九州・全国中を目指す人は、そこまでやりきれる集中力・忍耐力をつける事を意識すると良いと思います。普段の学校生活から気をつけていきましょう!【本郷中:川内】

先日行われた山口全中に帯同スタッフとして参加させていただきました。私は大会2日日の後半日程からの参加となりました。スタッフとして参加させていただいたのは2024年の福井全中に続いて2回目となりました。

私は後半に実施された競技のサポートしかできなかったのですが、宮崎県選手団が全国のライバルたちと戦っていく姿に手ごたえを感じた大会でしたし、全国で戦うことの厳しさを感じた大会でもありました。ここ数年入賞ゼロが続いていましたが、鶴窪くんの200m5位入賞を皮切りに、TR進出、自己ベスト、県中学記録樹立と宮崎県選手団のハイパフォーマンスが見られ、来年開催される宮崎国スポにも弾みがついたのではないかと思います。

私はハードル競技が専門ですので、ハードルに出場した堀内さん(生目中)、田中くん(姫城中)、深津くん(住吉中)のウォーミングアップ等のサポートもさせていただきました。ハードル種目はここ数年標準記録が上がってきた種目ですが、その中でも複数エントリーすることができました。特に女子ハードルは4年ぶりの全中出場であり、来年以降の後輩たちの活躍も楽しみなところです。宮崎県選手団も力を尽くしたのですが、それ以上に全国のレベルの高さを感じました。今回の大会で言えばA決勝進出ラインは男女ともに13秒9台です。ハードリング技術ももちろん高いのですが、それ以上に感じたのがスプリント力でした。今回、110mHを日本中学新(13秒26)で優勝した櫻井くんは100mでも今季中学トップ(10秒66)の記録をもっていますし、100mHで優勝(13秒52)した上宮さんも調べてみると、12秒51の100mの自己ベストをもっています。ハードルもスプリント種目ですので、100mの走力アップが記録向上につながることを改めて感じさせられました。

さて、山口全中も終わり、秋のシーズン、そして来年の県・九州・全国へ向けた戦いがスタートしていきます。改めて、宮崎県選手団の皆さん、これまで本当にお疲れ様でした。この大会へ向けて様々な思いをもって取り組んできたのではないかと思います。嬉しい結果や悔しい結果、人それぞれだと思いますが、この経験が自分を成長させる糧となるはずです。また、皆さんの試合での活躍を見て、多くの宮崎県の選手が勇気と感動をもらっています。皆さんの頑張りが来年の滋賀全中へとつながっていくのです。さあ、1・2年生、来年は誰が全国の舞台で輝きますか?がんばれ!宮崎!【串間中:矢野】

全国大会を終えて、本郷中の井上くんから投稿がありました。紹介します。

今は悔しいという気持ちが一番大きいです。僕は今回、全国大会に4種競技で出場しました。全国大会という大きな舞台で入賞することを目標にしていましたが、結果は16位でした。

ここまで入賞を目指して練習してきた分、本当に悔しかったです。「もっとできたはず」という思いもあります。しかし、全国大会に出場したからこそ経験できたこともたくさんありました。

特に印象に残っているのは、男子走り幅跳びの日本中学記録更新、男子ハードルで日本中学記録が予選から2回も更新され、さらに決勝でも日本中学記録が再び更新されたことです。日本のトップレベルの選手が集まる全国大会で、目の前で日本中学記録が何度も更新される瞬間を見ることができたのは、本当にすごい経験でした。

また、僕は今回、県団キャプテンも務めました。県団ミーティングでキャプテンだと発表されたときは、まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので、とてもびっくりしました。最初は自分に務まるのか不安もありましたが、周りのみんなや先生方に支えてもらいながら、最後までやり切ることができました。キャプテンを経験したことで、競技だけではなく、周りを見ることや仲間と協力することの大切さも学びました。

自分一人の力では、ここまで頑張ることはできなかったと思います。入賞できなかった悔しさはありますが、全国大会に出場できたこと、そして日本記録が生まれる瞬間を実際に見ることができたことは、これからの自分にとって大きな財産です。
この経験を無駄にせず、ここまで支えてくださった先生方、家族、仲間、応援してくださった皆さんに感謝しています。

長かった夏休みも終わりを迎えようとしていますね。すでに2学期が始まった学校もありますが、宿題は終わっていますか?夏休みの思い出は?夏休みは自由な時間が多かった分、日頃できないことがたくさんできたのでではないでしょうか。

今日は一冊の本を紹介します。本を読むのが苦手な人も陸上が題材の本なら読めるのではないですか。日頃、本を読む時間がない人も夏休みを利用してぜひ、読書を。

この話は離島の高校陸上部の話です。人数不足の中奇跡的に揃ったリレーメンバーですが、人間関係は最悪でチームはバラバラ・・・そんなメンバーのバトンは繋がるのでしょうか。気になる人は読んでみてください。【日向中:河原】

8月20日〜23日の4日間、山口全中が開催されました。私は「チーム宮崎」の男子監督として選手のサポートをさせていただきました。自分の学校が全中に出場しない年はこのようなサポートを行っていますが、振り返ってみると茨城、福島、愛媛、沖縄、山口と今回で5回目となります。今年は国スポ前年ということもあり、2023年の愛媛全中を超えるような活躍を期待していました。

8月1日のミーティングでもお話ししましたが、現在の3年生が1年生だった頃は、「ターゲットエイジ世代なのに全国で勝負できる選手はいるのだろうか…」と先生方と話していたのを覚えています。しかし、そんな心配を払拭するように14名が標準記録を突破し、全国ランキング上位の選手もいたため、大会前の高揚感は非常に高まっていました。また、例年とは異なり宮崎県の選手が出場する種目の偏りが少なく、毎日バランスよく競技があったため、常に緊張感と胸の高鳴りを感じる充実した4日間となりました。簡単ではありますが、この4日間で特に印象的だった場面を振り返ります。

【1日目】
男子200mの鶴窪くん(三股中)。21秒84の県中学新記録で見事に決勝進出を果たしました。決勝進出は間違いないと思っていましたが、全国という大舞台で自己記録を更新した走りは本当に素晴らしかったです。

【2日目】
男子四種競技の井上くん(本郷中)が、110mHと砲丸投で次々と自己記録を更新。男子キャプテンとしてチームに勢いをつける姿を見せてくれました。そして、男子200m決勝の鶴窪くんが5位入賞。彼はリレー予選、200m決勝、リレーのTRとこの日3本を走りました。疲労もあったと思いますが、本当に極限までよく頑張りました。全国5位という素晴らしい結果にもかかわらず悔し涙を見せた姿は、彼がどれほどの努力を重ねてきたかの証だと感じました。

【3日目】
男子100mの戸髙くん(三股中)、女子走幅跳の緒方さん(西池AC)、男子1500mの瀬尾くん(三股中)と森くん(宮西附属)。戸髙くんはスタート時の躓きにより惜しくも決勝進出を逃し、緒方さんもあと一歩の9位。入賞が期待されていた二人でしたが、全国の高い壁に阻まれる形となりました。そうした中、1500mでは2人揃って決勝進出という快挙を成し遂げました。しかも2人とも積極的に前方でレースを展開し、見事に決勝の切符を掴み取りました。

【4日目】
1500m決勝、男子走高跳の堀之内くん(大淀中)。堀之内くんは途中のアクシデントにも負けず、最後まで諦めずに競技に挑んでいました。1500mの森くんは惜しくも8位入賞に届かず9位となりましたが、県中学新記録を樹立。瀬尾くんも予選・決勝ともに自己ベストを更新しての12位でした。

全中に参加した宮崎県の選手たちは、全員が全力を尽くして戦っていました。大会に向けて万全の準備をしてきた結果、故障や体調不良もなく最高の状態で大会を迎えられたことは大変立派です。さらに、全国の舞台で自己記録を更新できた経験は、今後の大きな自信になるはずです。こうした一人ひとりの姿こそが、宮崎県全体のレベルを引き上げる礎となります。出場した選手の皆さんは、ぜひ今回の経験と熱量を多くの人に伝えてください。来年度からの全中は大会構造が大きく変わり、これまで以上に狭き門となります。そうした厳しい環境のなかでも全国で勝負できるよう、これからまた1年、共に頑張っていきましょう!来年の滋賀全中まで、残り358日です!!【椎葉中:溝口】

全中陸上に、宮崎県選手団のスタッフとして帯同してきました。全国から各都道府県を代表する選手たちが集まる全中。会場の雰囲気、選手たちの緊張感、そして全国トップレベルの競技を間近で見ることができ、本当に内容の濃い時間になりました。

その中で強く感じたのは、宮崎の選手たちが全国の舞台でも堂々と戦っていたことです。全国大会に出場するだけではなく、自己ベストを更新する選手、上位に食い込む選手、そして全国の強豪を相手に最後まで勝負する選手。そんな姿を見ながら、「宮崎の中学生も全国でしっかりと戦える」ということを改めて感じました。

私自身は、この全中で専門としている走り幅跳びのコーチングにも関わらせてもらいました。女子走り幅跳びには、西池ACの緒方さんが出場。全国大会という大きな舞台でしたが、その1本目で自己ベストを更新しました。あの独特の緊張感の中で、最初の一本から自分の力を出せたことは、本当に素晴らしかったと思います。

最終的な結果は9位。決勝進出までは、あと1cmでした。ほんのわずかな差で、結果が大きく変わる。そんな陸上競技の厳しさを、改めて感じました。もちろん、悔しい思いは残っていると思います。それでも、全国大会という舞台で自己ベストを出し、全国のトップ選手たちと決勝を争うところまで来たことは、大きな自信にしてほしいと思います。これまで積み重ねてきたものが、全国の舞台でもしっかり通用した。そのことを近くで見られたことを、私自身とても嬉しく思います。コーチとして関わらせてもらう中で、一緒に喜び、一緒に悔しさを感じ、私もたくさんのことを経験させてもらった全中になりました。

そして今回、改めて思ったことがあります。それは、全国は決して遠い場所ではないということです。今、宮崎で練習している1・2年生のみんなにも、そのチャンスはあります。今回全国で戦った選手たちも、最初から全国の舞台に立てたわけではありません。毎日の練習の中で、うまくいった日もあれば、思うようにいかなかった日もあったはずです。それでも練習を続け、一つずつ積み重ねてきた先に、今回の全国大会があります。

陸上競技では、ほんのわずかな差が大きな結果の違いになります。だからこそ、普段の練習での一本、一歩を大切にしてほしいと思います。今回、宮崎の先輩たちが全国で戦う姿を見せてくれました。次は、1・2年生のみんなの番です。来年の全中に向けた挑戦は、もう始まっています。また来年、宮崎から全国へ。そして全国の舞台で、宮崎の選手たちが笑顔で活躍する姿を楽しみにしています。【南郷中:北林】