チームで大切にしている言葉があります。それは、
「みんなで頑張ろう」ではなく、「みんなが頑張ろう」です。一文字の違いですが、私たちはこの違いをとても大切にしています。

「みんなで頑張ろう」という言葉は、仲間意識が生まれる一方で、どこか「誰かが頑張ってくれる」という気持ちにつながってしまうことがあります。人は弱い部分をもっているため、無意識のうちに人任せになったり、周りに甘えてしまったりすることがあります。

苦しい練習の時、最後の一本で少しだけ力を抜きたくなる時があります。誰も見ていない補強運動で、手を抜きたくなる時もあります。整理整頓やあいさつなど、「これぐらいでいいかな」と思ってしまうこともあります。きつい場面で、自分から声を出すことを避けたくなる時もあります。

「自分くらい…」
「少しぐらい…」
「これぐらいでいいや…」

そんな気持ちになることは、誰にでもあります。だからこそ、私は「みんなが頑張ろう」と声をかけます。全員が頑張る。一人一人が自分の役割を果たす。誰か一人ではなく、全員の本気が集まってこそ、チームは成長すると考えているからです。

駅伝や陸上は、個人競技でありながら、仲間の存在が大きな力になる競技です。しかし、その土台にあるのは、「自分自身が頑張る」というそれぞれの覚悟です。一人一人の頑張りが、必ずチームの成長につながります。

これからも、「みんなが頑張ろう」という言葉を大切にしながら、一人一人が成長できるチームを目指していきます。【三股中:福本】