強い選手は、何を考えているのか
現在、日本で開催されているアジア大会。連日、さまざまな競技で熱い戦いが繰り広げられています。27日、宮崎県出身の水久保漱至選手が、男子200mで20秒56を記録し、見事銅メダルを獲得しました!宮崎県にゆかりのある選手が、日本代表としてアジアの舞台で戦い、メダルを獲得する、同じ宮崎県で陸上競技に取り組む者として、本当に嬉しく、そして大きな刺激をもらいます。
そんなアジア大会ですが、競技そのものだけではなく、ぜひ注目してほしいものがあります。それが、アジア大会に出場する選手たちのインタビュー動画です。YouTubeなどで公開されています。競技をしている姿とはまた違った選手の姿が見えてきます。そこで、ふと思いました。
「選手の皆さんは、普段何を考えて競技をしているんだろう。」 競技も種目も、それぞれ違います。でも、話を聞いていて感じることがありました。トップ選手は、ただ練習を頑張っているわけではない。自分の競技を深く考えている。自分の強みは何なのか。何が足りないのか。どうすればもっと強くなれるのか。本番で自分の力を出すためには、何が必要なのか。そうやって、自分自身と向き合い続けています。
ただ「頑張る」のではなく、何のために、この練習をするのか。どうすれば、本番で一番いい走りができるのか。そこまで考えて競技と向き合っている。ここが、強くなるための大きなポイントなのではないでしょうか。
中学生のみなさん。みなさんは、普段の練習でどれくらい自分のことを考えていますか?「今日も練習を頑張った。」それだけで終わっていませんか?今日の練習で、何ができたのか。何ができなかったのか。なぜできなかったのか。次はどうすればできるようになるのか。この繰り返しが、自分を少しずつ変えていきます。強くなりたいなら、まず自分を知ること。速くなりたいなら、考えること。記録を伸ばしたいなら、自分の競技を研究すること。
トップ選手も、最初からトップ選手だったわけではありません。毎日の練習があり、失敗があり、悩みがあり、その中で考え続けてきたからこそ、今の舞台に立っています。ぜひ結果だけではなく、その選手がどんなことを考えて競技に向き合っているのかにも注目してみてください。そして、自分自身に問いかけてみてください。「自分は、何を考えて陸上をしている?」この問いに、自分の言葉で答えられる選手は、きっと強くなっていきます。
アジア大会。日本代表選手たちの戦いを楽しみながら、ぜひ一人の「競技者」として、選手の皆さんの言葉にも耳を傾けてみてください。強くなるヒントは、すぐ近くにあるかもしれません。【日向中:福吉】