目標設定シートを見返して

いよいよ2週間後、全中陸上への最後の切符をかけた県大会が始まります。皆さん、調子はいかがでしょうか。順調に練習を積み重ね、自信をもって県大会を迎えようとしている人もいれば、けがや不調などで思うような練習ができていない人もいるかもしれません。

先週末には宮崎県陸上競技選手権大会が行われました。100mをはじめ、多くの種目で県記録が更新されるなど、非常にレベルの高い大会となりました。実は、私も選手として出場してきました。結果から言うと、目標としていたタイムには届きませんでした。

私の家の玄関には、この写真の目標設定シートを貼っています。この目標設定シート、もしかしたら見覚えのある選手もいるのではないでしょうか?これは昨年、宮崎県中学校秋季体育大会陸上競技で上位に入賞した選手が集まった県選抜合宿で、夜の目標設定ミーティングの際に使われたものです。皆さんが前で目標設定シートを書いている間、私も皆さんの後ろで、同じように自分の目標を書いていました。

そのとき、専門委員長の田原先生がこんな話をされていました。「これまでの記録や現在の自分の実力をもとに、現実的で、実現可能な目標を設定すること。」

私もその話を聞き、自分なりに根拠を考えながら目標を設定しました。そして、その目標設定シートを玄関に貼り、毎日目にするようにしてきました。しかし、今回の宮崎県選手権では、その目標を達成することはできませんでした。

皆さんは、思うような結果が出なかったとき、どうしますか?悔しかったり、落ち込んだりすることもあると思います。が!ただ、それだけで終わってしまっては、次につながりません。何より大切なのは、「なぜその結果になったのか」を分析することです。

では、皆さんは自分の結果をどこまで詳しく分析できますか?分析するための材料はありますか?そんな時こそ、練習日誌の出番です!練習内容だけでなく、睡眠時間や体調、疲労感、その日のコンディションなども記録しておけば、感覚だけではなく、記録を根拠にして振り返ることができます。……という話は、一旦ここまでにして。

今回の宮崎県選手権について、私自身も分析してみます。一番大きな要因は、膝のけがでした。半年ほど前から、中学校の部活の練習でかっこいい姿を見せようとハイハードルでハードルジャンプをして以来、膝の痛みに悩まされ、思うように練習を継続することができませんでした。また、膝がなかなか治らないことで、練習に対するモチベーションも少しずつ低下し、その影響で十分なトレーニングを積めない時期が続きました。さらに、仕事の忙しさや疲れもあり、思うように練習時間を確保できないこともありました。

今振り返ると、一番の問題は、けがをしたことによって低下したモチベーションを、早く立て直すことができなかったこと。そこが、今回の一番の反省点だと感じています。思うようにいかないときほど、自分を分析し、できるだけ早く軌道修正することが大切だと改めて感じました。

しかし、この大会で改めて感じたこともあります。それは、誰かと一緒に走ることの楽しさです。同じレースで競い合える相手がいたり、ゴールした後にお互いの走りについて話したり、競技場で仲間と過ごす時間は、やっぱりいいものだなと改めて感じました。

膝には今も違和感があります。それでも、この状態と向き合いながら、後半シーズンはもう一度自己ベスト更新を目指したいと思っています。その自己ベストこそが、けがを乗り越え、以前よりも強い自分になれた証になると信じているからです。

皆さんも県大会まで、残り約2週間です。調子が良い人は、その状態を維持し、最高のコンディションで本番を迎えてください。一方で、けがや不調、思うようなタイムが出ずに悩んでいる人もいると思います。そんなときこそ焦らず、自分を分析してみてください。何が原因なのか。残り2週間でできることは何なのか。けがやベストが出ない時期を味わえば味わうほど、選手としての深みが出ます。暗いトンネルにも、いつかは出口があります。腐らず、頑張れ!

県大会では、一人でも多くの選手が自己ベストを更新すること、そして、一人でも多くの選手が宮崎県代表として、山口県で行われる全国中学校陸上競技選手権大会への切符をつかんでくれることを願っています。宮崎県の中学陸上選手一人一人の姿が、熱い会場の雰囲気をつくります。その熱い雰囲気の中では、いつも以上の力が発揮され、好記録も生まれます。

出場する選手全員の熱い姿で自己ベスト更新!これを読んでいるそこのあなた!!期待していますよ!!【東郷学園:三浦】

Posted by mzc