先日のジュニア陸上大会後の振り返りで、陸上部の生徒がこんなことを書いていました。「今回は、シーズン最初の大会で、冬季練習から頑張ってきたことが出せるかどうか、いつもと違う緊張があった。練習していない不安な緊張ではなく、絶対に記録を出したいという緊張があった。」

とてもいい気づきを自分でできたなと感じました。練習していないときの緊張は不安からくる、どうしよう…という緊張ですが、自分の走りや跳躍、投擲を模索しながら一生懸命に練習してきたときの緊張は結果を出したいという前向きな緊張になります。
同じ「緊張」でも、中身が全く違うということです。自分の気持ちや取り組みの変化を自覚できたからこそ生まれた気づきでした。その生徒は反省の最後に、こう書いていました。「地区大会までに自分にもっと自信をつけたい」と・・・。

自信がもてるようになると、次は緊張を良い集中に変えることができるようになります。みなさんも努力を積み重ねて、できるようになったことを自分できちんと認めてあげて、自信をもって地区大会に臨んでください。自己ベストの笑顔がたくさん見れると嬉しいです。【加久藤中:乙守】

宮崎県に台風が接近し、ほとんどの学校が臨時休校になったのではないでしょうか。台風といえば8〜9月のイメージですよね。この時期に休校になるのは珍しいことです。大きな被害が出ていないことを祈っています。

ほとんど家から出ることのできない1日だったと思いますが、皆さんは何をして過ごしていましたか?勉強に励む人、ゲームなどをゆっくり楽しんだ人、室内でできる自主練をした人、陸上の動画を見ていた人、大会の計画を考えていた人…様々だと思います。

私も昨日は自宅待機していたのですが、ふと思い立って久しぶりにルービックキューブを回してみました。ルービックキューブについての記事は度々「風の色」にも登場していますが、実は自分も中学生時代に田原先生(当時、大宮中)に遠征先で勧められてルービックキューブを始めた1人でもあります。(たしかジュニアオリンピックの時だったような…)

最初は全くできなかったのですが、何度も繰り返しチャレンジするうちに手順を覚え、スピードが速くなってきます。どうしたらもっと速くなるのかを考え、何度も、何度も練習していたのを思い出しました。

ルービックキューブも「やり方が分からない」→「考えたり、説明書を見ればばできる」→「考えなくても自然とできる」→「もっと速くなるために考える」というように上達していきます。これって陸上競技と似ていると思いませんか?

久しぶりにタイムを計ったら1分03秒46でした。かなりのブランクを感じましたので、また練習してみようと思います。【串間中:矢野】

県中学ジュニアにて7つの大会記録更新。その中の一つ「男子走高跳」では、12年前に私が更新した大会記録1m81を堀之内健くん(大淀)が1m86と大幅更新となりました。練習会などで少しでも指導に携わった選手がこうして記録を塗り替えてくれること、嬉しいばかりです。何といっても、競技後の「やりましたよ!」と言わんばかりの表情で報告に来てくれたことは私にとっても忘れられない瞬間でした。

今回、1m70から試技スタート170◯ 175◯ 180✕◯ 183✕◯ 186✕◯という流れで高さが上がっていきました。1m75をクリアした時点で優勝が確定していたのでそれ以降は高さが選択できたはずです。もちろん大会記録も頭にはチラついていたはず・・・ですが、1m80をクリアした後、大会記録の更新を狙う1m82ではなく、1m83に高さを上げた堀之内くん。もう彼の中には大会記録などは頭にはなく、全中(全国大会)の標準記録である「1m86」を見据えて1m83だったのだと思います。もし、あの時に1m82に設定してクリアしていたら、おそらく次は1m86に挑戦したはず。一気に4cmUPはリスクが大きいです。かと言って2cmずつ上げるのは勿体なさを感じます。高さが上がれば上がるほど、ピットに立った時の1cmの差がとてつもなく大きく感じます。180→183→186とスムーズな高さの上げ方も本当に見事な戦略的思考力でした。

昨年度、男子走高跳は宮崎県11年ぶりに笹岡永騎くん(本郷)が全国標準記録を突破しました。全国大会ではスタートの高さが1m79です。全国大会を意識し、高い高さからスタートする練習も必要になってきそうです。シーズンが始まったばかりのこの時期に全国標準記録の高さである1m86をクリアできたことは大きな自信になったと思います。現時点でこの高さをクリアできている中学生は全国に10人。プレッシャーも出てくるかもしれませんが、これからの更なる飛躍を楽しみにしています。【住吉中:川越】