練習会に参加した選手の皆さん、お疲れ様でした。今回のクリスマス練習会も充実した練習を行うことができ、また、年末最後の合同練習会として良い締めくくりとなりました。

【ウォーミングアップ】ハードルブロックでは、ウォーミングアップで必ずレクリエーション的なメニューを取り入れています。体を温めるのも大切ですが、選手の皆さんの緊張をほぐし、一日練習を共にするチームとしての雰囲気を作ることを目的としています。今回はリズムハードル、コーン集めゲームを行いました。次回の練習会でも楽しく、鍛えられるメニューを用意して待っています!

【午前練習】午前中はハードルドリルを中心に行い、最後に6台走でフォームの確認を行いました。今回伝えたポイントは①重心を落とさないこと(へその位置を高く保つ)②腰を前に進める意識の2点です。ドリルでできない動きを実際の走りの中で行うことはできません。良いドリルの動きを無意識にできるように、各学校の練習で継続・反復して練習に取り組みましょう。また、今回は利き足だけではなく、逆足のドリルにも挑戦しました。両足どちらも跳べることは、インターバルへの急な対応ができたり、身体のバランスが調整できたりとメリットが多いです。逆足についても継続して練習してほしいと思います。

【午後練習】午後のメイン練習は300mのタイムトライアルを行いました。ハードル走では、100mを走る体力+ハードルを跳ぶ体力、筋持久力が必要になります。また、高校、大学となると300mH、400mHという競技もありますので、ロングスプリントも走れるということは自己の可能性を広げることにつながります。今回は前回の練習会からの成長を確かめるコントロールテストとして行いました。前回の練習会より大幅にタイムを伸ばした選手もおり、成長を実感できたのではないでしょうか。かなりメンタル的にもタフな練習でしたが、互いに声をかけ合い、雰囲気良く練習を終えることができました。

練習会での経験、私たちからのアドバイスが選手の皆さんへのクリスマスプレゼントとなれば幸いです。いよいよ冬期練習も本格化してきます。辛くなった時には練習を共にした仲間達の顔を思い出してください。次の練習会や大会で、さらにパワーアップした姿で再会できることを楽しみにしています。【西中:矢野】

2022年最後の合同練習会(クリスマス練習会)が終わりました。第1回のMAGOKORO練習会に始まり、第2回のわくわく練習会、そして、第3回と、回を重ねるごとに練習会の雰囲気が良くなっているのを肌で感じました。宮崎県内の同じ志をもつ中学生が定期的に集まり、練習を共にしたり、時に意見交換をしたりと本当に良い機会だと実感しています。

さて、走高跳ブロックでは、午前中は走幅跳と合同でコントロールテスト、午後はドリルと跳躍練習を主に行いました。

午前中は普段慣れない動きもあり、初めは戸惑っている選手もいましたが、生目中の北林先生のご指導もあり、立ち幅跳び、立5段跳び、8歩助走走り幅跳びに、記録を狙って積極的にチャレンジしていました。冬季なので、様々な種目や動きを経験することはとても大事ですね。本番を意識して取り組む姿は大変素晴らしかったです。

午後の跳躍練習では、第1回、第2回の練習で学んだ「①軸、②締め、③ベクトル」を意識してドリルと跳躍練習を行いました。走高跳には、他の種目にはない要素が多くあります。例えば、曲線助走や踵で接地する踏切などです。だからこそ、難しさもありますが、その分、やりがいもあります。

冬季練習中も、普段の練習の中に走高跳につながるポイントはないか常に探究しながら練習に臨むことが大事です。走高跳の選手には、日頃から、「考える」ことが求められると思います。「考える」ためには、目標を設定し、それを達成するために必要なことを徹底的に身に付けていかなければなりません。目標と知識がなければ、「考える」ことはできないと思います。この冬は、しっかりと目標を設定し、知識を蓄え、練習を積んでほしいと思います。次の夏に目標を達成するために、2022年の練習会が少しでもヒントになってくれていると嬉しいです。【祝吉中:長田】