「テント力」は「チーム力」!
選手の皆さん、U16宮崎大会お疲れ様でした。さて、タイトルにあるテント力(てんとりょく)はチーム力(ちーむりょく)!という言葉ですが、体育大会が近づくたびに生徒へ話している言葉です。昨日の大会でも、朝早くから補助員の生徒がテントの設営に一生懸命に取り組む姿がありました。試合がある選手がほとんどだったのではないでしょうか、本当にありがとうございました。
上記の言葉の言わんとすることは、テント設営が速いチーム(組織)はチームとしても優れているということです。大体、1つのテントを設営するのに10人弱の人力を要します。どのような人たちの集団が速くテントを立てられるでしょうか。もちろんですが、設営の指示を出せる人、自分で気づいて動ける人、コミュニケーションをどんどんとる人たちのチームはテントが速やかに設営されていく様子が容易に想像できます。逆に、指示をされるのを待っているだけの人、ただ立っているだけの人、そもそもやる気のない人の集団では、いつまでたっても作業は進まないですよね。一人一人が目標達成のためにどれだけ自ら考えて動けるか、テント設営はチーム力の指標になるのではないかと思います。
これから体育大会や大会の準備でテントを立てたり、チームの陣地を設営したりする場面が出てくると思います。ぜひ、チームや学級をそのような視点で見てみてください。集団をまとめているのは誰でしょう。進んで、声を掛け合って作業をしているのは誰でしょう。皆さんにはぜひ、チーム力を高めるキーパーソンになってほしいと思います。
タイトルとは別件ですが、昨日の大会終了後に、競技場のゴミ拾いをしているチームがありました。一かたまりで動くのではなく、一人一人が考えて動く姿に感動したところです。チームの強さの秘訣はこういうところにあるのかもしれませんね!【串間中:矢野】