走高跳ブロックでは、大宮中の長田先生によるドリルを基本とした跳躍練習を行いました。繊細な動きがとにかく多い走高跳では、普段の練習で実践している跳躍が正しいのか、改善すべき点があるのか分からないままぼんやりと跳躍していることは無いでしょうか?ですが、このような練習会の中で細かい調整を行い、より跳躍が良いものへなっていけば、学校に戻った時も納得のいく跳躍ができるはずです。短い時間でしたが何か少しでも掴んで帰ることができれば、また1つ成長になったのかなと思います。 これから、冬季練習期間へ移行しますが、跳躍する機会をなるべく絶やさないでください。来シーズンにむけてこれからの冬季練習、皆で乗り越えましょう。【祝吉中 : 川越】

走幅跳ブロックでは、踏切局面を切り取って、ドリルを丁寧に行いました。説明をしましたが、どれだけ速い助走でも、この踏切局面ができなければ、飛び出しがうまくいかず低い跳躍になってしまいます。踏切足が地面に着く時には、リード足が引き付けられているか。細かく見てください。今回行った踏切ドリルは、砂場のない学校でも、家の周りでも行うことができます。各学校、様々なドリルに取り組んでいることと思います。ドリルで大事なことは何度も反復して行い、考えて行っていることを考えなくても行えるようになるまで体に落とし込む。そして、走幅跳のどの局面のドリルなのかを意識して行うことです。友達に見てもらったり、動画を撮影したりしながら丁寧に行ってください。学校で練習をしながら、分からないことなどある時は、メモをして、練習会等で聞いてください。自分の目標に向けて、充実した冬季練習にしましょう。【生目中 北林】

ここからは11月23日に県総合運動公園陸上競技場で開催されたわくわく練習会の様子です。

走幅跳ブロックでは、工事の関係で練習場所が制限される状況でしたが、高校の先生の指導を受けたり、高校生と一緒に練習したりと、普段の練習とは一味違う時間になりました。 初めてチャレンジするドリル等もあり、その場では理解できなかったことも多くあったと思います。しかし、一生懸命チャレンジしている姿は、さすが選抜で選ばれた選手だなと感心しました。 できなかったことは、ぜひ学校に戻っても、チャレンジして欲しいなと思います。 シーズンが終わり、本格的に冬季練習に入っていきます。大会のない冬季シーズンに意識てほしいことは、立てた目標を常に意識して練習をするということです。できることなら毎日声に出して確認してください。また、練習後には、目標に近づける練習になっていたのか振り返りをしてください。来シーズンみなさんが目標達成できることを祈っています。【生目中:北林】

走高跳ブロックでは、都城高専の永松先生、宮崎商業高校の大津先生、祝吉中の川越先生を中心に指導をしていただきました。 スキップの動きから、スラローム、サークル走、踏切動作など、細かい動きから、実際の跳躍につなげるために大切なことを多く学びました。 1日目は特に、非常に風が強く、コンディション的には困難な中でしたが、どの選手も指導者のアドバイスをしっかりと聞き、自分の力を伸ばそうとする姿勢がみられました。中には、この2日間で自己ベストを更新する選手もいました。 11月、12月は、今後も練習会があります。 今回の合宿で学んだことを、その場にいなかった選手に伝えたり、更に深めたりしながら、走高跳ブロック全体を盛り上げていきたいですね。【大宮中:長田】

ハードルブロックは1日目の午前中はハードルドリルを中心とした基本練習に取り組みました。女子100mHの清山ちさと選手(いちご)も指導に入ってくださり、現役選手から自身の経験や感覚に基づいた貴重なお話をいただくことができました。練習メニューは基本的なものでしたが、1つ1つの動きの意味を考えて取り組むことができました。日本トップ選手がしている練習も中学生がしている練習もさほど大差はありません。「練習にどのような意味や目的を見出すか」が大切だと思っています。 午後は400mHブロックと練習に取り組みました。初めての400mHにもすんなり適応する選手もいました。風が非常に強い中での練習でしたが、高校生に負けない元気良さで頑張りました。高校になると400mHが導入され、国スポやU18大会では300mHが実施されています。ぜひ、高校で挑戦してほしいと思います。

2日目は高校生の100mH、110mH組と練習しました。ハードルドリルの復習、ハードル7台走3本×3セットを行いました。ハードルドリルは昨日からの上達が見られました。7台走では、一本一本意識するポイントを持ちながら丁寧に取り組みました。レストの時間には、指導者や高校生に自らアドバイスを求めにいく姿が見られました。

中高のハードルのトップ選手が集まり、非常に充実した2日間となりました。大会ではライバルではありますが、チーム宮崎ハードルブロックとして今回で得たつながりを大切にし、お互いを高め合える雰囲気を作っていけたらと思ってます。 次は12月9日、小学生を迎えての練習会となります。中学生がリーダーシップをとり、充実した練習会にしていきましょう。 【西中:矢野】

長距離ブロックは1日目の午前中は2000m+2000m(女子は2000m+1000m)をしました。25日(土)に行われる長距離記録会に出場する生徒が多かったので、そのための練習と位置づけました。Aチームは6分10秒を設定していましたが、風が強かったので、2本とも6分20秒前後でした。午後は恒例のビートランニング(庄内中・福本先生)をしてから、クロカンコースでのJOGをしました。2kmコースを1周ごとに休憩を挟みながら、3~5周走りました。この練習の意図は「脚を作る」ことです。「脚を作る」というのは、これからの強度の強い練習に耐えるための土台作りみたいなものです。集団が大きく崩れることなく、良い感じで終えることができました。2日目の午前中は、1日目の午後の練習を発展させて、クロカンでのペース走(6km~10km)を行いました。ここでも「脚作り」です。Aチームが4分30秒くらいの比較的余裕のあるペースだったので、ここでもじっくりと走れることができました。ペース走が終わったら、トラックで400m×2本をしました。

終わりのミーティングでは、今年全中に出場した花岡君(三股中)と矢野君(久峰中)が1・2年生に向けて話をしてくれました。「全中に行くためには、日頃の練習から目標を高くもってやることが大事」と話してくれました。憧れの先輩たちに生徒の目はキラキラしていました。先輩たちに追いつくためにも、このような練習会はとても大事です。今回、積極性がなかったり、声が出なかったりと改善点を挙げました。次回の12/9の練習会では、大きく変化が見られることを期待しています。2日間お疲れ様でした。【飫肥中:溝口】