1日目の午前中は、グライドの動きのポイントを細かく指導していただき、参加した選手は自分の課題を確認しながら黙々と取り組んでいました。午後は雨の中で実際に投げました。午前中に実践したことがうまくいかずに悩んでいる生徒もいましたが、休むことなく最後まで意識を切らさずに練習することができました。

2日目は時間が許す限り何度も投げました。1日目の午後にはできていなかった引きつける足の爪先の向きや足を使って投げる動作に変化が見える生徒もいました。何よりも投げた後、すぐに「右足が入ってきていない」「身体が残ってない」などの自分の動きを振り返る言葉が多く聞こえたのは大きな変化だと感じました。

指導してくださった延岡商業高校の吉岡先生が、「合宿で行ったことをどれだけ学校に帰って意識をして練習できるかが大事です。頑張りましょう。」と言われていました。

最後に、真剣に練習に取り組む姿勢は素晴らしかったです。ただし、活気がない、声が出ない人が多かったように思います。練習で恥ずかしがっていては、大事な大会で空気にのまれ、力を出し切れずに終わってしまいますよ。日々の練習から声を出して頑張りましょう!【西小林中:信時】

特別ゲスト:清山ちさと選手の指導のもと、ハードルドリル の基礎から見直して練習に取り組みました。「トップ選手でもやるべきことは同じ、取組の意識が上達への近道」ということを学びました。

雨の多い2日間でしたが、高校生の胸を借りて雨の中元気に練習に取り組みました。

次は12月10日の練習会、チーム宮崎ハードルブロックで練習会を盛り上げます!!【西中:矢野】

都城高専の永松先生や走高跳県記録保持者の大津先生から、貴重なアドバイスや練習メニューの提案をしていただきました。 普段の練習では経験したことのない動きや新しい発見に、最初はとまどいながらも少しずつ自分の動きとして取り入れる様子が見られました。

先生方の話にしっかりと耳を傾け、トップ選手の動きを観察し、一生懸命に自分の力にしようとした中学生が多くいたことに感心しました。当然、合同練習会に参加する前に比べて大きな変容が見られたことは間違いありません。 つまり、今回のような練習会で、様々なところにヒントを探し、積極的な挙手、質問、反応、そして、前向きな姿勢で取り組むことが、自分の力を高めるために重要であるということを再認識しました。

どんなにレベルの高い練習会に参加し、指導を受けたとしても、結局は前向きに取り組む姿勢や人間性の部分(土台)ができていなければ実りあるものにはなりません。 練習内容だけではなく、夜のミーティングや共同生活における気づきを今後の部活動や学校生活につなげ、考え、実践してもらえると嬉しいですね。【祝吉中:長田】

11月19日(土)~20日(日)の2日間、県総合運動公園陸上競技場で中高選抜選手強化練習会が開催されました。

この練習会は、①来シーズンに向けての明確な目標を設定する、②「チーム宮崎」として周りの仲間と目標を共有し、絆を深めるという目的のもと開催されました。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からなかなか合同練習会が開催できませんでしたが、今回の合同練習会を終えて、ますますみなさんの活躍が楽しみになってきました。

さて、各ブロックの担当の先生から今回の練習会を終えて感じたことをお話ししていただきます。各チームで冬季練習が始まったばかりですが、今後の参考にしてください。