加久藤中の部員たちは、大会のたびに目標設定用紙というものを書いています。試合時間に合わせて、ウォーミングアップ等の計画や目標設定を行い、試合後に大きな観点ごとに振り返りを記入して顧問と共有するというものです。
今回の地区大会の反省を読んでいて、ふと思ったのが、この内容、前回も同じようなことを書いていなかったか・・・?ということです。ということは、前回反省したことを改善できないままに今回の地区大会に臨んでしまっていたということになります。それは、記録の更新ができないはずだ・・・と私自身も指導者として反省しました。書いて終わり、それで満足してしまい、ではいつ改善するのかを具体に迫れていないことが原因なのではないかと今日ある部員と今後の話をしていて考えていました。具体的にいつ、何をすることで改善できるのかを考えていかなければ、同じ反省の繰り返しになってしまいます。接地の改善のためにスタート前に意識ポイントを確認し、その場足踏みでいい感覚を作って、それを必ず覚えてから走り出す、とその部員と今後に向けての具体を考えました。
練習中に思考を絶えずしなければ、陸上競技はガムシャラではとても難しい競技だと思います。直近の大会での自分の改善点、言えますか?どうやって克服していきますか?どんどん抽象から具体に迫れるような練習にしていきましょう。【加久藤中:上別府】
