第1回のスプリント練習会が無事に?!実施できました。100名弱の参加になりましたが、志の高い選手が集まっての練習会となりましたので、充実した1日となりました。

ただ…、天候だけがちょっとですね。前日までの天気予報もよくはありませんでしたので、心配はしていたのですが、前夜になって曇りマークになり、当日朝には晴れマークが出没。安泰だと思っていたらです、ちょうど集合して開講式を行う時間帯になり降り出して、午前中は降ったりやんだりの繰り返し…。やはり、雨男が2人も重なるとダメでしたね。ただ、こんな不安定な天気になったおかげで、途中は虹も登場するなど、第1回の記念にはなった形となりました。

開講式では、日高先生から2つ目標が掲げられました。①愛媛全中において達距離ブロックで6人の出場者を出すこと。②リレーフェスで決勝進出を果たすこと。私の方からは、特に女子の競技力が低迷しており、スプリント種目も例外ではないということ(年末も話をさせてもらいましたが)、数年前のようにスプリント種目やリレーで九州、全国の活躍ができるようなきっかけになるような練習会にしたいというような話をさせてもらいました。上記の2つの目標は、令和5年シーズンのチーム宮崎短距離ブロックの目標としていきたいと思います。

さて、今回は、男女に分かれて練習を行いました(午前中)。わくわく練習会からの流れを考えて私が女子指導を担当しました。あれから2か月余り経っていたのですが、なかなかTTDには取り組めていなかったようです(参加者からの感想を見ても)。でも、前回の練習会は他のブロック(専門)にいた人たちも今回は参加していました。恐らく初めて取り組むであろう動き作りにも真剣に取り組む様子がありましたし、適応力があるなぁと感心させられた場面も結構ありました。

今回もその場でできる動きづくり(ルーティーン)から、動的柔軟、ランニングドリル、ハードルドリルと細かく説明をしながら進めていきました。12月の練習会のリピートで行ったメニューもあれば、違う動きも提案しました。とにかく目的を考えながら行うことが大切であり、そして動きを徹底して正確なものにしていくことが重要であることを何度も何度も説きながら行いました。まさに、徹底的にドリルです。でもこれが女子選手には、極めて重要であることを今回も伝えました。成長とともに筋肉が発達していく男子選手に比べて、女性は努力、工夫が求められます。気づいたら速くなっていた…は、基本あり得ませんね。地道なことにはなりますが、今回練習したことが少しでもヒントになれば幸いです。「非常によく似た全く別の運動」にならないように、動きを追求していってください。

第2回スプリント練習会を企画したいと思います。指導の機会があれば、またそこで成長した姿を見せてもらえれば嬉しいです。個人的にはリレーに特化したクリニックなんかも面白いかもなと思っているところです。ということで、男子の練習の様子、午後の頭の特別講師による練習、そして午後の練習の様子は日高先生にバトンタッチします。【三股中:田原】

午前中は、男子ブロックを担当させてもらいました。動的柔軟からスプリントドリル(日高ドリル)を行いました。見ていて感じることは、練習会に参加する選手の上達です。日高ドリルの支持脚の反発ドリルは、難易度の高いドリルなのですが、多くの選手が自分の動きとしてマスターしつつあるなと感じました。練習会に参加するとともに、自主練習をしていると予想します。スプリントドリルは、正しいフォーム(動き)をマスターするために行うものです。ぜひ、これからも理想のフォームを身につけるために取り組んでいきましょう。さらに言うと、正しい動きができつつありますので、そのドリルを走りに繋げることを意識的にやっていきましょう。

その後、階段を使ったスプリントドリルや補強トレーニング、さらにチューブ走も行いました。階段ドリルやチューブ走は初めて行ったので、またチームで実施してみましょう。また、スプリントの基礎知識ということで、「100mの走りの局面について」「スピードについて」「ストライドとピッチについて」の学習を行いました。知識が増えるとやるべきことが見えてきます。今後に生かしてください。

午後は、まず男女一緒にビートランニングを実施しました。特別講師として、福本先生(庄内中)に指導してもらいました。ビートランニングは、普段とは違う動きやリズムで体を動かし、大変面白いトレーニングだなと思います。何より、練習の雰囲気も良くなります。福本先生、指導ありがとうございました。その後、ミニハードル走を行いました。ストライドとピッチを考える練習です。さらに150mから50mのスピード持久系の走り込みのトレーニングを行い練習終了です。

第1回スプリント練習会に参加してくれた選手の皆さんお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。まずは自分を成長させるために、「この練習会に参加しよう」と思い立った気持ちを、これからも大事にしましょう。それが、自分を伸ばすために大事なことだと思います。そして、本日行った練習は、技術面の練習が多かったので、その練習を通して自分の理想のフォームを身につけていってください。ただし、その動きをつくり上げるには、さらに「体力(筋力・筋持久力など)」が必要です。地道な補強トレーニングや体幹トレーニングを続けていきましょう。トラックシーズンも徐々に近づいています。自分の目標を達成するため、これからも日々の練習を頑張りましょう。【檍中:日高】

新しい年になって早1カ月が過ぎようとしています。みなさんは毎日をどのように過ごしていますか?風の便りでは、ブログの更新がなかなかない・・・と。申し訳ありません。こんな気持ちではダメですね。自分に”喝”!

さて、我が東海中学校はというと、練習ができないのです!学校で!!グラウンドの改修工事がはじまり、3月中旬まで校内での練習ができない日々が続きます。そんな中、平日は近くにある小学校の運動場をお借りしています。休日は、市内にある愛宕山、長浜、金堂ヶ池などで練習に取り組んでいますが、普段の練習場所が使用できなくなった今、当たり前のように使用していた環境が本当にありがたく、毎日練習に取り組めていたことに幸せだったんだなぁとあらためて感じています。

みなさんにとって『幸せ』を感じる瞬間はどんな瞬間ですか?『有難い(ありがたい)』という言葉は『有ることが難しい』と書きます。「幸せな気持ちは、自分一人の力だけでは感じることのできない、本来ならば、有ることが難しい出来事です。あなたがいてくれて、こんなふうにしていただいたおかげで、あり得ない幸せを感じています。」ということが、『ありがたい』、そして、『ありがとう』という意味なのかもしれません。そうだとすれば、どれだけ日々の生活の中で、感謝の気持ちをもって過ごせるか。それが、『幸せ』を感じるアンテナ(感性)を磨く一つの方法なのかもしれません。

今日も感謝の気持ちを忘れずに、そして、幸せを感じながら一日を過ごしたいですね。

クリスマス練習会が終わり、そして、各学校の走り納めも終わり、2022年の締めくくりを迎えたところではないでしょうか。

ハードルブロックの練習会は必ずドリルが入ります。みなさんの中には以前と同じ活動だし、違うことにも取り組みたいなと思う人もいるのではないでしょうか。ドリルとは何回も繰り返すことで身に付きます。そして、大事な動きだからこそ何回も繰り返すのです。学校に戻ってからも継続して取り組んでください。

ハードルブロックの最後のミーティングで、『因果応報』という言葉を紹介しました。因果応報には自らの行いは自らに返ってくるという意味があります。この冬季練習の取り組みが来シーズンの結果として自分に返ってくるはずです。どこかで手を抜いたり、いい加減な取り組みをしたらそれなりの結果が、目標をもちこつこつと頑張ることができればきっと納得のいく結果が出せることでしょう。さらに、将来のこといえば今、きついことから逃げずに頑張ることができれば、将来、嫌なことこら逃げずに頑張れる大人になれると思います。今、自分の思いや考えを伝える力を身につけようとしている人は、芯があり多くの人に信頼される大人になれると思います。結果がいつ出るのか、どのような結果として現れるかは人それぞれです。今の自分が未来の自分を作っています。残りの冬季練習、『因果応報』という言葉を時々思い浮かべながら頑張って見てください。

それではみなさんよいお年をお過ごしください。2023年もみなさんにとって素敵な1年となりますように。【日向中:河原】

走幅跳ブロックのみなさん、クリスマス練習会お疲れ様でした!

午前中は、コントロールテストを3種目行いました。1か月前の自分の記録を越えることができましたか?また、初めてコントロールテストにチャレンジした人は、自分の立てた目標記録を越えることができましたか?人は、目標があると頑張ることができます。自分の今やるべきことが明確になります。大会のないこの冬季シーズン。コントロールテストを冬季の大会として位置付け、目標をもってチャレンジしてみてください。

午後は、砂浜に行きました。砂浜での練習をとてもワクワクしている人が多く、笑顔で練習がスタートしたのも束の間…。「あれ?ジョグがきついぞ…。」と最初のアップで違和感を感じた人が多かったと思います。違和感の正体。幅跳ブロックのみなさんは、もうわかりましたね。そうです、砂浜は、反発が少ないんです!だからこそ、良い走りをしないと砂浜では速く前に進むことができません。このことが、練習を通して実感できたのではないでしょうか。練習としては、まず変形ダッシュを行いました。スタートをさまざまな方法で行うことで、神経系や瞬発力が向上します。ぜひ、普段の練習にも取り入れてみてください。次に、マーカータッチリレーを行いました。チームメイトを応援する姿、真剣に走る姿どれも素晴らしかったです。最後は、バウンディング、ホッピングを行いました。跳ねない、進まないと上手くできなかった人も多かったようです。

砂浜練習後、競技場に帰りトラックを走りました。普段、どれだけ反発のお世話になっているか体感できたと思います。この練習で、反発の必要性はわかりました。次は、その反発をどうしたら上手く使えるか、走りに活かせるかを考え練習してほしいと思います。

最後に・・・、このような練習会に参加すると、多くの刺激をもらえると思います。ぜひその刺激を忘れずに今後の練習にも取り組んでください。次の練習会や大会で、一回り成長したみなさんに会えることを楽しみにしています!【生目中:北林】

第3回タレント発掘クリニック兼クリスマス練習会が12月25日に行われました。長距離ブロックには、女子20名、男子50名が参加してくれました。練習会お疲れさまでした。

午前中は3000mTTを行いました。今回は事前にブログで予告していた通り、自己ベストを大幅に更新した人にクリスマスプレゼントを用意しました。練習前に何人かの生徒から「ブログ見たんですけど、プレゼントって何ですか?」という質問もあり、このブログを見てくれている生徒が多くなっていることを改めて感じました。

さて、3000mTTの結果は69名が出走し、31名が自己ベストを更新する走りでした。学校での練習や合同練習会などで頑張っている成果だと思います。その中でも橋田くん(檍中学校)が54秒、稲子くん(祝吉中学校)が47秒も自己ベストを短縮して、プレゼントを獲得しました。今年最後の合同練習で、約半分の生徒が自己ベストを更新できたので、2022年の締めくくりとして、とても良かったのではないでしょうか。

午後はクロスカントリー(松林)を走りました。練習会では毎回使用しているコースですが、今回は「じっくり集団で走る」がテーマでした。どのグループも余裕をもったペース設定だったので、普段なかなかできない「集団走」ができて、いい練習になりました。その後、5人グループに分かれて、エンドレスリレーで締めくくりました。楽しくワイワイ言いながらも、自分のチームのために真剣な表情で走っていたので、これが駅伝大会などに繋がるといいなと思いました。練習会を重ねるごとに長距離ブロックの仲が深まってきているように感じます。最後の感想を言う場面でも、今まで以上に手を挙げる生徒が多く、学校でも意識して生活しているのだと感じました。

昼食時に、今年の世界陸上にも出場したダイハツの松田瑞生選手が競技場で練習していました。他競技でも言えますが、日本のトップ選手が宮崎県に合宿に来て、私たちは選手を近くで見ることができるのが宮崎県の強みです。日本のトップ選手の走りを見て、皆さんは何を感じたでしょうか?また、正月には、ニューイヤー駅伝や箱根駅伝があります。長距離選手として勉強になる時間です。テレビに映る選手の走りを見て、陸上の勉強をするのもいいかもしれません。クリスマス練習会お疲れさまでした。そして、有意義な冬休みにしてください。【飫肥中:溝口】

練習会に参加した選手の皆さん、お疲れ様でした。今回のクリスマス練習会も充実した練習を行うことができ、また、年末最後の合同練習会として良い締めくくりとなりました。

【ウォーミングアップ】ハードルブロックでは、ウォーミングアップで必ずレクリエーション的なメニューを取り入れています。体を温めるのも大切ですが、選手の皆さんの緊張をほぐし、一日練習を共にするチームとしての雰囲気を作ることを目的としています。今回はリズムハードル、コーン集めゲームを行いました。次回の練習会でも楽しく、鍛えられるメニューを用意して待っています!

【午前練習】午前中はハードルドリルを中心に行い、最後に6台走でフォームの確認を行いました。今回伝えたポイントは①重心を落とさないこと(へその位置を高く保つ)②腰を前に進める意識の2点です。ドリルでできない動きを実際の走りの中で行うことはできません。良いドリルの動きを無意識にできるように、各学校の練習で継続・反復して練習に取り組みましょう。また、今回は利き足だけではなく、逆足のドリルにも挑戦しました。両足どちらも跳べることは、インターバルへの急な対応ができたり、身体のバランスが調整できたりとメリットが多いです。逆足についても継続して練習してほしいと思います。

【午後練習】午後のメイン練習は300mのタイムトライアルを行いました。ハードル走では、100mを走る体力+ハードルを跳ぶ体力、筋持久力が必要になります。また、高校、大学となると300mH、400mHという競技もありますので、ロングスプリントも走れるということは自己の可能性を広げることにつながります。今回は前回の練習会からの成長を確かめるコントロールテストとして行いました。前回の練習会より大幅にタイムを伸ばした選手もおり、成長を実感できたのではないでしょうか。かなりメンタル的にもタフな練習でしたが、互いに声をかけ合い、雰囲気良く練習を終えることができました。

練習会での経験、私たちからのアドバイスが選手の皆さんへのクリスマスプレゼントとなれば幸いです。いよいよ冬期練習も本格化してきます。辛くなった時には練習を共にした仲間達の顔を思い出してください。次の練習会や大会で、さらにパワーアップした姿で再会できることを楽しみにしています。【西中:矢野】

2022年最後の合同練習会(クリスマス練習会)が終わりました。第1回のMAGOKORO練習会に始まり、第2回のわくわく練習会、そして、第3回と、回を重ねるごとに練習会の雰囲気が良くなっているのを肌で感じました。宮崎県内の同じ志をもつ中学生が定期的に集まり、練習を共にしたり、時に意見交換をしたりと本当に良い機会だと実感しています。

さて、走高跳ブロックでは、午前中は走幅跳と合同でコントロールテスト、午後はドリルと跳躍練習を主に行いました。

午前中は普段慣れない動きもあり、初めは戸惑っている選手もいましたが、生目中の北林先生のご指導もあり、立ち幅跳び、立5段跳び、8歩助走走り幅跳びに、記録を狙って積極的にチャレンジしていました。冬季なので、様々な種目や動きを経験することはとても大事ですね。本番を意識して取り組む姿は大変素晴らしかったです。

午後の跳躍練習では、第1回、第2回の練習で学んだ「①軸、②締め、③ベクトル」を意識してドリルと跳躍練習を行いました。走高跳には、他の種目にはない要素が多くあります。例えば、曲線助走や踵で接地する踏切などです。だからこそ、難しさもありますが、その分、やりがいもあります。

冬季練習中も、普段の練習の中に走高跳につながるポイントはないか常に探究しながら練習に臨むことが大事です。走高跳の選手には、日頃から、「考える」ことが求められると思います。「考える」ためには、目標を設定し、それを達成するために必要なことを徹底的に身に付けていかなければなりません。目標と知識がなければ、「考える」ことはできないと思います。この冬は、しっかりと目標を設定し、知識を蓄え、練習を積んでほしいと思います。次の夏に目標を達成するために、2022年の練習会が少しでもヒントになってくれていると嬉しいです。【祝吉中:長田】

短距離ブロックの練習に参加した選手の皆さんお疲れ様でした。

午前中は、「動的柔軟」「スプリントドリル」「コントロールテスト」の3つのグループに分け進めていきました。私は、スプリントドリルを担当しました。「正しい動き(フォーム)を身につけさせたい」と考えていたので、細かいところまで確認し指導しました。皆さんにポイントを説明すると、皆さんの動きは劇的に良くなりました。ぜひ、これからも正しい動きを何度も何度も繰り返してください。意識しないとできない動きは試合では使えません。無意識でできるようになった動きだけが試合に出てきます。もう一度言いますが、反復練習が大切です。正しい動き(ドリル)を何百回、何千回繰り返すようにしましょう。

午後は、ハードルドリル後に、エンドレスリレー(100m+100m+200m)×2セットを行いました。私からのクリスマスプレゼントです。エンドレスリレーは、大変辛い練習だったと思います。ただ、選手の皆さんは、1セット目から、高いスピードで走っていました。皆さんのお陰で、質の高い良い練習ができました。そして、最後に補強「手押し車」を「50m以上、その後は自分の判断で100mを上限」という条件で行いました。その中で、渡邉さん(東海中:今年福島全中で3位入賞)の姿が印象的でした。70m付近で限界に達し、一度やめてしまいました。ただ、そこから「絶対負けたくない!」という言葉を発して、再び始め100mやり切りました。さすが、全国で入賞する選手だなと感心させられました。

余談ですが、、、、私も若い頃は、陸上競技の短距離選手として30歳まで走っていました。教員をしながら走っていたので、平日は午後7〜8時に練習を始め1人で練習することも多くありました。その中で、練習をしながらよく「限界とは何なのか」という問いに自問自答していました。

今、限界を越えようとやっている自分の練習を、末續選手(現在も200m日本記録保持者:熊本県出身の同級生)がやったらどうなのか。もしかしたら、余裕でこなすかもしれません。だとすれば、自分が限界に迫ろうとしている、この練習は何なのか。「限界とは何なのか」この問いを練習中、何時間も考えていました。そして、私が出した答えは「限界とは、自分の弱い心が引いた、ただの線(ライン)」であると言うことです。この限界のラインは、自分の目標(志、考え、意識)でいくらでも引き上げることができます。そして、その限界のラインを引き上げることで、自分をいくらでも成長させることができるのです。

現役を引退し、今も健康保持のために運動を行っています。ただ、現役時代ほど頑張れません。理由は、目標(志、考え、意識)が違うからです。現役時代は、「日本代表になりたい!」と本気で練習をしていました。だから、どんな練習にも前向きに取り組めましたし、辛い練習も耐えることができました。今、健康な体を維持するという目標に対して、現役時代行っていたような練習は絶対に耐えられません。

皆さんの練習する姿を見ながら、そのようなことを思い出していました。ぜひ、来シーズン輝く自分を想像しながら、日々の練習で自分の限界に挑戦していきましょう。【檍中:日高】

第30回全国中学校駅伝大会が無事に終わりました。女子は兵庫県の稲美中学校が2連覇、男子は千葉県の酒井根中学校が初出場初優勝でした。宮崎県代表の男子:小林中学校、女子:大淀中学校も最後まで粘り強く襷を繋いでくれました。本当によく頑張りました。大会へ参加して感じたことを、小林中学校の國丸先生に総括してもらいます。

男子の結果は11位、頑張ってくれました。駅伝の流れをしっかりとつくることの重要性を再確認させられた大会となりました。今大会、8位入賞を狙うためには、3区終了地点で15位以内で繋ぐことことでした。実際は22位とうまくいきませんでした。その分、4区を前半から突っ込ませることになり、本人が目標にしていた区間賞に届きませんでした。4区の頑張りで7位で5区に繋ぎ、5区も我慢強く走りましたが、流れを引き寄せることができませんでした。流れをつくり、一気に流れを引き寄せることができる選手の育成が急務です。他県との合同練習会等を行うことが競技力だけではなく、意識改善にも繋がると思いました。

女子の結果は43位、全国の選手の走りを見て、速いリズムと力強い走りが印象的でした。継続した体幹づくりと動きづくり、速いタイムでのペースランニング(PR)をしっかりとやっているようです。宮崎県の選手も行ってはいるのですが、質の高さが違うようにも思います。また、上位チームに共通するのは心の強さ、メンタル面の強さです。調整練習を見ていても苦しくなってから前に出る。それがレースにも出ていました。追いつかれても一歩前に、追いつく時も一気に、競ったら絶対引かない!そういう面は日頃からの練習の中でしかつくれないと思いました。

応援ありがとうございました。

本日、滋賀県で標記大会が開催されます。本県代表として男子:小林中、女子:大淀中が大会へ挑みます。

記録速報はこちらから

第30回全国中学校駅伝大会 速報