人とのつながりづくり

先日の延岡スプリングチャレンジで記録室を覗いた時の事です。記録室を覗くと田原先生と松濱先生がお話をしておりました。挨拶をしに行き、ふと田原先生のパソコンを覗き込んでみると、そこには何やらぎっしり文章が。「田原先生、それって何を書かれてるんですか?大会の要項か何かですか?」と聞くと、これまでに書いてきた風の色のブログ原稿だと教えて頂きました。しかも、その数なんと100ページ!!風の色はこうやって作り上げられるのかとその裏側を見れた気がしました。

県の合宿でのミーティングでもない限り、なかなか自分の学校以外の先生からのお話は聞けませんが、風の色では文字を通じてではありますが、いろいろな先生の考えを知ることができます。そんな機会があるっていいことだな、と改めて風の色の良さを感じたところでした。

話は変わりますが、延岡スプリングチャレンジの時、記録室で田原先生から1冊のプログラムのようなものを頂きました。なんだろう?と思って聞いてみると、三股中陸上部の卒部式で毎年、部員に配るという冊子でした。
そこには先生からのメッセージだけでなく、3年生からのメッセージであったり、シーズンの記録、また中学校過去の歴代のキャプテンの話などもたくさん載っていました。

これはすごいなぁと感心して、もらった冊子を中学校のベンチに置いて、他の中学校はこんなことをやってるんだよー、すごいよねと言うことを紹介していました。試合をしばらく見ていた後、ある1人の選手が「先生、その冊子自分にも1冊もらえないですか?」と声をかけてきました。それはこれまで高千穂中陸上部のキャプテンとして引っ張ってきてくれた、3年生の山本留亜さんでした。

山本さんは「田中優衣選手と言うキャプテンのページを開くと、このページを見ただけなのですが、キャプテンとして共感するところがたくさんありました。私はこんなに書けるか分からないです。キャプテンとして、いろいろな思いがあったんだろうな」と話していました。

「その冊子、もう一冊もらえないですか?」という言葉はこれまでキャプテンを務めてきた山本さんが、他のキャプテンの考え方に感銘を受け、もっと時間をかけてじっくりと見たい、知りたいという気持ちが表れた結果としての行動だったと思います。その行動に嬉しくなった私はそのまま山本さんと記録室へ行き、田原先生に実は・・・という事でお話をし、もう一冊譲ってもらいました。

自分は先日のブログで「結局、最後は人間性。頑張ろうと思って行動する人は他の先生にもこんな素晴らしい人がいるんですよと紹介したくなる、と書きました。自分の学校でも、強くなるためには、自分からいろいろな情報をつかみに行くことが大事だと話しています。今回、その思いが山本さんの行動として表れていたことをとても嬉しく感じました。そんな姿があったので、今回はこちらのブログでも紹介させていただきました。

皆さんにも、いろいろな情報を自分からつかみに行く姿勢を大切にしてほしいと思います。先生方は、皆さんが速くなるための情報や技術をたくさん持っています。「自分の課題はここなのですが、どうすればいいですか」「この走り方はどう意識したらいいですか」と、自分から聞きに行くことが、強くなるための大きな一歩です。受け身で待っているだけでは、なかなか成長にはつながりません。

自分から動いてくれると、こちらもその思いにもっと応えたい、もっと伝えたいと思うようになります。さらに、「こんなに頑張っている選手がいるんですよ」と、他の先生にも紹介したくなったり、つないであげたくなったりもします。そんな相乗効果の大切さを改めて感じた出来事でした。皆さんもぜひ、自分から一歩踏み出してみてください。【高千穂中:三浦】

Posted by mzc