1月1日が大事

みなさんは、1月1日をどんなふうに迎えていますか。家でゆっくりする人、初日の出を見る人、友だちとメッセージを送り合う人もいるでしょう。

私は、少し変わった新年の迎え方をしています。毎年、12月31日の23時55分から、実家のトイレ掃除を始めます。そして、新年をトイレ掃除をしながら迎えるのです。もう何年も、ずっと続けています。

「え、どうしてトイレ?」と思うかもしれませんね。昔から、トイレには神様が住んでいると言われています。私は、トイレは私たちの体の悪いものを受け止め、吸い取ってくれる場所だと信じています。だからこそ、実家のトイレは、高齢の両親の健康を守ってくれている大切な存在の一つだと思っています。そんな気持ちがあるので、私は実家のトイレをとても大事にしています。

1月1日にこの掃除をすることで、私の1年が本当にスタートします。正直に言うと、これをやらなかったら「今年はうまくいかない気がする」と思ってしまうほどです。それくらい、私にとって1月1日は特別な日です。

何事も、始まりが大切です。もし365日何かを続けようと思うなら、元日から始めなければ、本当の意味で「365日続けた」とは言えないかもしれません。最初の一歩をいつ踏み出すかで、その後の気持ちや行動は大きく変わります。

だからみなさんも、ぜひ元日から何かをスタートしてみてください。小さなことでかまいません。早起きをする、勉強を少しだけする、体を動かす、誰かのために行動する。1月1日の一歩が、1年をつくっていきます。

2026年も、未来を担うスターが現れること、それぞれの場所で人のために活躍すること、そして陸上競技を通して自分の人生を豊かにしていくことを、心から願っています。1月1日を大切にすることが、きっとその第一歩になるはずです。【姫城中:安在】

Posted by mzc