指導の難しさ、楽しさ
先日の県選抜合宿お疲れ様でした。今年もありがたいことに合宿に参加させていただき、長距離の指導に携わることができました。そこで感じた事を書きます。
私は、部活動の顧問を持たせていただいて2年半が経ちます。つまり、陸上部が初めての顧問になります。1年目は、50人近くいる部員をどう動かしていくか、何から始めていくかが全くわかりませんでした。とにかく専門部の先生方の指導を真似てみたり、合同練習をお願いしたりと自分が陸上を勉強する1年でした。高校、大学と長距離という畑で育ったため長距離のメニューやトレーニングの仕方しかわかりませんでした。最初は、各ブロックのメニューを作るも本当にこれでいいのかと悩む事も多く難しさを常に感じていました。ただ、その指導に対して生徒が理解し、動くようになってから少しずつ歯車が回るようになった気がします。

話を戻しますが、今回の選抜合宿では長距離ブロックを指導するにあたり、1つ忘れていた感情がありますした。それは、『指導する楽しさ』です。選抜メンバーとあって行動面や話を聞く態度など流石だなと感じる場面がいくつもありました。意識が高い集団の中にいると自分もそういう気持ちになり上へ上へと意識が向いていきます。ことわざで言うと『類は友を呼ぶ』ですね。
ただ、選抜メンバーに伝えたのはこの雰囲気・意識をチームに持ち帰る事です。その場だけの雰囲気、その場だけのやる気では続かないと思います。春先まで続く冬季にその意識が続く人やチームは、春夏で結果が出てくるでしょう。12月6日の練習会でまたメンバーにはチームに変化があったか聞きたいと思います。【本郷中:川内】