合唱は「心」
教師生活を続ける中で、私が大事にしているワードの一つです。おそらくみなさんの学校でも合唱コンクールが終わったくらいではないでしょうか。それぞれの合唱出来映え、満足度、達成感などなど…。いかがだったでしょうか。
合唱って本当によい題材だと、私は思っています。学級経営の3本柱のひとつです。私の考える3本柱の残り2つは何だと思いますか?これはまたどこかで…。ということで、合唱は、いいですね~。ほんと…。暇があったら聴いています。
今年の三股中学校は、なかなか大変なスケジュールで学校が動きました。9月1日から合唱練習が本格化、そして先週末まで合唱に取り組んできました。えらく長いでしょ?そうです。合唱コンクールの学年リハーサルが終わってから、体育大会練習が始まりました。
体育大会練習、予行練習、そして体育大会本番と流れていくなかで、合唱練習を並行して行いました。昼休みの話ですが、私の学級では、歌練習(パート練)を15分、そこからグラウンドへ移動。学級対抗リレーの練習をして、締めは団技(台風の目)の練習…。こんな慌ただしい日もありました。
それでもです、日に日に学級の絆が深まっていくのがとてもよく分かりました。あっちいき、こっちいきはどうなるかと思っていました。でも、何だかやっていくうちに楽しさ、充実感を覚えていった気がします。

実際、合唱コンクールまで終えた今、寂しさでいっぱいですね…。さて、写真にプログラムを示すように、三股中学校は、学級数も多く全校生徒が一堂に会してのコンクールは不可です。よって、学年ごとに予選が行われます。そして、翌日に代表演奏ができるというシステムです。
1年生2学級、2、3年生3学級が翌日に全校生徒の前で歌うことができます。なかなかのやり甲斐がありますし、帰りの会で審査結果が発表される際には毎年生徒とともにドキドキの瞬間です。
でも、そのドキドキ感も努力の度合いによって違うものになるのだと思います。本気で取り組むからこそ結果が出たら「めちゃくちゃ嬉しい」し、ダメだった時「めっちゃ悔しい」のだと思います。中途半端に取り組んでいたら、結果に対する思いもきっと中途半端ですね…。
どの学校でも学級対抗で取り組む行事や諸々の取り組みがあるかと思います。でも、合唱を上回るものはないと、私は思っています。例えば体育大会で全員リレーはよく行われているのではないかと思いますが、これって走れるメンバーが揃っていれば勝ちますからね。協力はなくてよいとは言いませんが、まぁって感じです。
しかし、合唱は本当に”心”が通わないと、それなりの演奏は作りあげられません。粘り強く音取りをして、パート別に練習して、そして合わせて、、、。またパート別、合わせる。そうこう繰り返しながら、曲想をつけていく。何とも言えない達成感です。陸上競技に取り組むみなさんが合唱への取り組みはどんなだったかな~と気になっているところです。
今年は1年生でしたので、少しリラックスして取り組んだつもりです【3年生は、基本学校代表がかかるのでそれはそれは…】。それでも、やり出したらそれなりに力を入れていましたね(笑)。そして、もう来年に向けて構想を練り始めています。勝負したい曲は決まった感じです。
それはそうと、こんなことを語っていますが、陸上競技を指導する先生方って合唱に力を入れる先生って結構多いのですよ。合唱ネタで結構な話をしています。合唱のシーズンに会うと、陸上の話より合唱の話が多いくらいです。まずは、私が尋ねますからね。「今年は何歌うの?」と…。ちなみに、今原稿たたきながらBGMは合唱です(笑)。今日は、作業用BGM合唱人気曲まとめ2です。では、また。【三股中:田原】