滋賀障スポ審判を終えて
10/25〜27の日程で全国障害者スポーツ大会(滋賀障スポ)に行ってきました。2年後の宮崎障スポへ向けた勉強も兼ねて、協力審判という形で参加をしてきました。いつも練習会等で跳躍を担当している北林先生(南郷中)も一緒に参加しました。私は、10月上旬の滋賀国スポにもコーチとして参加させていただきましたので、今月2回目の滋賀県来訪です。なかなかこのようなことも無いのかなと思っています。

今回の障スポでは、競技者係を務めさせていただきました。皆さんは、「競技者係」と聞いて、どこの部署かパッと思いつきますか…?競技者係はレース前の招集、リレーオーダー用紙や2種目同時出場届の受け取り等、選手が試合に入る前の対応を行う部署です。今回、初めて障スポの競技場係をさせていただきましたが、本当に多くの学びがありました。
出場する選手は様々なハンディを背負って試合に臨んでいます。聴覚障がいを持つ選手には、手話やジェスチャーを使ってコールを行いますし、手足に不自由さがある選手へは、役員が腰ナンバーをつけるサポートをします。また、選手が競技をする場所まで安全に移動できるように役員、補助員で付き添って歩きます。競技は3日間行われましたが、それぞれの選手がまさしく自分の全力を尽くして競技に取り組んでいました。特に印象的だったのは、ゴールをした選手がみんな笑顔だったことです。
また、今回の国スポ、障スポでは多くの高校生補助員が仕事をしていました。長い生徒では計8日間、補助員として大会運営に携わっています。とある生徒に、「毎日毎日、補助員大変じゃない?」と質問すると、「きついけど、選手が元気に走ってくれるならそれが嬉しいです」と返してくれました。その高校生の人間性も素晴らしいですし、そのような思いを持っている人たちによって大会が運営されているのだと改めて感じました。
2年後には宮崎で国スポ、障スポが開催されます。障スポもぜひ現地に足を運んで観戦してほしいと思います。【串間中:矢野】