選抜練習会兼わくわく練習会~ハードルブロック~

2日間の合宿・練習会お疲れ様でした。1日目は雨の降る肌寒い中、2日目は気温の上がる中となりましたが、今年度も充実した練習会になったのではないかと思います。例年、この時期は中高合同での練習会となっておりますが、今年度については中学生のみの練習会となりました。ハードルブロックについては選抜組と一般練習組を合同で練習を行いました。その理由として、「宮崎県のハードル界をみんなで盛り上げたい!」という思いがありました。R7沖縄全中より参加標準記録が引き上げられたことは皆さん知っていることだと思います。(100mH:14“80⇒14”60 110mH:15“00⇒14”70)特に女子については、ここ1~2年で全中出場者がいない中、さらに狭き門となりました。宮崎県全体のレベルアップのためにも今回は合同での練習としました。

1日目は徹底的にハードルドリル・フォーム確認のハードル走を行いました。ハードルドリルは継続することが第一です。練習会に参加した皆さんは、ぜひ自チームに戻ってからも継続してハードルドリルに取り組んでほしいと思います。(特に、切り返しのドリルをマスターできるとよいですね。)

そして2日目の練習は、「自分の走りの課題をつかむ」というテーマで練習に取り組みました。この写真はハードルのフライト距離(踏み切り~着地までに進んだ距離)の計測をしています。ハードルは、ハードル上でのハードリングのみならず、ハードルを跳ぶ前の踏み切り動作が非常に大切になってきます。後半、ハードルまでのインターバルが遠くなってしまい、インターバルのリズムが崩れることがありませんか?そのような選手は踏み切りを強化していくことで後半の走りが楽になっていきます。また、フライト距離をもとに、ハードル間の1歩の目安となるストライドを計算することもできます。【(ハードル間‐フライト距離)÷3】そうするとおおよそ1歩あたり1.6~1.8mという数字が出てきます。あくまで目安ですが、この間隔のマーカー走でのピッチを高めることができればインターバルランのスピードアップにもつながっていきます。

次は12月7日の選抜練習会となります。今回は選抜組だけの練習会となりますが、切磋琢磨し、互いを高め合う場にしていきましょう。次回の練習会も楽しみにしています。【串間中:矢野】

Posted by mzc