全中日記⑨
まずは下記の写真を見てください。何か気づくことはありますか?


そうです。道路の一部が茶褐色になっているのです。宿泊しているホテルの周りを散歩しているとき、溝口先生が「何だろうこの茶褐色は?」と疑問をもち、みんなでいろいろと考察したのですが・・・、スマホで調べるとまったく違っていました。(笑)
これ、錆(さび)のようです。鉄を放置しておくと赤くなるあの錆のことです。実はセンターラインやその付近の地下にパイプが通っていて、道路の表面にある吹き出し口から噴水のように水が出てくるそうです。吹き出す水で道路に積もった雪を融かすという仕組みです。融雪パイプは冬の間しか使われないので、春から秋の間にパイプの中が錆びてしまいます。パイプ内の錆が水と一緒に出てくることで、道路が赤くなっているようです。
冬になれば・・・、雪国ならではのお話でした。