『心の雑草! たかが除草 されど除草』
夏の県大会が炎天下の中、無事終えることができました。また、一昨日の練習会は参加した選手はたくさんのことを学べたと思います。九州、全国大会に出場する選手、おめでとうございます。次の秋、駅伝を目指す選手、頑張りましょう。
練習会の中で、ある先生から小林中の強みは何ですか?と聞かれました。みなさんの学校では朝練習をやっていますか?本校の朝練習はというと奉仕、清掃活動です。これは、決して珍しいことではないと思います。どの学校も通常、練習を行う前後など当然のように、グランド整備などをやっていると思います。自分のチームの選手は、それ以外に普段お世話になっている学校への恩返しとして、朝の奉仕活動をやっています。もしかすると、ただでさえ練習時間が少ない状況なのだから、そんなことをするより走った方がいいのでは、と考える選手もいるかもしれません。
しかし、「心の成長」「感謝の心」を育てることが強いチームをつくるということを信じてずっと続けています。ただ、除草や清掃をやる意味を理解できないうちは、複数で固まり私語をしながら作業を行い「やらされている感」がにじみ出ています。本校もですが、このような時はなかなか選手は伸びず、強いチームはできません。しかし、趣旨を理解すると本当によくやります。時を忘れて夢中で行います。一生懸命に除草をしている生徒たちはみんなその言葉の意味を理解できています。どうせやるなら、結果を残し華々しい大輪を咲かせてほしいものです。しかし、どんな時でも生え続ける雑草の心のことを忘れないでください。【小林中:國丸】