ジュニア大会お疲れ様でした。結果は、どうでしたか?

当然、人によって満足いく結果だった人もいれば、そうでなかった人もいるはずです。でも、大事なのはこれからです。2024シーズンの目標を「県中学ジュニア大会、優勝」と掲げていた選手はいないと思います。なぜなら、ジュニア大会は上位に繋がる大会ではないからです。(ただし、4種競技を除いては)大事なことは、これから始まる地区大会や通信陸上、そして県総合体育大会でどのような結果を出すかです。今回のジュニア大会を通して、「それらの大会に向けてどう仕上げていくか」が大事です。自分の目標が達成できるように、しっかり仕上げていきましょう。

さて、今回は県中学ジュニア大会を通して感じたことを書きます。それは「スタート時のルールの変更について」です。今回の試合で、このルールの変更に戸惑った選手もいるはずです。「えっ、隣の選手がセット後ピクついたのに止められない」「セットからピストルが鳴るまでの間が長い」などです。

実は今年度より、「スターターは、全ての競技者が『Set(用意)』の構えで静止したと確認した時点で、信号器を発射しなければならない。スターターは全競技者の動きが正しいスタート姿勢で止まったなら、速やかに走らせるべきである。つまり、あるスタートではピストルを非常に早く打つこともあるし、全競技者がスタート姿勢で静止するのを確かなものにするため、長めに待たなくてならないこともある。」とあります。これまでは、「ある程度決められたタイミングで号砲が鳴っていて、ピクついた選手がいた場合は、ピクついた(静止していない)選手に対して、注意またはイエローカードが出されていました。」しかし、今年度より「全競技者がスタート姿勢で静止するのを確かなものにするため、長めに待たなくてならないこともある。」となったので、ピクついた選手が止まるのを待って号砲が鳴るということもあるのです。

ピクついている選手がいても、スタートを止めません。止めるのは、フライングが起こった時のみです。ピクつきで、他の選手がフライングをしてしまった場合は、ピクついた選手にイエローカードが出されます。イエローカードは、累積2枚でレッドカードになり、その後の競技会に参加できません。

他にもルールが変更になった部分があります。これから大事な試合が続きます。ルールを知っていることで、救われたり対応の仕方も変わってくるはずです。ぜひ、一度調べるようにしましょう。皆さんが悔なく、目標達成してくれることを期待しています。【大宮中:日高】