私、陸上競技指導も19年目に突入していますが、これまでいつの時でも、まずは陸上競技に興味・関心をもつこと、その指導を徹底してきました。色んな情報を収集したり、記録・数字への意識は常に高くもつことであったり、、、。とにかく陸上競技に対してアンテナを高くというやつです。ん?そんなの当たり前じゃんって思う人もいるかもしれませんが、意外と子どもたちの「好き」って本気度が足りなかったりするのです。したがって、自チームのミーティング(MT)や合宿のMTでも、『知識アップトレーニング』と題して、問題形式にして解かせることで陸上競技への興味・関心を高める工夫をしてきました。
やはり、結果を出す、強くなるためには、陸上競技を好きになることからだと思うのですよね…。
通称、陸マガ、月陸と呼ばれる2冊の雑誌。これ分かりますか?手にとって、見てみたことありますか?まずは、このあたりからスタートするとよいかもしれませんね。実は私、中学時代は野球部所属です。その野球少年が中2の9月に「陸上競技マガジン」という雑誌に出会います。本屋さんに行ったときに見つけました。分かる人には分かると思いますが、9月号ですのでインターハイの結果特集月号です。いやぁ~、面白いと思いました。家に帰り、こんな本を見つけた!買って欲しいと親に頼み買ってもらいました。そして、翌月も購入…。結果、この年はこの2冊のみの購入になったのですが、今振り返るとこれが私のスタートです。
当時に比べて価格もあがっています。それなりの値段がしますので、毎月購入は厳しいかもしれません。でも、購入月を選んででも購入する価値観、大事かもしれません。そのことは間違いなく、陸上競技への興味・関心を高めていくことにつながりますからね。大淀中にいた時の、とある生徒は陸マガ、月陸どちらも年間定期購読をしていました。やがて、九州、全国大会に出場して活躍する選手に成長したことは言うまでもありません。
今は、競技力が高くない、強い選手ではない、陸上競技を始めたばかりである…。そんな人こそ、こういった視点からスタートするとよいかもしれませんよ。このです、陸上競技に詳しくなることって、誰でも自由にできることです。『好きこそものの上手なれ』本当にそうだと思いますね。
先日の話。セイコーゴールデングランプリ2024が行われましたよね。我がチームでの話になりますが、練習前のMT「昨日見た?」「見た人?」この問いかけで、手を挙げることができた人、反応できた人決して多くはなかったです…。北口選手の逆転劇あれにはしびれましたものね。こういったこと(話)に共感できるようになることが本物に近づいていくことなのかな~って感じる一コマでした。我がチームもまだまだ修行が足りません、これからです。ガンバリマス!【三股中:田原】