「どうしてライオンはいつもだらっとしているの?」と息子が小さいときに聞かれたことがあります。確かに動物園で見るライオンはたいていだらっとして寝ています。ずいぶん怠けものの生き物なのかなと思ってしまうのですが、そこは百獣の王とも呼ばれる肉食動物です。いざ獲物を捕るときは最大の力で襲いかかります。その瞬発力にはすさまじいものがあります。もちろんいつでも狩りが成功するわけではないのですが、狩りが成功し、獲物を得、満腹になるまで食べた後は、起きているのか寝ているのかわからないような姿でだらっとしています。そんなときは、近くを獲物が通っても襲いかかることはないのだそうです。

しかし、その一見無駄に見える休養が、瞬発力を生む源なのだと思います。その期間に力を蓄えているとみることもできます。もしかしたら、満腹時にじっと獲物の生態を観察しているのかも知れません。

いざという時に、最大限の力を発揮するためには、こうした待ちの期間そのものが必要なのかもしれません。人間はあせっていろいろと突っ走ってしまいがちですが、やろうとしていることが大切であればあるほど、じっと耐えて周到な準備をしなければなりません。

さて、ゴールデンウィークもいよいよ終わりに近づいてきましたが、今週は3日登校した後、そしてまた連休・・・。そんなときこそ、力を蓄え、いろいろな準備をする時間にしなければなりません。でも休み中、「自分はライオン型人生をまねて寝ることにする」なんて言い訳をしてはいけませんよ!

気が付けばいつの間にか5月に・・・。校庭の木々の緑も、少しずつ濃くなっています。1年生の制服姿もすっかり板につき、部活動も先輩方にまじって、真剣にランニングや基礎トレーニングをしたりと、各部の活動が始まっています。いよいよ部活動も本格的になってきますが、自分で決めた部活動です。しっかりと取り組んでほしいものです。

ところで、「風薫る5月」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

語源は漢語の「薫風」を訓読みして和語化したものだそうです。 最初は花の香りを運んでくる春の風を指すこと が多かったようですが、だんだん青葉若葉を吹きわたる爽やかな初夏の風の意味に変化してきたそうです。 そよぐ風に若々しい緑の香がします。 夏に向う今がちょうど一番気持ちの良い季節です。

とはいうものの、この5月の夏日(25℃以上の日)が10年前の2倍というデータもあります。1年生は特に、入学して一ヶ月間の緊張による疲れがどっと出やすいときでもあります。「疲れたかな」と感じたらあまり無理をしないで早めに休息をとりましょう。

宮崎陸上競技協会は「宮崎陸協記録室(mobile)」、県中体連陸上競技専門部は「MzcLive」、延岡市陸上競技協会は「GGN速報室」と記録速報室が用意されています。ライバルの記録が気になるみなさんは、ぜひ有効活用してくださいね。

そこでみなさんにお知らせです。宮崎市陸上競技協会にも新たに速報室が完成しました。ぜひご覧ください。宮崎市陸上競技協会速報室はこちらから

みなさんの周りには、陰口や悪口をわざわざ伝えてくる人はいませんか?子ども達のいじめの原因や、人間関係のトラブルは大概がこれです。しかも今は、SNS等の普及もあり、簡単に悪循環に拍車がかかってしまいます…。

ところで、陰口をわざわざ伝えてくる人の心理とは?

 一、自分の嫌いな人を一緒に嫌いになってもらいたい

 一、陰口を伝えた時の相手の反応が知りたい

 一、嫌なところを相手の言葉を使って伝えてくる

 一、優越感に浸りたい

 一、他人の人間関係を悪化させたい

あ~そうそう。そんなふうに頷きながら今読んでいる人もいるのではないかと思います。こんな伝書鳩のような働きをする人がいるのも事実です…。

本当にその人のことを友達と思っていたり、大切に思っていたりする人にはわざわざ告げ口をしようなんて思わないはずです…。伝えることによるメリットってありますか?ないですよね…。

我がチームでは、大人社会を例に話をします。例えば、職員室で田原先生が松濱先生の悪口を溝口先生に話したとします。悪口というか愚痴でもなんでもいいのですが…。

それを聞いた溝口先生が、わざわざ松濱先生のところに行って、田原先生が先生のことをなんか悪く言ってましたよ~なんて伝える働きをする。

他にも同様の動きをする先生が何人かいる。そんな職場になったらぐちゃぐちゃ、もはや崩壊…。職場は成り立ちません。大人は、言っていいことと悪いことをしっかり判断します。だからいちいち伝えません。聞き流したり、聞いても自分の中でためていたり…。

これがなかなかできません。もし、本当に友達のことを思うなら悪口を言っている人に、「私の友達の〇〇さんのこと!そんな風に言わないで」って言い返せばよいですよね。

みなさんの所属するチーム、学級、学年等々…。全ては人間関係です。我が成長のために自分自身を見つめ直してみましょう。無駄なエネルギーを費やすのではなく、目標達成、実現のために充実した生活を送っていきたいですね。【三股中:田原】

私の趣味である、劇団四季ミュージカルのライオンキングのフレーズ、ハクナ・マタタと読みます。スワヒリ語で、「どうにかなるさ」「くよくよするな」という意味があるそうです。

日々色々なことが起こる学校生活。何か起こったときに、「どうにかなる」「くよくよしない」と考えるためには、日頃の自分の頑張りや経験が必要です。4月も明日で終わり。落ち着いて生活するととともに、毎日コツコツと経験を積んでほしい・・・。

「どうにかなる!」と自分を信じ、「くよくよしない!」と自分に言い聞かせ、明日も1日頑張りたいですね。【沖水中:森山】

この週末、暑かったですね。でも、じっとしていると「そよかぜ」が心地よく感じることも・・・。

そんな「そよかぜ」のように、子どもたちにとって心地よく、リラックスできる環境をつくりたいと現在奮闘中!穏やかで、気持ちの良い人間関係を築ける人へと成長する1年になってもらいたいと思います。

中学校生活は、色々なことが起こるもの。乗りこえる度に人間的な成長を期待したいものです。【加久藤中:上別府】

5月4日(日)、延岡市西階陸上競技場で「第36回ゴールデンゲームズinのべおか」が開催されます。今年も熱い戦いが繰り広げられそうです。ぜひ会場へお越しください!

なお、大会当日の様子を下記のライブ配信から見ることもできます。小学生・中学生のレース解説を小林中学校の國丸先生が担当します。こちらもお楽しみに!

記録速報はこちらから ライブ配信はこちらから

田原先生から送られてきました。

嬉しいですね。部活動日誌にこの風の色が話題に上がり、私たちの想いが伝わっている。そして、毎日、楽しみに待っていると・・・。きっと素敵な心の持ち主なんだろうな~。

年度末、年度始めは正直余裕がありませんでした。管理人の松濱先生はもっとです。風の色もしばらく停滞、、、。我が部員達は、かなりアンテナが高くなっているメンバーもいるため、最近アップされない、先生方も忙しいのかな…。そんなことを日誌につぶやいたりする日々が続きました。

先日、松濱先生からの学級通信ネタでの呼びかけ。これにて、先生方の協力があり、再び動き始めました。すると、部員達が反応し始めました。やはり待っていたのですよね。うちも部員以外にもたくさんいると思います。以前も話題にしましたが、かなりの人たちが、ここ風の色にやってきて拝見してくださっています。サボっていたわけではないのですが、改めて頑張らないといけないなぁという思いになりました。

生徒への想い。保護者の方々への想い。ここを覗いてくださる方への想いですよね。陸上界にはいない先生方も結構見てくださっています。勉強になるから覗くのだと、、、。

本年度の風の色も稼働し始めましたので、そろそろ輪番投稿もスタートさせたいと思います。専門部の先生中心で回していきますが、色々な先生方のつぶやきも大歓迎です。是非に、専門委員まで声かけてください。陸上の話題限定では全くもってありません。色んなつぶやきが子ども達の心を揺さぶるのです。

先日の今村先生、福本先生のように依頼をすることもありますので、その際には協力いただけると嬉しいです。

ボチボチ各学校、新入部員の数が見えてくるころでしょうか。どんな様子ですか?各学校で、ホームページの存在、そしてここ風の色の存在を伝授してもらえるといいですね。【三股中:田原】

今、私たちの暮らしの中にはAI(人工知能)がどんどん入り込んでいます。スマホの音声アシスタント、YouTubeのおすすめ、翻訳アプリやカーナビまで。どれもAIが関わっています。

「AIがいろいろやってくれるなら、自分は何を頑張ればいいの?」と思う人もいるかもしれません。でも実は、AI時代だからこそ、中学生のうちに身につけておきたい“人間にしかできない力”があります。

1. 自分で考える力(自分の視点を持つ)

AIは「データからの答え」を出すのが得意。でも、「自分はどうしたいか?」という気持ちまではわかりません。自分の頭で考えること、それはこれからの時代に一番大切な“人間らしさ”です。

2. 失敗を恐れずチャレンジする力

AIは、安全な選択や正解に近い答えを出すのが得意。でも「失敗から学ぶ力」は人間にしかありません。「やってみる」ことでしか得られない自信があります。挑戦は、失敗するかもしれない。でも、それでも前に進んだ人だけが“本当の力”を手に入れられます。

3. 人とつながる力(共感力・チーム力)

AIには「心」がありません。人の気持ちを考えて動けるのは、私たち人間だけ。思いやりや声かけは、AIにできない“人と人をつなぐ力”です。

AIがどれだけ進化しても、「考える」「挑戦する」「人とつながる」ことは、人間にしかできません。宮崎県で学ぶみなさんは、これからの時代を動かしていく大切な存在です。これからどんな道を歩むにしても、“自分の力”を信じて進んでいってください。

未来を変えるのは、AIじゃない。みなさんの一歩です。【久峰中:佐藤】