全国の開花一番乗り予想は東京で、3月24日開花の見込みだそうです。その後、西日本から東日本の各地で3月中に続々と開花を迎えていくようです。満開時期は、西日本や東日本では開花から1週間から10日ほど、北日本では開花から5日ほどと予想されています。

練習が忙しくて、花見どころではない!そんな声も聞こえてきそうですが、心に余裕をもちたいものです。あ、そうそう、県内の中学生には、昨日から4連休!という人もいるかもしれませんね。陸上以外にも目を向けて!と言いたいのですが、第3回県記録会に陸上界の一流選手が参加するとか。めったにないチャンス、ぜひ間近でみたいものです。

本日、県内のほとんどの中学校で卒業式が行われました。今日は卒業を迎えた3年生に向けて一言。

他人に負けまいと、そのことばかりに神経をすり減らし、誰のために生きているのかを見失っている人が世の中には大勢います。あの人と比べて自分は・・・と、他人と比較ばかりして自分がその人より劣っていることを嘆き、時にはねたみ心をもって情けない生き方をしている人もいます。

他人に勝つことばかり神経とエネルギーを費やしていると、負けることが本当にみじめになります。負けたときは何もかも投げ出したくなり、生きる意味を見失うことさえあります。みなさんにとってただ一度しかない、しかも世界でただ一つの人生・・・。

自分に負けない努力をする方が大切だと思いませんか?その努力こそ、きっとみなさんを向上させてくれるはずです。結果ではなく、みなさんが一生懸命に取り組む過程に感動が生まれます。

風はいつも追い風とは限りませんが、これからのみなさんの活躍を心から願っています。卒業おめでとう!

いよいよ3年生は16日に卒業を迎えます。私は今年、3学年の担任をしていて送り出す立場であるため、卒業式にはやはり特別な思いがあります。部活でも残り僅かしか見れない3年生の走る姿を眺めながら成長を感じるとともになんとも寂しい気持ちになっていた1週間でした。加久藤中学校では卒業シーズンにあわせて放送委員会が先生たちのリクエスト曲の放送をしてくれます。私は、ゆずさんの「友〜旅立ちの時〜」をリクエストしました。中学時代の私は友と離れ離れになることが永遠の別れであるかのように感じてしまってすごく寂しかった記憶があります。そんな3年生に聴いてほしい1曲です。

話は変わりますが、昨日加久藤中でも式練習が行われました。送り出す側の1、2年生が3年生のために一生懸命背筋を伸ばしていい姿勢で臨んでくれたり、卒業式の歌の声がとても大きかったり、3年生担任としてとてもありがたく、下級生の式に臨む姿勢に感動しました。主役は3年生ではあるのですが、下級生の送り出す気持ちって色々なところで伝わるなと感じた式練習でした。式に出席する生徒の皆さんはぜひ、陸上を通して大変お世話になったであろう先輩方のためにいい姿勢、素敵な歌声、大きな拍手で精一杯のお見送りをしてくださいね。誰かのために一生懸命に頑張れる人、誰かのために心を動かすことのできる人であってほしいなと思います。

少し早いですが、3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。陸上を通して出会ったご縁を大切に。高校での活躍を楽しみにしています。【加久藤中 : 上別府】

今週末、ほとんどの県内の中学校で卒業式を迎えます。少し早いですが、中学3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。卒業式の時期と言えば「桜」をイメージする人も多いかと思います。最近、桜が咲き始めている光景をよく見かけるようになりました。

ところで、皆さんは桜が花が開花する条件を知っていますか?桜の花は春が来ただけで咲くことはありません。桜の開花のためには、①冬の寒さ、そして、②春の暖かさが必要になります。桜は夏頃に花芽と呼ばれる花のもとになるものを作ると、秋頃は休眠に入ります。そして冬の寒い気温が桜の木を目覚めさせ、春の暖かさとともに開花をしていく植物なのです。

まさしく、人と同じだとは思いませんか?陸上に例えるならば、冬の厳しい鍛錬期を乗り越え、大会で花を咲かせる、というイメージでしょうか。やっぱり、何かを成し遂げるには我慢の時期やコツコツと何かに取り組む時期が必要なのです。来週からシーズンインをするチームもあると思います。今シーズン、自分が思い描いている花を咲かせる準備はできていますか?【串間中:矢野】

みなさん、ポケポケってやったことありますか?簡単に言うと、ポケモンカードの携帯ゲームです。ポケモンには進化の段階があり、どれだけ強いポケモンのカードが手元にあっても、進化前のポケモンがなければバトルでは使えません。たとえば、「リザードン」を持っていても、「ヒトカゲ」と「リザード」がいなければ進化できないのです。

これは、陸上競技の成長にも似ています。どれだけ「県大会で入賞したい!」「自己ベストを更新したい!」と強く願っても、そのための基礎がなければ、本番で力を発揮することはできません。いきなり「強いポケモン(=高いレベルの自分)」になろうとしても、その土台となる「進化前の自分」が育っていなければ、実力を発揮できないということです。逆に、今しっかりと準備をしておけば、いざという時に自分を進化させ、大会で結果を出すことができます。

みなさんは、「進化前のポケモン(自分)」、しっかり育てていますか?コツコツと積み重ねることで、確実に次のステージへ進化できます。 来シーズンの自分を信じて、今日の練習も大切にしましょう!【生目中:北林】

今日は寒かったですね。いったいどうなっているのでしょうか、最近の天候は・・・。

寒い日があるかと思えば、暖かな日差しの心地よい日が続く今頃の気候を「三寒四温」と言います。寒さが3日続けば、その後は暖かい日が4日間ぐらい続くという意味です。

私たちの毎日もこれとよく似ていませんか?いやなことがあれば、その後にはいいことが待っていると・・・。

三寒四温を繰り返しているうちに、春がやってきます。卒業や進級という学校生活の区切りを迎える季節でもありますね。今年度もあと何日ですか?一日一日を大切に過ごしたいものです。

調べましたか?日本一の石段を!

熊本県美里町が全国に誇る日本一の石段は、釈迦院に続く表参道「御坂」に建設され、全国10ヶ所の名石のほか、外国7ヶ国の御影石などが使われています。

標高240メートル地点から上り始め、860メートルで終着を迎え、その数はなんと3333段!

大淀中のみなさんに石段を上った感想をぜひ聞きたいものです。

みなさんも訪れてみてはどうですか?

3月1日は毎年恒例の日本一の石段(3333段)上りにいってきました。(まだ3回目ですが・・・)

朝6時に出発して9時過ぎに到着。9時30分から15時まで上ります。昼食、休憩は各自で設定します。身体と精神を鍛えるにはもってこいの練習です!

大淀中のノルマは4本以上!怪我人、投てきブロック、顧問は2本。という設定で行いました。ほとんどが4本達成!なかには5本行った生徒もいました。(7名)

目的は練習ですが、すれ違う人への挨拶、時折り綺麗になってる階段(横に竹ぼうきがあって誰が掃除している)、きつすぎてなんでこんなことしてるんだろうと自問自答。練習以外にも多くのことを学べる1日となりました。

みなさんも何本いけるか挑戦してみてください。日本一の石段と検索すればでてきます。ちなみに月曜日はほとんどの人が筋肉痛で、校舎の3階まで上がって降りることが苦痛でしかなかったようです。【大淀中:河野】

早いものでもう3月になりました。今の学級や今の学年で過ごすのもあと少しです。皆さんは残りの1ヶ月をどう過ごしたいですか?

「時は金なり」ということわざを知っていますか?時間はお金と同じように貴重なものだから、決して無駄にしてはいけないという意味が込められています。仲間と一緒に笑って過ごすのも、喜びを分かち合うのも、ケンカをして過ごすのもどれも同じ”時間”です。時間は巻き戻せないので、後悔しないためにも時間を大切に過ごしてみてください。【門川中:吉原】

先日の続きになります。村上さんの話です。中2になって4月末に納戸記念(久留米)という大会に出場しました。その当時、長崎桜馬場中と合宿を行うなどの交流をしていたこともあり、県外試合に一緒に参戦するという流れで取り組んでいました。

その大会で、12秒61の大会新記録で優勝してしまいました。冬を順調に消化できましたし、動きに力強さとキレが出てきていたので楽しみにはしていました。直前の練習日誌に私はこう記しました。「条件(風)がよければ6台までいけるかもしれない」まさに、好条件だったのです。私の記憶では追い風1.9だったような。よって出ましたよね。一気に勝負できるステージに乗っかったという感じです。

ただ、、。この時、このようにも伝えました。「今シーズンはいっても4台までだと思う。だから決して調子に乗ってはいけない。」結果、中2のシーズンベストはJO(横浜)で出すことになる12秒42でした。このJOは全国4位入賞を果たしたのですが、夏の全中では…。リレーの準決勝で痛恨の早出をしてしまい(2走)、チームは決勝進出を逃します。先輩達に申し訳ないことをした…。かなり落ち込んでいたのを思い出します。

新チームになり、チームの主将へ。さらに厳しい環境に身を置き、中3でのリベンジに向けてスタートしました。あとになり、副顧問の先生から聞かされることになるのですが、彼女は練習メニューを常にスカートのポケットに折りたたんで(当時は、週単位で練習メニューを出していました)、暇を見つけては何度も何度も見て、その日の練習をどのように回そうか…。どんな指示を出そうか考えていたそうです。

どんなに厳しい指導にも耐え、決して人前では涙を見せなかった彼女です。しかし、これものちに聞かされることになるのですが、プールの死角(野球場の奥。大宮中が分かる人には分かると思います。)で泣いていたそうです。よっぽど苦しい時は。戦っていたのですね…。競技レベルも上げないといけない、チームのエースとして、いや宮崎県のエースとして。同時にチームをまとめあげないといけないという主将としての大役をどう果たすか…。

最終的に100mの自己ベストは12秒12までいきます。これは九州大会3位になった時に出した記録です(昔にしては、なかなかのハイレベルですよね。)全中は100m7位。そして、リレーは前年のリベンジを見事果たします。チームの大黒柱として3走を務め爆走、トップでバトンを渡します。結果、2位に終わりますが銀メダルに大きく貢献しました。

大会後MRTに取り上げられたのですが、最後にそのTVで彼女が語ったインタビューを紹介して終わりにします。「先生や宮崎で待っている人を喜ばせる気持ちで走った」「長距離とかリレーメンバーでない人も同じ気持ちで戦ってくれたから結果が出せたと思う」「リレーで結果を出すために個人の走力を上げていくと考えていたので、個人の県記録も嬉しいがリレーで結果を残せたのが一番嬉しい」

主将という誰よりも苦労するポジションできつい思いをしながら、人として一回りも二回りも成長を遂げた結果、個人の結果も残せた典型かなあと私は当時思ったことを思い出します。そうですね、、、学校生活では学級委員長こそしていませんでしたが、誰よりも気が利くスーパー給食委員長として活躍していましたね。中1デビュー戦15秒36が中3で12秒12までいきました。みなさんも可能性を信じて努力してみましょう。【三股中:田原】