短距離ブロックを指導していただいた村北先生(大宮中)より田原専門委員長にコメントが届きました。紹介します。

練習会お疲れさまでした。ブログ見ました。先生の気持ちがとてもよくわかるブログでした。チャンスをつかむ選手の話もいいですよね。可能性が広がる話は、経験の浅い先生はわからない部分なので確実に繋げられるといいですね。大人が、先生たちが、本当に頑張って子どもたちを導きたいですね。久しぶりの練習会で村北自身はとてもとても楽しい思いをさせてもらいました。ありがとうございます。選手に関わる大人が、みんなわくわくしながら、やれると宮崎は強くなりますね。若い先生が、頑張っている姿を見ながら、それぞれのわくわく感が伝わってきてうれしく思いました。選手の競技力向上もですが、指導者の指導力と情熱が上がっていくと間違いなく強化は進みます。先生を中心に若い先生が、頑張っている姿を見て間違いないと感じました。ベテランの先生に相談しながら、専門部を中心としたこれからの先生を導いてください。また、練習会に声かけください。エネルギーがたまりましたので、もう少しは頑張れますよ。

私たち指導者にとってありがたいお言葉をいただきました。私たち指導者も日々勉強です!

ハードルブロックの皆さん、今日は「わくわく」できた練習会だったでしょうか?

ハードルブロックは午前中にハードルドリルとスピードハードルで基礎・基本の部分の確認を行いました。私なりのポイントを伝えたつもりですので、ぜひ学校の練習でも思い出しながら練習に取り組んでほしいです。「継続は力なり」です。

午後は大阪室内陸上などで実施される60mHのタイムトライアルを行いました。久しぶりの種目練習で思うような動きができなかった選手もいたかもしれませんが、男女混ざって試合のような緊張感のある練習になりました。

午後練習の最後には300mのタイムトライアルを行いました。強度の高い練習でしたが、互いに称え合いながらメニューをやり切る姿がとても印象的でした。

最後のブロックミーティングで選手から「私の学校ではハードルブロックが1人なので今日はたくさんのメンバーで練習ができて良かった」とのコメントがありました。ハードル好きの人達がこれほど集まって練習できる機会はなかなかありません。次の練習会も自分の成長への「わくわく」感を持って参加してもらえると嬉しいです。【西中:矢野】

今日の天気は・・・、そんな心配をする必要はまったくありませんでした。終日、暖かい気温の中、充実した「わくわく練習会」を開催することができました。本日の練習会の様子は、この後、各先生方がコメントをたくさん出してくれるはずですので、楽しみにしておきましょう。生徒のみなさんに、「率先して行動する、手を挙げる」と言われていた指導者の先生方、まずは先生方がコメントをもってそのお手本となるべきです。お願いします!

あっ、今日はうれしいことが一つ。我がチーム(東海中)のことで恐縮ですが、閉講式の後、あいさつのために生徒たちが私のところに集合します。だらだらと歩きながら集合することもある生徒たちが全速力で集合、しかも、今日は頑張ったぞという真剣なまなざしで・・・。充実した練習になったからこその行動、そして、表情だったのかもしれません。そんな我が学校に、いいね!と伝えたい。

さて、先ほど専門委員長の話の中にもありましたが、次回の練習計画が早くも動き出しました。今日が「わくわく」、次回は・・・。そのネーミングにも注目です。

先日の選抜練習会に引き続き、今日はわくわく練習会を実施しました。たくさんの参加ありがとうございました。開講式でも述べましたが、県内のスペシャルな先生方によるブロックごとの練習でした。各ブロックを回りながら練習の様子を見させてもらいましたが、わくわくするような練習会になっていたと思います。指導する先生方の充実感あふれる表情、そして何より子どもたちの生き生きとした表情がそれを物語っていました。保護者の方々にもたくさん参観いただき嬉しく思いました。終わった後に、ある先生が言いました。「この練習会ほんといいですね。月1回くらいのペースで実現できたら、ほんと強くなるんじゃないかと思います」と。確かにそんな雰囲気はあります。第3回目はクリスマスに企画を考えています。いいプレゼントになればいいなぁ。あ、そうでした。練習会後に、久しぶりに見る光景がありました…。大渋滞によりみなさん帰宅時間が遅れましたね…。次回は、武道館側に駐車するのもひとつの策かもしれませんね…(笑)。これに懲りず、またの参加お待ちしています。【専門委員長 三股中:田原】

あいにくの天候にはなりましたが、中高合同選抜練習会を無事に開催することができました。感染対策を施しながら、今年もこのような合同練習会が実施できたことをうれしく思います。なぜか?他県に比べ競技人口が少ない本県が、競技力を高めるためには互いに刺激しあうことが重要になります。コロナ元年は、様々な活動が中止となり、その結果、昨シーズンは思うような結果を残すことができませんでした。それから少しずつ各種練習会等が動き出し、ようやく浮上の兆しが見え始めているところです。昨年も、今年も、さらに来年に向けてもそうですが、タレント選手はいます。しかし、全体の競技レベル、底上げを考えるとさらなる強化が必要です。5年後にはここ宮崎県で、国民スポーツ大会が開催されます。計画的な、そして、粘り強い強化が必要なのです.

今回の合宿は、各種行事や修学旅行が重なり、1日のみの参加を余儀なくされた選手が多くいました。そこで、本来、宿泊資格のない選手に宿泊参加の依頼をすると、ほとんどの選手から「ありがとうございます」という返事がありました。(顧問の先生を通じて) 大変頼もしく感じました。前専門委員長の村北先生(大宮中)がよく言われていました。「こっちが声かけをしたときに、ポーンと返事が返ってくると気持ちがいいがな~」 専門委員長という同じ立場になり、その気持ちがとてもよく分かります。

ところで、夜のミーティングの中でこんな話をしました。数年前のある選手のことです。以前は九州ブロック合宿が年末に行われていました。その追加補充で村北前専門委員長が当時中学1年の女子選手に声をかけました。目立った記録をもつ選手ではなく、実力的にもまだまだこれからの選手でした。この合宿は各県から20人のトップ選手が熊本へ集結、そんなハイレベルな合宿に、「はい。参加させてください!」と、この選手は即答し参加しました。するとどうでしょう。中学3年の夏、見事200mで標準記録を突破し、それどころか全国3位銅メダルにまで躍進しました。いかにチャンスをものにするか、その大事さを象徴する代表的な例です。気持ちってとても大きいですね。特に中学生にとって・・・。どのタイミングで本気スイッチを入れるかなんですね。

今回の合宿、先述した通り、修学旅行明けの参加になった選手もいました。中には3泊4日の修学旅行明けの選手もいました。しかしです。私が「大丈夫?旅疲れあるやろ?無理しないように」と声をかけるやいなや、「はい。大丈夫です!」と疲労を感じさせることなく意欲的に練習に励む生徒がいました。正直すごいなと感心しました。きっと、その他大勢の同級生はゆっくり休んでいるでしょうからね。また、ある選手に、「USJ疲労があるんじゃない?」と声をかけると「いや、逆に疲労がとれました」と言うのです。「どういうこと?」と聞くと、「楽しすぎて疲労が抜けました」と答え、軽快に走っていくのです。凄いなぁと思うと同時に、こんな選手たちには絶対強くなってほしい!沖縄、愛媛の舞台で活躍してほしい!そんな気持ちが大きくなりました。逆に、初日しか参加できずに、「修学旅行は楽しみだけど、夜のミーティングに参加できないのが残念です・・・」と修学旅行へ旅立つ選手の何とも言えない表情も印象的でした。中学生としての純粋な楽しさに浸りながらも、競技者として強くなりたい!結果を出したい!こんな気持ちがどこかに宿っているんだろうな、そんなことを感じさせてもらった2日間にもなりました。

目の前にいる子どもたちの成長の為に、まずは私たち大人が本気にならないといけない。そんなことを常々思っていますが、このような練習会を終える度に、子どもたちからエネルギーをもらい、幸せな気持ちになります。心の充電ですかね。まだまだコロナ禍は続きそうですが、コロナに対する考え方や向き合い方は3年前とは随分と変わってきています。withコロナ時代到来とも言われており、もう逃げてばかりはいられません。とは言え、当然このような練習会もノーリスクではありません。しっかりと対策を講じ、様々な工夫を凝らしながら歩を進めていきたいものだと改めて思いました。すべては、子どもたちの夢を奪わないように・・・。

今回のまとめになります。長距離ブロックに関しては、昨年初めてこの時期のこのタイミングで選抜練習会を実施しました。その効果もあり、平成26年以来全国への道が閉ざされていた男子長距離種目で複数人が標準記録突破を果たしてくれました。やはりきっかけって大事なんだと思います。みんなライバルではあるのですが、「チーム宮崎」として、お互いの力を高め合いながら、多くの人数で愛媛に乗り込みたいものです。『全ブロックで20人以上の標準記録突破を!!』これくらいの意気込みをもって、次なる12/10選抜練習会に向けて先生方、選手ともに気持ちを高めていってもらえるとありがたいです。【専門委員長 三股中:田原】

2日目は前半講義、後半は実技練習を行いました。講義の中で話があった接地の仕方を意識してドリルを行いました。高校生もいる中、大淀中の足立さんが動きの説明をしながら引っ張りました。普段行っているドリルも考え方や意識を変えるとまったく違う動きになります。高校生のトップアスリートはジョグをする時でも何かしら意識をして行っていました。練習中に気が抜ける瞬間は休憩の時だけですね!高校生から学べることはたくさんありました!来年の夏を目標に短距離ブロックのレベルがさらに飛躍することを期待しています。【大淀中:河野】

目標設定ミーティングを行いました。これは、「明確な目標を設定することで、これから始まる冬期トレーニングを前向きに取り組んでもらいたい」という思いがありました。

ミーティングでは、PDCAサイクルを意識させ、まず2022年シーズンを振り返り「今シーズンの良かった点、改善点」を考えさせました。そして、過去3年間の県総合体育大会や県秋季体育大会の結果等をもとに、過去の先輩方の成長(秋→夏、夏→夏でどれぐらい記録が伸びているか)を参考にしながら、根拠のある目標設定を行わせました。また、来年全中が行われる愛媛県ニンジニアスタジアムや、今年の九州大会の画像を見せたり、今シーズン全中で入賞した大城直也選手(檍中)や渡邉ひより選手(東海中)の一年前の目標や日頃意識していたことなどを紹介し、選手の気持ちを奮起させました。

 今回のミーティングを通して、明確な目標を設定し、充実した冬期トレーニングを行ってくれることを期待しています。そして、「チーム宮崎」選手団の来シーズンの活躍を期待しています。【檍中:日高】

(1日目)午前中は、庄内中学校の福本先生が長距離に必要なリズム感を養うための「ビートランニング」をメインに練習を行いました。初めてこの練習を行った生徒も多く、様々な動きに悪戦苦闘していました。長距離選手の特徴として、細かい動きができない(身体の使い方が分かっていない)ため、効率の悪いフォームになってしまったり、故障が多くなってしまったりとマイナスなことばかりです。しかし、できないことをできるようにしようとする姿も見られ、楽しい雰囲気で練習ができました。

午後は、簡単な動きづくりとロードでの距離走を行いました。男子が10km(Bチームは8km)、女子が6km走りました。集団の力を使いながら、離れそうな生徒を励ます姿も見られ、「チーム宮崎」として良い雰囲気の中で走ることができました。

(2日目)ウォーミングアップでは、ハードルを使って股関節周りの筋肉に刺激を入れるためのドリルを行いました。近年は厚底シューズの影響で、股関節周りの故障が増えてきています。効率よく走るためにも、この股関節周りの筋肉が非常に大事だと考えています。普段の学校の練習で、少しでもこのドリルを入れると自分のフォームが変わってくると思います。メインの練習は、400mのインターバルを行いました。男子が4本3セット、女子が3本3セット、レースとほぼ同じペースで400mを走り、リカバリー(30秒)をはさみながら一生懸命頑張っていました。

長距離ブロックでは、来シーズンの全中出場者を今年以上(5名)出すことを目標にしています。こういった練習会で切磋琢磨しながら、「みんなで標突」を目指す雰囲気になれば、必ずこの目標は達成できると思います。全体的に元気がなかったり、表現力がなかったりと課題もありますが、普段の学校生活や家庭生活から見直し、自分を高められるようにしましょう。【飫肥中:溝口】

ミーティングの中で、競技者として飛躍していくために最も大切なことは、「人間性」であるという話がありました。技術を磨くことに比べて人間性を磨くことは容易なことではありません。技術は指導者に聞くことで正解が見つかりますが、「人間性」は他者と生きていく中で相手のことを思いやり、自分の行いを考えていく必要があるからです。

今回の合宿では、挨拶、お礼、積極性、お風呂のマナーなど「人間性」の課題が非常に多くあったように思います。冬季の厳しい練習の中で「人間性」を磨ける場面は数多くあるはずです。宮崎県のトップ選手として、ひと冬の間に人間性に磨きをかけ、来年大きく飛躍してくれることを期待しています。【野尻中:上別府】

1日目の午前中は、グライドの動きのポイントを細かく指導していただき、参加した選手は自分の課題を確認しながら黙々と取り組んでいました。午後は雨の中で実際に投げました。午前中に実践したことがうまくいかずに悩んでいる生徒もいましたが、休むことなく最後まで意識を切らさずに練習することができました。

2日目は時間が許す限り何度も投げました。1日目の午後にはできていなかった引きつける足の爪先の向きや足を使って投げる動作に変化が見える生徒もいました。何よりも投げた後、すぐに「右足が入ってきていない」「身体が残ってない」などの自分の動きを振り返る言葉が多く聞こえたのは大きな変化だと感じました。

指導してくださった延岡商業高校の吉岡先生が、「合宿で行ったことをどれだけ学校に帰って意識をして練習できるかが大事です。頑張りましょう。」と言われていました。

最後に、真剣に練習に取り組む姿勢は素晴らしかったです。ただし、活気がない、声が出ない人が多かったように思います。練習で恥ずかしがっていては、大事な大会で空気にのまれ、力を出し切れずに終わってしまいますよ。日々の練習から声を出して頑張りましょう!【西小林中:信時】