今回、男子短距離ブロックは「体幹を中心とした筋力アップ」と「最大パワー発揮の向上」を目指し練習を計画しました。男子は女子と比べ、スピードレベルが上がるので、そのスピードに耐えうる体づくりが必要です。そのため、午前中前半は体幹補強トレーニングを行いました。初めて行う選手も多かったようですが、ペアになり鍛えている場所を意識しながら、真剣に取り組んでいました。今回、7種目の体幹補強トレーニングを行いましたが、どこを鍛えるトレーニングなのかを理解し、適度な負荷で今後も継続して実施してくれると嬉しいです。次にハードルドリルを行い、その後ハードルジャンプを行いました。ハードルジャンプは、瞬発力アップ(最大パワー発揮の向上)を目指し行いました。ハードルジャンプは、できる限り広い間隔で行います。(今回は、1.5m〜3.0m間隔の4箇所を設定しました。)ギリギリの間隔に挑戦し、跳び切った時には嬉しそうに喜ぶ姿が見られました。
そして、午後はビートランニングや動的柔軟でアップを行い、100m・200mの選手は、(100m+150m+100m)×2セット、400mの選手は(300m+200m+100m)×2セットを行いました。スピード持久力の向上を目的に行いましたが、ライバルと一緒に走るということもあり、スピードレベルの高い良い練習となりました。最後は、高台の階段を使い補強トレーニングを行い練習終了でした。県秋季大会で決勝進出した選手の練習会ということで、意識も高く積極的に練習に臨んでくれました。参加した皆さんお疲れ様でした。
練習後に、「来シーズンの目標は設定できていますか?」という話をしました。練習は、決して楽しいものばかりではありません。きつい練習の方が多いと思います。ただ、その練習を前向きに行っていくためには明確な目標が必要です。『来シーズン何秒で走りたい。この大会で何位に入りたい!』という明確な目標を設定してください。それが練習を頑張るエネルギーになるはずです。今後も、練習会等で皆さんと一緒に練習できることを楽しみにしています。【檍中:日高】