先週、三股中学校ではプール掃除を行いました。2年生がプール内のヘドロとりを中心にプールサイドや更衣室の磨きなど、いわゆるプール掃除のメイン的な活動を行い、その後、3年生が仕上げをする形になりました。

その活動を通して、見えてきたものがありました。それは『人間性』です。仕上げですので、パッと見るだけではなかなか汚れが視界に入りにくく、気づきをもって磨きを行う必要があります。みなさん、プール掃除!と聞けば楽しそうなイメージがありますよね?なぜなら水遊びができる感覚があるからだと思います。そうなのです、、、汚れもあまり目立たない状況ですので、自分でやるべきことを見つけて作業できる人と、ただただブラシやたわしをもって何となく掃除をしている人と・・・、はっきりと分かれますね。

そこで、じっくり作業を観察していると、運動が苦手で、体育の授業ではどちらかというと消極的な生徒たちが一生懸命に作業をしているなぁとふと考えてしまいました。あ~、これはぜひ伝えるべきだ!と思い、授業の終わりに話をしました。君たちが社長なら、どっちのタイプの人間を採用しますか?と。運動が得意で体育の授業では活発に動き目立つような生徒でも、このような活動をするとき「いい加減」に行動してしまうと・・・。まさに学びに向かう人間性の本質が見えたような気がしました。【三股中:田原】

ジュニア大会お疲れ様でした。結果は、どうでしたか?

当然、人によって満足いく結果だった人もいれば、そうでなかった人もいるはずです。でも、大事なのはこれからです。2024シーズンの目標を「県中学ジュニア大会、優勝」と掲げていた選手はいないと思います。なぜなら、ジュニア大会は上位に繋がる大会ではないからです。(ただし、4種競技を除いては)大事なことは、これから始まる地区大会や通信陸上、そして県総合体育大会でどのような結果を出すかです。今回のジュニア大会を通して、「それらの大会に向けてどう仕上げていくか」が大事です。自分の目標が達成できるように、しっかり仕上げていきましょう。

さて、今回は県中学ジュニア大会を通して感じたことを書きます。それは「スタート時のルールの変更について」です。今回の試合で、このルールの変更に戸惑った選手もいるはずです。「えっ、隣の選手がセット後ピクついたのに止められない」「セットからピストルが鳴るまでの間が長い」などです。

実は今年度より、「スターターは、全ての競技者が『Set(用意)』の構えで静止したと確認した時点で、信号器を発射しなければならない。スターターは全競技者の動きが正しいスタート姿勢で止まったなら、速やかに走らせるべきである。つまり、あるスタートではピストルを非常に早く打つこともあるし、全競技者がスタート姿勢で静止するのを確かなものにするため、長めに待たなくてならないこともある。」とあります。これまでは、「ある程度決められたタイミングで号砲が鳴っていて、ピクついた選手がいた場合は、ピクついた(静止していない)選手に対して、注意またはイエローカードが出されていました。」しかし、今年度より「全競技者がスタート姿勢で静止するのを確かなものにするため、長めに待たなくてならないこともある。」となったので、ピクついた選手が止まるのを待って号砲が鳴るということもあるのです。

ピクついている選手がいても、スタートを止めません。止めるのは、フライングが起こった時のみです。ピクつきで、他の選手がフライングをしてしまった場合は、ピクついた選手にイエローカードが出されます。イエローカードは、累積2枚でレッドカードになり、その後の競技会に参加できません。

他にもルールが変更になった部分があります。これから大事な試合が続きます。ルールを知っていることで、救われたり対応の仕方も変わってくるはずです。ぜひ、一度調べるようにしましょう。皆さんが悔なく、目標達成してくれることを期待しています。【大宮中:日高】

いよいよ6月1日・2日から各地区中総体が始まります。小林中も6月1日から選手それぞれの目標を達成するために頑張っていきます。そこで今回、小林中で普段から取り組んでいることについて書きたいと思います。

ところで地区大会など上の大会に繋がる大事な試合の時、ほとんどの指導者は競技役員等でなかなか指示を出すことができないことがよくあります。本校も同様です。そこで本校では選手が最高のパフォーマンスを発揮できるように「考動力(こうどうりょく)」という力を身につけさせています。県大会や九州、全国大会のときもそうですが、自分で「考えて動く力」というのが凄く大切になってきます。

2023年の大会を振り返ってみると、選手一人一人に自分で考えて動く力が身に付いた1年だったと思います。特に、九州中学駅伝、全中駅伝では、選手にあらゆることを確認しようと思い選手のところに行ったら、準備万端の表情をした選手がそこにいました。大会当日細かい確認も、細かい指示も出さなくても、こちらが出す前に私の想像を超える考動をしていました。

このようなことができたのは、日々の家庭生活や学校生活の中で、誰かに言われてからやるのではなく、自分からあらゆることも予測して考えて動く力を鍛えていたからだと思います。このように毎日意識して考えて動くことを繰り返すと、できることが増えていきます。

今年のチームは、昨年に比べると「考えて動く力」が十分身に付いているとは言えない状況だと感じます。通信陸上、県中総体まではまだ時間があります。少しでも考動力が身につくように頑張っていきます。みなさんも大事な大会で力を出せるように、行動力ではなく、「考動力」の力を身につけていきましょう。【小林中:國丸】

先日、土々呂中学校で、日向・東臼杵・延岡・日向地区中学校総合体育大会陸上競技の番組編成会議が開催されました。各中学校陸上競技部の先生方が集まり、大会運営方法の確認およびプログラム作成を行いました。

本大会のスタートリストを県中体連速報室「MzcLive」に掲載しましたので確認してください。なお、大会2日目の様子は地元ケーブルテレビ局、ワイワイテレビで生中継されます。同じものが「MzcLive」で同時配信されます。お楽しみに!

先日の県中学ジュニア選手権の時もそうでしたが、有り難いことに、このブログ「風の色」を楽しみにしてくださっている方々が結構いるのだな~と実感しました。さぼっているわけではないのですが、練習会等がないとなかなか更新できずにいましたが、最近色んな方面から声かけをしていただきます。

そこでですが、専門部を中心にちょっと盛り上げていけたらなあと思っています。管理人の松濱先生(東海中)と私の方から専門部に投げかけをしました。毎週2名の先生が何かしらつぶやいていきましょう!と。早速、今週からスタートです。どんな話があがってくるか楽しみですね。定期的に更新されれば、ブログのみならず専門部ホームページを見てくださる人もさらに増えていくかもしれませんし、みんなで色んな情報を共有したり、色んなことを考えたりすることってプラスになると思います。乞うご期待を!!

ところで、中学生を指導されている指導者の方々で是非我がチームの取り組みをPRしたい!何かつぶやいて話題を共有したい!といった希望はないですか?遠慮されなくて結構です。むしろお待ちしています!何か話題提供したいな~という方がいらっしゃれば、是非連絡をください(松濱or田原まで)。お待ちしています。専門部と一緒に、みんなで宮崎県中学陸上界を盛り上げていきましょう!【専門委員長:田原】

私、陸上競技指導も19年目に突入していますが、これまでいつの時でも、まずは陸上競技に興味・関心をもつこと、その指導を徹底してきました。色んな情報を収集したり、記録・数字への意識は常に高くもつことであったり、、、。とにかく陸上競技に対してアンテナを高くというやつです。ん?そんなの当たり前じゃんって思う人もいるかもしれませんが、意外と子どもたちの「好き」って本気度が足りなかったりするのです。したがって、自チームのミーティング(MT)や合宿のMTでも、『知識アップトレーニング』と題して、問題形式にして解かせることで陸上競技への興味・関心を高める工夫をしてきました。
やはり、結果を出す、強くなるためには、陸上競技を好きになることからだと思うのですよね…。

通称、陸マガ、月陸と呼ばれる2冊の雑誌。これ分かりますか?手にとって、見てみたことありますか?まずは、このあたりからスタートするとよいかもしれませんね。実は私、中学時代は野球部所属です。その野球少年が中2の9月に「陸上競技マガジン」という雑誌に出会います。本屋さんに行ったときに見つけました。分かる人には分かると思いますが、9月号ですのでインターハイの結果特集月号です。いやぁ~、面白いと思いました。家に帰り、こんな本を見つけた!買って欲しいと親に頼み買ってもらいました。そして、翌月も購入…。結果、この年はこの2冊のみの購入になったのですが、今振り返るとこれが私のスタートです。

当時に比べて価格もあがっています。それなりの値段がしますので、毎月購入は厳しいかもしれません。でも、購入月を選んででも購入する価値観、大事かもしれません。そのことは間違いなく、陸上競技への興味・関心を高めていくことにつながりますからね。大淀中にいた時の、とある生徒は陸マガ、月陸どちらも年間定期購読をしていました。やがて、九州、全国大会に出場して活躍する選手に成長したことは言うまでもありません。

今は、競技力が高くない、強い選手ではない、陸上競技を始めたばかりである…。そんな人こそ、こういった視点からスタートするとよいかもしれませんよ。このです、陸上競技に詳しくなることって、誰でも自由にできることです。『好きこそものの上手なれ』本当にそうだと思いますね。

先日の話。セイコーゴールデングランプリ2024が行われましたよね。我がチームでの話になりますが、練習前のMT「昨日見た?」「見た人?」この問いかけで、手を挙げることができた人、反応できた人決して多くはなかったです…。北口選手の逆転劇あれにはしびれましたものね。こういったこと(話)に共感できるようになることが本物に近づいていくことなのかな~って感じる一コマでした。我がチームもまだまだ修行が足りません、これからです。ガンバリマス!【三股中:田原】

選手のみなさん、暑い中お疲れさまでした。
コンディションにも恵まれましたが、思っていた以上によい結果をたくさん見ることができて大変嬉しく思ったところです。定期的に練習会を計画しながら、強化を図ってきたつもりですが、その成果が出ているのかなぁと専門部の先生方とも話をしています。

練習会があるごとに、みなさんは全員、2027宮崎国スポに向けてのターゲットエイジになることを繰り返し語っていますが、そういった刺激入れも活力の一つになっているのかなと思ったりもします。冬期練習の入り口(県秋季大会終了時)では、次年度大丈夫かな~と心配の方が大きかったのですが、ここにきて、期待感が一気に増してきました。

息つく間もなく、今週末から地区大会が始まる地区もあります。それぞれ地区大会を経て、全中標準記録突破会の1つ目、通信陸上へと続いていきます。福井全中に向けて、みんなで気運を高めていきましょう!選手のみなさんのこれからの活躍を大いに期待しています。

あ、そうです。
県中学ジュニア選手権を終えて、県中総体への参加標準記録の見直しをさせてもらいました。リレーに関してです。少し緩めた(遅くした)形になります。やった~!と思う選手(学校)がいるかもしれませんが、冷静に考えるとちょっと残念、寂しいことかもしれません(←この意味を考えてみましょう)。時間がある人は、是非過去の結果をのぞきにいってみてくださいね。【専門委員長:田原】

三股中の入部式、参考にしたいと思いませんか?

興味をもっている先生方もいると思うんですよね・・・と田原先生に尋ねると、先生方のお役に立つのであれば!との回答でした。指導者の先生方、ぜひみなさんの学校やチームでも取り組んでみませんか?資料を提供してくださるとのことです。三股中:田原先生へぜひ連絡してください。

専門部の先生方の中にはすでに取り組んでいる学校もあるようです。私もチャレンジしてみようかな~。

みなさんの学校は入部式って行いますか?三股中では昨日、例年より少し遅めの入部式を行いました。既に1年生は、練習に参加しつつある中ではあるのですが、やはり入部式を行うと、気持ちが「キリッ」と引き締まります。入部の動機や今後の抱負を語ることで気持ちが入るようですね。

実は、この入部式を行うと、1年生だけでなく、上級生の気持ちの切り替えにもなります。先輩としての自覚が芽生え、さらに頑張っていこう!そんな気持ちにが高まるのですね。特に3年生は、最後の地区大会がすぐそこに迫ってきています。どれだけ努力をしても悔いは残る…。っと言います。できる限り『悔いを減らす』そんな終わり方ができるようにスパートかけてほしいですね。

ところで、入部式では、上級生の紹介やユニフォームや練習着の紹介等も行うのですが、メインは私の指導方針やチームの活動方針の説明になります。昨日も40分程度時間をいただき話をさせてもらいました。年に1回、指導者、部員、保護者が一堂に会し共通理解を図る大事な時間でもあります。三位一体(三者が心を合わせて一つになること)なんていう言葉もありますが、部活動運営においても、これが大変重要であると考えています。まだまだ発展途上の三股中陸上競技部ですが、私も4年目がスタートしました。よいチーム作りができるように精進していきたいと決意を新たにしたところです。

本年度もチーム宮崎を盛り上げ、宮崎県の中学陸上競技者の為に、策を練りながら、できることを最大限に行っていきます。どうぞ宜しくお願いします。【専門委員長:田原】

先日は練習会に参加させていただきありがとうございました。 私は投擲を担当させていただきました。1日の練習でしたが、みんなキラキラした目で元気に練習していました。その姿に私も元気をもらって、とても楽しい時間でした。 この練習会では、木の棒を使って脚と体幹の使い方を意識する練習を中心に行いました。みんな一生懸命に私の指導を受けてくれて、何かを得ようとする姿勢に感心しました。心のコップを上向きにしている生徒ばかりで、またぜひ一緒に練習したいと思いました。 また一緒に投げましょう!本当にありがとうございました。