前回の投稿で吉原先生が最後に出した質問の答え、みなさんは分かりましたか?飛べなくなったノミにあることをすると、元のようにジャンプできるようになるらしいのですが。さて、なんだと思いますか?答えは簡単!他の普通に飛んでいるノミの中にいれてあげればいいのです!!そうすると、元のように飛べるノミになります。

おもしろいですね。ノミも人間も同じだと思いませんか?環境の力って大きいですね。どのような集団で、どのような仲間と一緒に時間を過ごすのか・・・。ここが大事だと思うのです。練習を適当にこなし、声も出さず、返事もしない、おしゃべりばかり・・・。そんな集団にいれば、いつしか自分もそうなるかもしれません。応援し合える仲間といれば、頑張ろう!と自然に思うこともできます。

みなさんはどのような人と時間を過ごしていますか?自分を成長させてくれる環境はありますか?仲間はいますか?ぜひ、そんな環境や仲間をつくりましょう。それこそが、自分の可能性を発揮する近道だと思いますよ。

ノミという小さな虫を知っていますか?ノミは体長1㎜以下のものから、大きくても 9 ㎜ぐらいと非常に小さな虫です。翅(はね)はありませんが、後ろ足がとても発達しているので、約 100 倍の距離を跳躍することができるそうです。これは人間に例えると、3 0 階建てのビルを飛び越えることになります。

そのノミを蓋のついたビンの中にいれるとどうなると思いますか?ノミは、ビンから逃げ出そうとして何度も飛び上がり、蓋にぶつかります。そしてしばらくすると、蓋ギリギリのところまでしか飛ばなくなってしまうそうです。この状況でノミの入ったビンの蓋をはずします。蓋にぶつかることがなくなったにもかかわらず、ノミは元通りの高さまで飛ぶことなく、ビンの高さよりも高くジャンプできなくなってしまいます。これは、いくら努力しても「自分はこれぐらいしか飛べないんだ」とあきらめてしまったからです。

みなさんの中にも、そんな人はいないでしょうか。高い目標をもって頑張ってみたけど、あまり良い結果が得られなかったのであきらめてしまっている人。もしかすると、高い目標から目を背けてしまっている人もいるかもしれません。「どうせ私には無理」とか「努力しても無駄」と言ってあきらめていませんか。自分の中に『心理的な限界』を作っていると成長できるものも成長できなくなってしまいます。自分で限界を決めつけず、諦めずに努力する力を持ち続けてください。そうすれば大きく飛躍することができ、自分の目標、さらにはそれよりも高い目標を達成することができるはずです。みなさんが、何事にも前向きに明るく、楽しく努力してくれるのを期待しています。

追記 飛べなくなったノミがもう一度以前の高さまで飛べるようにするにはどうしたらよいか?考えてみてください。【門川中:吉原】

我が学級の後方掲示板に、国語の授業で作成した、一人一人の「今、身に付けたい◯◯カ」が掲示されています。「コミュニケーションカ」、「判断力」、「集中力」、そして、「財力」。いろいろな力をみんなは求めているんだなあ〜と感じながら、ふと考えました。「受験生にとって、最も必要な力は何だろう」と。言わずもがな、「学力」です。加えるならば、「継続力」「集中カ」「忍耐力」といったところでしょうか。これらはもう、必須です。

では、受験生にとって「意外と」必要な力とは何だろう。僕は、それは「トークカ」だと思っています。なぜ必要か?私立入試、県立推薦入試、県立一般入試。全ての入試科目に「面接」があります。知らない大人との面接はとても緊張をします。それはもう、相当なものです。しかし、その中でしっかりと自分の心を伝えなければなりません。

個人的な話になりますが、私も、2年前の教員採用試験当日、何を問かれるのか、不安で仕方ありませんでした。「この日を境に人生が変わる・・・」という当時の私の心境は、きっとこれから受験を迎えるみなさんと同じだと思います。そして、来たる受験日、20個にも及ぶ質問を受けました。当然、高校入試のときと同じように、ある程度の質間を予想し、対策はしました。その際、それぞれの質問に対する答えをキーワード3つほどで決めました。文章を覚えるのは苦手なので。例えば、「なぜ、教員を目指したのですか?」という質問に対して「中学時代の恩師」「情熱」「宮崎の子どもたち」というキーワードです。あまり文章をガチガチに決めて面接に臨むと、ただの暗唱発表会になってしまい、心が伝わりにくくなる可能性があります。自分の中に大きな柱さえあれば、意思は伝えられるものです。当時の私は、緊張を和らげるために、とにかく「これは面接官とのおはなしタイムだ」と思い込み、普段誰かと話をしているように臨みました。和んだ雰囲気の中で、最後までやりきることができ、本当にほっとしたのを覚えています。大きな3つの柱を頭の中でうまくつなぎ合わせて、言葉にできたからこそ、相手に意思が伝わったのではないかと思うし、逆に、そこを繋ぐトーク力がなければ、厳しかっただろうなと思っています。

取り留めがなくなりましたが、結局私が伝えたいことは・・・。やはり、相手が面接官であれ、仲間であれ、家族であれ、自分の気持ちや意思を伝えることは大切なのです。それらを、相手の心にストレートに伝えるための「トーク力」を身に付ける必要があるのです。【三股中:今村】

これはどこの写真かわかりますか?左上のものは、2021年5月撮影のものです。この状態から、今はここまで工事が進んできて…、大きな翼が視界に入ってきます。熊本や大分、諫早レベルの陸上競技場ではないですが、それでもなかなかの大きさです。ここまでくると早く出来上がらないかなぁ~と、とても楽しみになります。まさか、この新陸上競技場の立ち上がり(工事の進捗状況)を日々観察しながら通勤することになろうなんて、想像だにしませんでした。しかし、今となれば貴重な時間になっているな!と改めて思います。だって、宮崎県にできる新しい陸上競技場の誕生に向けて、その様子を毎日眺めることができているのですからね…(笑)。

さて、ここは2027年宮崎国スポのメイン会場になるところです。練習会等、色んな場所で繰り返し呟いていますが、今、中学生の皆さんは全員が「ターゲットエイジ」になります。この新・陸上競技場で活躍できる選手を目指して、これからも陸上競技に楽しく取り組んでいってもらえたら嬉しいですね。

現在、今週末に迫った通信陸上や県中学総体の準備を並行して行っていますが、1、2年生のみなさん!恐らく次年度は、この山之口の新・陸上競技場で大会が開催されることになるんじゃないですかね~。これまた考えるとワクワクしませんか?【専門委員長:田原】

のどが渇いたとします。水が飲みたくなりました。それもおいしい水がむしょうに飲みたい。みなさんは、「おいしい水」が飲みたくなったら、どうしますか?

ある人は、水道の水で我慢しました。別のある人は、おいしい水を求めてコンビニへ行き、ペットボトルを買いました。また、ある人は、有名な山のふもとまで、おいしい水を汲みに行きました。飛行機で、スイスのアルプスまで、水を求めに行く人がいるかもしれません。

しかし、それより、もっと「おいしい水」を飲む方法があります。それは、何kmかを走ってくればよいのです。または、スポーツをして、汗を流せばよいのです。思い切り走ったり、スポーツをした後の水はおいしいものです。

自分自身が変われば、水道の水でも、世界一のおいしい水になるんだなと、西階陸上競技場の水道水をごくごくと飲んでいる陸上部の生徒の様子を見て感じたところです。生徒から学ぶことが多いな~。

本日、木花の第3陸上競技場にて「ハードルクリニック」が実施されました。宮崎陸上競技協会のホームページに掲載されていたのですが、皆さんご存知だったでしょうか?

宮崎県のハードル競技のレベルの向上とハードル競技の普及の目的となっています。今日は県内の中高生、総勢55名で練習を行いました。指導についても県内の中学・高校のハードル専門の指導者で行います。延岡市や小林市など遠方からも参加してくれた選手もおり、とても嬉しく思いました。

今日は全体での動き作りの後、3グループ(中学生トップ組、中学生初心者組、400mH組)に分かれての練習を行いました。私は今回、中学校トップ組の指導をさせていただきました。来週の通信陸上、県中学総体へ向け、本番のレースを想定したアプローチ練習に取り組みました。来週への仕上がりが楽しみな選手も多くおり、どれだけの選手が全国大会標準記録突破、自己ベスト更新ができるかが楽しみです。ちなみにですが…宮崎県からはここ数年毎年ハードル種目から全中出場者が出ています。今年、福井に駒を進めるのは誰でしょうか!?

クリニックの最後には、インターハイに出場を決めた高校生から話もしてもらいました。クリニックで技術面の向上のみならず、色々な学校の中学生や高校生との交流を深めてぜひ自分の成長へと生かしてください。

次回のクリニックは9月に実施予定です。初心者でも大歓迎ですので、ぜひ多くの参加をお待ちしています。【串間中:矢野】

昨日の投稿で、松濱先生がセンターリングをあげてきましたので、答えなければなりませんよね…(笑)。まず、ある生徒がどこの生徒か気になりますよね。東海中の生徒なのか、あるいはそれ以外の学校の生徒なのか…。

えっと、、、ルービックキューブは、三股中においては、練習道具の一つですね。タイムトライアルを一斉に行うこともありますし、子どもたちは、部活動紹介のネタで取り入れることもあります(今春は封印しましたけど…)。先日の話にやや戻るのですが、興味・関心のない人は、ルービックキューブが目の前にあっても触ることはありません。いや、手にとることはあるかもしれませんね。でも、回そうとはしません。できないものを触っていても楽しくないからですね…。

繰り返しになりますが、スイッチオンした瞬間から違う世界が見え始めますよ。我が学級には、早速Myキューブを購入して、はまり始めた人もいます。先日は、私も少しレクチャーしたところです。お陰で私も最近は、キューブを手にする回数が増えてきたように思います(年中コンスタントには触れない=波があります)。以前よりF2Lがレベルアップしたような…。F2L、気になった人は調べてみてください。

話は変わりますが、我が部員の意識レベルが変わってきました。このブログの更新にもしっかり対応しています。練習日誌に、先生方の投稿を読んだ感想が出てくることが多くなってきました。なかなか褒められることのなかった、3年生女子メンバーも生き生きしています。先週末は福井へ出張でしたので、南九の話題などできないままに去っていたのでしたが、しっかりとチェックできていたり、会場に見に行ったり…。ここにきて、先輩らしさが出てきて嬉しく思っています。【もう少し早くスイッチ入って欲しかったなぁ…と】

人は変わる時には、変わりますからね~。ここからの踏ん張り、ラストスパートに期待しています。子どもたちには、『人は、ちょっと意識を変えたら、大きく変わるんだ』こんなことを事あるごとに語ってきましたが、本当にそうです。きっかけなんですよね…。人が劇的に変化するのって。

今日の最後に、ひとつ呟いておきます。10月に国立競技場で走るチャンスは今年が最後になりそうです。リレーフェスファイナルとの話です。先日の全国委員長会議の際に伝えられました。我ら宮崎県も県選抜チームを結成し、参加しています。非常によい経験ができますし、ここを目標に頑張っているメンバーもいる(いた)と思います。でも、無くなってしまう…。たった3年で終わるのかと思うと、ちょっと悲しいですね…。【専門委員長:田原】

本日、専門部の先生方が集まり、県中学総体に向けた準備を行いました。通信陸上大会を控える中での準備・・・、あれ?今のはどっちの話?通信陸上?県中学総体?と先生方も混乱してしまいましたが、さすが先生方!無事に準備を終えることができました。県大会まであと1ヶ月!選手のみなさん、県中学総体での熱き戦いを期待しています。

通信陸上エントリーリスト(https://mzc.meet7.org/live/index.html)

ところで、昨日、西階陸上競技場で練習を終えたときのこと。ふと入口付近を見ると、ある生徒が何やら怪しい動きを・・・。バッグの中から不要物らしきものを取り出し、回しています。回す?あっ!例のあれですね。あれでした!!田原先生、あれって不要物ですか~。

ブログを見てもらっていることに嬉しくなった1日の終わりでした。

チーム力、学級力等…。集団の力を高めていくヒントは色んなところにあると思っています。例えばこんな時、みなさんの周りではどうですか?何かしらの調査がありますよね?挙手で反応し、数をカウントするような…。

こんなことがありました。読書に関する調査です。まず読書量。ひと月に、0冊、1冊、2冊…17冊以上。各自それぞれのところで挙手してもらうのですが、、、。こんな時に、とても大事だなと思うことがあります。何だかわかりますか?それは、回答した数の合計と学級全員の数が『一発で合致』することです。当然、問いかける前にひと言、声かけはします。「こんな調査で、1回で数が合わない学級はよい学級とは言えないから~。」簡単そうですが、意外と合わなかったりするのです。手を挙げない人がいたり、手の挙げ方がいい加減でカウントミスに繋がっていたり…。まぁ理由は色々あるのだと思うのですが、集団の力が「カチっ」と一つになれないパターンですね。実は、今日の帰りの会で実施をしたのですが、一発で数が揃い「よっしゃ~と拍手が!」。

続けて2つ目の問い。読書が好きですか?これに対して選択肢は4つ。私の読み上げる数をみんなで計算。するとこれまた一発でクリア!!またまた歓声が起こります。よい感じだと思いましたし、子どもたちも自信をつけます。些細なことですが、こんなことの繰り返し、積み上げなんだと思います。集団の力をつけていくって…。まさにチーム力です!【三股中:田原】

先日息子がうまれ、現在3ヶ月の育児休業をいただいています。めちゃくちゃ可愛い息子に癒しをもらう毎日です。ただ、やはり初めてのことばかりで仕事とはちがう大変さもあり…赤ちゃんと過ごす生活は未知の世界でてんやわんやしています。授乳中にうんちが漏れて着替えさせて泣き止ませて洗濯して…としていたらあっという間に次の授乳時間がやってきて(^^:)

3時間おきのミルク授乳、おむつ交換、お風呂入れ、夜泣き、お出かけの準備などなど、妻にびしびし指導されながら頑張っているところです。

ミルク作りひとつにしても、一度沸騰させたお湯を使わないといけない、泡がたたないように混ぜないといけない、調乳後2時間以内に使わないといけない。そして、ミルクを準備するだけでなく終わったら哺乳瓶をきちんと洗って消毒までする。恥ずかしながら育児をするまで本当に知らないことばかりでした。(初めてミルクを作った時にシェイカーのように混ぜて見事に泡立て、妻に叱られたことは言うまでもありません(^^:))

もちろん妻も同じく親になって1年生です。なぜそんなにいろんなことを知っているのかと聞くと、「私だってわからないからたくさん調べて勉強してるのよ!」とのこと。妻は自ら一生懸命調べていろいろなことにアンテナを張り、息子を守るために必死に頑張ってくれていました。僕は受け身だったなぁとハッとしました。その日からは僕もわからないことは自分で調べる、毎日何度も繰り返しトライすることを意識しています。今ではミルク作りもおむつの交換もお風呂入れもだいぶ様になってきた気がします。

何が言いたいかと言うと…疑問に思ったことは自分で調べて理解しようとすること、繰り返し練習を続けること、それがやはり成長への一歩だなということです。今回の育児休業をとおして改めて感じました。これは勉強にも陸上にも言えることではないでしょうか。特に今の時代は調べる、学べる手段がたくさんあります。中学生のみなさんも僕を反面教師に「自分から」の姿勢で頑張ってほしいと思います。【西小林中:信時】