わくわく練習会、選抜合宿お疲れ様でした。私は庶務担当でしたので、練習会の指導はできませんでしたが、各ブロックの練習を見て回ることができました。どのブロックの生徒も一生懸命に練習する姿が印象に残りました。冬季練習に向けて良いスタートが切れたのではないでしょうか。

さて、11月16日のブログに専門委員長が書いた「合宿の肝はミーティング」で、練習&ミーティングの重要性は分かったと思いますが、私は合宿後のことについて書いていきます。選抜合宿の生徒には日高先生が作成してくださった冊子がありました。これってちゃんと活用していますよね?11月18日に顧問の先生に提出するようになっていましたが、ちゃんと提出できていますよね?残念なことに本校には、月曜日の朝に提出できなかった生徒がいました。質の高い指導とやる気の出るミーティングを受けたはずなのに、実際に行動に移せなかったのは、非常に残念でした。また、ただ書いて提出しただけではダメです。中身が大事なのです。目標設定の所は、「整合性のある目標」になっていますか?例えば、「県中総体男子3000m優勝」という目標に対して、記録が「9分20秒」のように整合性のない目標になっていませんか?もし、きちんと目標が立てられなかった人は、日高先生のミーティングの話を思い出し、過去の記録をしっかりと分析して記入しましょう。

合宿や練習会で頑張るのは当たり前です。合宿後の普段の生活に戻ったときに、自分でどう頑張るかが、非常に大事だと思います。次に選抜で集まるのは12月7日です。その時に少しでも成長した姿を期待しています。【飫肥中:溝口】

「走幅跳であと1m記録を伸ばしたい」「100mのタイムをあと1秒短縮したい」「3000mで今の自己記録をあと20秒更新したい」

皆さんは、そんなことを考えながら、これからの冬季練習に向けて次年度への目標を立てていくと思います。15秒台の女子選手が、全国大会を目指そうとしています。参加標準記録は12秒台。「あ~あと3秒もある・・・私には無理かも・・・」と考える人も多いはず。走幅跳でも、「参加標準記録まであと2mもある・・・」と考える人もいるはずです。そのときに、「私には無理・・・」と考えないようにしてほしいと思います。

例えば、100mであと3秒、走幅跳であと2m記録を短縮したいだとか距離を伸ばしたいという場合、明日、明後日にそれが達成できるかというと、難しいものです。しかし、長期的に考えてみると、それは「もしかしたら、私にもできるかも・・・」に変わるかもしれません。

その記録を出さないといけない大会までに、あと200日あるのであれば、200日かけてその記録を出せばいいのではないでしょうか。3秒短縮するのに200日あると想定したのならば、1日0.015秒、縮めていけばいいのです。走幅跳で2m記録を伸ばすのに、あと200日あるとすれば1日1cmです。皆さんの手元にある定規を見て、1cmを確認してみてください。1cmの距離って、わずかなものです。「1日0.015秒短縮すればいいんだ」「1日1cm伸ばせばいいんだ」と考えると、なんかできそうな気がしませんか?皆さんがやることは、その0.015秒短縮するための努力を、1日1日積み重ねて行けばいい。昨日よりも今日、今日よりも明日、0.015秒短縮するための努力を積み重ねればいいのです。その努力は、陸上の練習では、友達よりも先に練習場所に行ったり、ゴールライン手前でいつもなら気を抜くところを、ゴールラインを過ぎるまで走ったり、練習のことだけではなく、自分の生活面の努力(朝少し早く起きる、挨拶を昨日よりもたくさんの人にする、学校の掃除を昨日よりも頑張る、勉強時間を5分増やすなど。)なども含めて、積み重ねていきましょう。

人は、プラスの思い込みが大事です。「わたしはできる」と常に自分に言い聞かせて、「この努力を続ければきっといい記録が出る」と自分を信じて頑張り続けることが大事です。そうやっていると、いつの間にか、その目標に近づいているはずです。皆さんの力は無限大!!これからの冬季練習を頑張ってください。【姫城中:安在】

夏に加納中で実施して以来の県レベルの集団でのミーティングが始まりました。このようなミーティングに前向きな気持ちで臨めなければ厳しい、先はない。こんなことを伝えながらスタート。

ミーティング前には、前の席を場所取りする人達がいました。よい意味でビックリでした。素晴らしいなと思いました。一方で、最後の方(ミーティング開始間際)になっても、前の席が空いている状況もありました。こちら残念…。

人の背中が見えてはいけない競技に取り組んでいるはずなのに…。言えば、最前列が決勝進出者ということになりますし、トップでゴールする時は、人の背中は見えません…。日常的にこんなことを考えながら生活していくこと、そんなことが本物になれるかどうかにつながっていくと私は考えています。競技者として…。

陸上競技は好きですか?当然「好き」と全員が手を挙げるわけですが…。私の感覚でいくと…。ま、まだまだでした。こちら、またどこかで語りたいと思います。今日ミーティングに参加していた人達は、あ、これではダメなんだ…。それくらいの刺激は入ったと思いますので、何か今後に繋げてもらえるとありがたいですね。
 
今現在、20時30分過ぎですが、日高先生による、目標設定に関わるミーティングが進んでいます。目標設定って、根拠あるものになっていないと、それは絵に描いた餅になってしまいます。意味ある目標設定するための材料として、資料の持参を求めていたのですね。この合宿に参加していない人も、このHPからゲットしている人もいるのではないかと思います。それ、正解です。わざわざ松濱先生が丁寧にまとめてくださっています。必要な資料が順序よく整理してあります。活用しない手はないですよ。

どのように活用すればよいのでしょうか・・・。合宿に参加したチームメイトがいれば是非会話にしてみてください。チームで共有です。それが実現しないなら、顧問の先生と相談しながらで進めてみましょう。続く… 【専門委員長:田原】

2024シーズンも一段落し(駅伝の九州、全国は残っていますが)、いよいよ2025年シーズンに向けての準備がスタートしました。今は、冬期練習が本格的に始まるまでの移行期とか過渡期といわれている時期ですが、このタイミングで合宿や練習会を行うことは大変意味があると思います(冬期練習に向けてモチベーションアップが期待できる)。

今日から県選抜の合宿がスタートしました。並行して、今日はわくわく練習会も行いました。あいにくの天気になりましたが、たくさんの選手が参加して、非常に熱い1日になりました。

今回もブロックごとに分かれて練習会を行いましたが、専門的な指導を手厚くしてもらえる機会はそんな頻繁にはないと思います。しかも、そこにはライバルがいる。自校のメンバーだけではなく、学校の枠をこえた仲間と一緒に練習できることが、また練習の質を高めますし、深まりがあります。毎回思うのですが、合同練習会って、やっぱりいいな~と思いますね。

この後、合宿メンバーは、青島青少年自然の家に場所を移し、トップ選手としてのあり方や目標設定について、じっくり学びます。合宿の一番の目玉って、やはりミーティングではないでしょうかね。少なくとも私はそう思っています。

来シーズンを担う、今年の宮崎県トップ選手は、どんな立ち振る舞いができるのか楽しみです。年々で雰囲気はだいぶ違うものです。鹿児島、沖縄に向けてよいスタートが切れるといいな…。【専門委員長:田原】

10.強いチームは外見にこだわらない(本質)

「やる気」から自らの心で誘惑などに対する迷いを捨てたときに外見にこだわらなくなる。逆に試合で、自分よがりで、小手先に頼り、集中しきれない選手が外見にこだわる。

11.集合時は前に(我欲)

やる気のある選手は、前方へ、そして中心に集まる。「知りたい」「強くなりたい」「~したい」という「欲」が、選手を高めさせてくれる。「欲」を持つことが自分を前へと押し出してくれる。

12.「練習のための練習」にならない(想像)

練習は試合のように緊張感、試合は練習のように平常心。わかっているけど難しい。イメージ力が頭をつくり、イメージを追いかけることが、心の強さとなる。

13.靴の踵をつぶさない(神様)

靴紐には女神がいる。女神を味方にするために、靴紐をしかり結ぶ。靴の踵には神様がいる。踵をつぶして平気な選手はスポーツマン失格である。

5.腹痛のときは「腹痛の練習」(全力)

腹痛のために欠席・見学をするのではなく、試合当日や試合中に腹痛になったときにどうするかを試す。どんな場面でも「全力を尽くせる」選手が頂点に立つ。

6.遠い挨拶と近い挨拶(挨拶)

遠くから元気な声で「こんにちは」は素晴らしい。さらに近くでニコッと「こんにちは。」小さな挨拶が大きな輪を作り、大きな輪が自分を大きな選手にしてくれる。

7.好きに見える(環境)

「辛い顔」と「頑張っている顔」は違う。「やらされている顔」と「やっている顔」は違う。チームの一人一人が笑顔で取り組める環境が自分をチェンジしてくれる。

8.車の送迎がない(自力)

送り迎えが多いチームは強くならない。雨ならカッパ・傘で登校。その場その場で全力を尽くせる選手が頂点に立てる。自分の歩幅を広げるポイントである。

9.ジャージを着こなす(質素)

本物の一流選手で、ジャージ姿がルーズな人は一人もいません。本物の選手は身につけているものが質素であり、シンプルに行動する。シンプル is ベストである。

(明日に続く)

県中学駅伝も無事終わり、いよいよ来シーズンに向けて選手一人一人が動き始めます。この冬季中、たくさんの合宿や練習会が実施されます。その中でみなさんは何を学び、自分のものにしていくでしょうか。来年の全中陸上の標準記録をみなさんは、専門部のブログでもう確認していると思いますが、非常に高いものになっています。技術だけではなく、心も体も強くしていかなければ標準記録突破は厳しいと思います。そこで選手が伸びる13か条を掲載します。本校の生徒にも示しましたが、今現在のみなさんはいくつ当てはまりますか?来シーズンの競技会が開催されたとき、13か条すべて当てはまる選手になってもらいたいものです。【小林中:國丸】

1.次の日のお礼(感謝)

何かしてもらったら、翌日の朝にもう一度お礼を言えることが、「真の感謝の心」である。「感謝」の心はその人の心をきれいにし、人生をきれいにしてくれる。

2.先生がいないときこそが真の姿(本心)

先生や監督がいないときでも同じ取り組みができること。「先生が来たぞ」って何?主将やマネージャーが監督よりも怖いチームが本物である。

3.学校で役に立っている(信頼)

部活動だけでは○○バカと言われます。役員や係に立候補、学級に貢献、担任に必要とされる。自分の役割を毎日続け、最後までやり切るクセが周りの信頼をつくる。

4.笑顔がよく似合う(笑顔)

心が強い選手ほど、笑顔がよく似合う。夢や目標を本気で追いかけ始めると、練習の時の「辛い」顔が「楽しむ」顔へ変化し、プレーが変わる。そこに大きな変化が生まれる。

(明日に続く)

日中はまだまだ暑い日が続いています。夏のようですね。そんな中ですが、多くのチームがこれから冬季トレーニングに移行していくことでしょう。

さて、この冬季練習の取り組みで来シーズンが大きく変わってきます。春にきれいなピンク色の花を咲かす桜は草木染めとしてもよく使われます。ピンクの色素以外にも黄色やベージュ、灰色など様々な色素を持っています。桜の木のどの部分が草木染に使われると思いますか?きれいなピンク色の花が使われていると思われがちですが、実は、枝や樹皮が草木染には使われているのです。寒い冬を耐え抜いた幹や枝が春にきれいなピンク色を作りだしているのです。

みなさんは冬季練習にどのように取り組み、来年はどんな色の花を咲かせますか?冬季練習で来シーズンに花を咲かすための幹や枝をしっかりと育てましょう。来シーズン、競技場でいろんな色の花が見られるのを楽しみにしています。【日向中:河原】

昨日は県中学駅伝が行われました。駅伝と言えば西都市!だったのですが、コロナ禍に入ると同時に、色々な事情も重なり実施ができなくなりました(中学校は…)。そこで、4年間、会場を宮崎県総合運動公園内に移し実施してきました。しかし、宮崎開催もキャンプ等の影響があったり、駅伝としてはコース設定も満足できるものでなかったりで、どこか中学駅伝第二の聖地にできる会場はないかと、ずっと模索してきました。

そして昨年度末から、今や新人駅伝の舞台にもなっている「小林」にもっていってはどうかということで、色々な方面と確認をしながら進めてきた結果、今回の県中学駅伝小林開催が実現しました。そして、コース設定に関しては、小林陸協や國丸先生(小林中)に随分と尽力いただきながら、実行委員会を経て何とか昨日のコースが完成しました。

レースに参加選手のみなさんどうでしたか?アップダウンのある、厳しいコースだったことと思います。最後の競技場(トラック)でどれだけ足を残せているか…。その為に、ペース配分をどうしようか…。色々と対応に苦慮したのではないかと思います。そんなコースで健脚を競う今年の県中学駅伝は個人的にとても楽しみでした。

大会を終えての率直な感想は、、、。予想していた以上に、選手のみなさんはよく走ったということです。タイムの落ち幅が、フラットレースの記録より30秒前後はあるのではないかと思っていましたが、実際10秒程度のものだったように思います(個人差はありますが…)。逆に、3キロ、2キロの自己ベストで走った選手もいるくらいです。本当に素晴らしいと感じました。ただ、走り終えた選手のみんなが、倒れ込む姿を見ると(特に男子選手達)、過酷なコースであったんだなぁということはヒシヒシと伝わってきました。

ロードレース前には、少しバタバタとさせてしまい申し訳なかったと反省をしています。コースの状況を考えると、あのような対応をせざるを得なかった(安全面に配慮)のですが、予測が甘かったです。次年度に向けて、運営面の改善を図っていこうと思います。

さて、男女優勝校の大淀中、岡富中のみなさん、全中駅伝頑張ってきてください。希望ヶ丘もなかなかの難コースです。今回の小林コースは、希望ヶ丘の最後に登り切ってからのトラック300mというコースをちょっと意識したところもあります。坂だけでなく、芝も深く走りにくいですので、対策をしっかりして、全国の強豪校と戦ってきてください。どちらのチームも若いチーム編成です、次年度に向けてもよい経験になるのではないでしょうか。健闘を祈ります!

息つく間もなく、週末の県選抜合宿やわくわく練習会の準備も大詰めにはいっています。わくわく練習会も非常にたくさんのエントリーがきています。大変嬉しいことです。冬期練習を前にとても大事な合宿・練習会になります。寒暖の差が激しく、体調を崩す人も増えています。大事な時に、その場にいるということがとても大事です。心身共に充実させた状態で16日に競技場へ集ってください。楽しみに待っています。【専門委員長:田原】

県中学駅伝競走大会が終わりました。あふれんばかりの笑顔、そして、嬉し涙に悔し涙・・・。今年も様々なドラマがうまれた素晴らしい大会となりました。男子は優勝:大淀中、2位:三股中、女子は優勝:岡富中、2位:三股中、この4チームが九州大会、優勝チームは全国大会へ挑みます。各チームの活躍を期待しています!

さて、閉会式のことです。賞状を受け取る際、「ありがとうございます」と元気よく声にする生徒、立派ですね。普段から意識し、心がけているからこそ、あの場で出せる言葉ではないかと思います。見習いたいものです。