「わかってるよ、そんなことぐらい!」とこの言葉を聞いて、そう言いたいほどこれまでに何度も耳にしているのが「継続は力なり」 それでいて、この言葉を自分のものにできていないのも現実です。

少し話題を変えますが、1×100、0×100の答えは何でしょうか?そうですね。100と0です。これは、毎日1と0という少しの違いでも100日続けると100と0というとても大きな違いとして結果が出てくるんだと教えてくれています。ちりも積もれば山となると言われているように、みなさんの毎日の努力、自分みがきは何十年という長い人生に大きな力を与えてくれることでしょう。もう止めちゃおうかと挫折しそうになったときも、この言葉をもう一度自分に投げかけてみてください。

あっ、そうそう。名前がないこのブログ、だれが書いているの?という質問が・・・。名前を名乗るほどのものではありません(笑) みなさんが毎日読んでくれる、そう思ってくれる、ただそれだけで嬉しいですね。継続は力なり、自分自身にそう言い聞かせて・・・。明日は何を書こうかな~。

少し前の話になりますが、6月末に新潟県で日本選手権が行われました。日本選手権と言えば、宮崎県出身選手の活躍が光っていましたね。宮崎県スポーツ協会所属、水久保漱至選手が200mで第3位となりましたし、110mH(U-20)では宮崎西高校の髙城昊紀選手が大学生に競り勝っての初優勝でした。(その他にも宮崎県ゆかりの選手が多く出場、入賞をしています。選手の名前をどれだけ知っていますか・・・?陸上競技への興味関心・アンテナが高い選手になっていきましょう!)

さて本題に入りますが、今回のタイトルを「8年ぶりの・・・」とさせていただきました。今回の日本選手権に私の大学の同期の選手が出場していました。彼女が専門としているのは800m。中距離種目に属し「トラックの格闘技」とも呼ばれるスピード・持久力・駆け引きなど様々な要素が詰まっている種目です。彼女は実業団選手として大学卒業後からこれまで競技を続けていました。実業団選手と言っても、陸上競技だけをしていたのではなく、午前中に仕事、午後から練習と仕事とトレーニングを両立しながらの生活を送っていたようです。私も陰ながら毎回の大会を応援させてもらっていたのですが、なかなか結果がつながらない日々が続いたようでした。「大学時代に出した記録が更新できない」「年齢的にもピークを越してしまったのだろうか」様々な思いがあったのではないかと思います。ですが、多方面から自分を見つめなおして、練習をして、今シーズンの記録が少しずつ自己ベストに近づいてきていました。

そして、地元である新潟県で開催された日本選手権。結果としては残念ながら決勝進出とはなりませんでしたが、8年ぶりに自己ベストを更新しました。電光掲示板にPB(パーソナルベスト)の文字が表示されたとき、涙が止まらなかったそうです。8年ぶりの自己ベスト。いや~、本当に感無量だったことと思います。「人がいつ、どこで、成長するのか」は誰にも分からないですね。「どうせできない」「自分には無理だ」と成長のブレーキをかけていませんか?物事を継続することでしか見られない景色があります。もしかしたら自分が大きくジャンプアップするのは今日かもしれませんよ。【串間中:矢野】

どんな競技でも、どんなチームでもありますよね?「栄養会」と言う名の食事会。みなさんのチームの栄養会ってどんな会ですか。。。気になるところです。我がチームでも、つい先日、保護者会が栄養会を企画してくださり行われました。

そうですね~。前任の大淀中、いやその前の大宮中時代に確立した流れかもしれません。企画は保護者の会ですが、その会(栄養会)の中身(進行)を途中から私が預かります。子ども達のスピーチタイムを織り交ぜて進めていきます。栄養会あるあるの流し方としては、どこかのタイミングから、子ども達が目標や抱負を述べていく感じですかね。でも、そうすると、結構間延びしていきます。。。

そこで、私なりの進め方としては3部制、時には4部制でスピーチタイムを設けていきます。食べるものがなくなったり、お腹いっぱいになって食べることに飽きてしまった子ども達は、ややもすると外に出ていって遊んだりが始まります。ということで、そうならないように早い段階でスピーチを入れていきます。そうですね3~4人でしょうか。まず1部は私の意図的指名が多いですかね(その時その時の会合で色んな展開をイメージします)。どのようにその日の会合をもっていくかを見通して、じゃあ1部の締めを○○くん(さん)のように指名して1部が終わります。しばしご歓談ください…。

このような繰り返しで2部、3部…。と進んでいくのですが、結構メリハリがあってよいですよ。歓談(ワイワイワヤワヤ)からの集中モード…。シーンとならせるのには、主将や副主将の声かけだったりします。私の、そろそろ次いくぞ~の合図を察し、声かけをします。「静かにして~」シ~ン…。まさにチーム力が試されますね。

2部、3部では、挙手制を盛り込んだりします。時には…、ほんと時にはですが、じゃあ子ども達頑張っているんで、、、”保護者の方でしゃべりたい人~”みたいにふります。油断したでしょ~みたいな感じですね。でも、、、そこで「はい~っ!」みたいに挙手してくださる方がいるわけです。いい雰囲気が生まれます。このようにして、チームができあがっていきます。

こんな感じで会合を進めていき、ある程度の時間になったたら、保護者会に進行をお返しすると言ったところです。学校は変われど、このような栄養会を確立していますが、、、どの学校で実施しても同じような空気感が作れるものだな~と実感している今日この頃です。あっ、どうです。スピーチのネタは、お題を与えたり、フリートークでいったり、その時々でそれぞれですね。

楽しく食べて、語って、遊んで、何となくに全員が話をしてで終わらせるのではなく、子ども達に必要な力をつけてあげる貴重なトレーニングの場にもなりうると思っているところです。栄養会って…。このように会を行うことを繰り返していくと、、、「当てられなくてくやしかった」とか「後輩に負けていて情けないと思った」「チームメイトの考えていることを共有できて充実した時間になった」等のコメントが翌日の日誌から見られるようになりますよ。

実は今回、先日の会は会場が広すぎて、いつものスピーチどうかな~と迷っていて、、、。でも後半、とある保護者が「先生、今日はやらないのですか?」のひと言をくださりスイッチオンでした。実際、この時間(スピーチタイム)を楽しみにしていた部員がいたことを翌日の日誌から知るわけですが、やっぱりルーティーンは崩すべきではないと改めて思ったところです。

栄養会って、チームの結束力が高まる感じがしていいですよね…。各学校(チーム)の役員の皆様、ありがとうございます!【三股中:田原】

走高跳の世界記録を知っているでしょうか。2m45!とんでもない高さですよね。様々な場所に設置されている電話ボックスの高さが2m26(一般的な高さ)だそうです。あの電話ボックスをも楽に超える高さを跳ぶなんて・・・、信じられません。

しかし、2m45を跳ぶ選手でも、あの走高跳のバーがなければその高さを跳ぶことができないとも言われています。走高跳の選手にとって、あのバーがとても大切になります。そう、選手にとってはこのバーが目標になるのです。

世界記録を出すようなバー(目標)ではなくてもいい、どんな目標であってもいいから、常に目標をもち続けてほしい・・・。今のみなさんの目標は何ですか?

昨日7月6日に小林総合運動公園で西諸地区合同練習会を行いました。この日は猛暑日で、外に出るのさえも暑さで耐え難いような1日でした。しかし、60人ほどの中学生が集まり、県大会に向けての種目練習を行いました。修学旅行から帰ってきたばかりで3日間練習ができていない2年生も多くいましたが、やる気をもって集まってくれました。指導者の先生方もやる気満々でした。本当にありがたいことです。

うだるような暑さが続く今日この頃、自分にとって天候や状況が厳しく気持ちがのらないときこそ、外を意識することが大切だと感じます。レースで戦う自分より強い○○くんは、きっとどこかで気合いを入れて練習に臨んでいます。また、暑い中で挫けそうになっているとき、○○さんは目標に向かって力強く走り続けているでしょう。この時、○○に当てはめる選手を何人思い浮かべられるか、ということも重要なことだ思います。加久藤中では、県内の地区大会終了後、練習がオフの日に自分の種目の県内の記録を調べ上げてランキングを書き出し、自分の現時点での位置を把握するようにしています。地味な作業ですが、自分の現在の位置を理解する事ができ、タイムや記録、順位の目標も明確な根拠をもつことで立てやすくなります。(自分が中学生の頃は、目標設定用紙を顧問の先生に提出して、目標タイムが的外れで突き返されるのが怖くて仕方がなかった…私は調べ方が足りなかったようですね、反省💦)そして、通信陸上、県大会と、絶対に勝ちたいライバルをそれぞれ頭に思い浮かべながら試合に臨みます。

☆ 地区大会で入賞したいなら、地区のライバルを最低6人は言えるように。

☆ 県大会で入賞したいなら、県のライバルを最低10人は言えるように。

☆ 全国大会で戦いたいなら、全国の同学年のランキングを確認するように。

自分を奮い立たせられるのは自分だけです。せっかく与えてもらったスマートフォンやタブレット、自分を成長させられる使い方をしましょう。記録や練習方法など、調べれば調べるほど知識も増え、どんどん強くなっていきますよ。県大会まで2週間、最大限の努力をして自信をもって挑んでください!多くの自己ベストが更新されますように…!【 加久藤中:上別府 】

最近、猛暑が続いていますが、みなさん熱中症対策はできていますか?自チームでも話をしていますが、暑さになれていくということはとても大事です。なぜなら、1番暑い日中に大会が行われ、その時間にベストパフォーマンスを出さないといけないからです。結果を出すためには、自ら環境を整えることは大事なことです。熱中症にどうしたらならないのか、どんな暑さ対策が必要なのか、日頃から考えることが大会でも必ず活かされます。県大会、暑い2日間になる予報です。九州、全国がかかった大会、まず環境を制しましょう!【生目中:北林】

通信陸上お疲れ様でした。先週はぴりぴりとした一週間を過ごしたことでしょう。標準記録を突破したみなさん、おめでとうございます。全国大会頑張ってください。

さて、7月7日は七夕ですね。我が家にはなぜか竹か笹かよくわかりませんが生えているので、家族で七夕飾りをしてみました。ちょっとしょぼいですが、小3の息子がYouTubeを見ながら一生懸命作っていました。この歳になってお願い事を書くのは気が進みませんでしたが、やってみると案外楽しかったです。

仕事に部活に追われている日々ですが、少し心が休まった気がします。みなさんの願い事も叶うといいですね。私の願いはきっと叶うと信じています。【大淀中:河野】

2日前でしたかね?松濱先生が給食を話題にしていました。本校でも今、給食委員会Ⅱ期の目標「しっかり食べて体力をつけよう」の取り組みとして、残食調査を行っています。現在、3週目に入っていますが、100%食べきる学級の方が少ない感じですね。

時間が足りなくて残すのか…。暑くて食欲がなくて残すのか…。いずれにせよ”もったいない”ですよね。そして一番あってはならないのが、好き嫌いによる残食ではないでしょうか。『食べ物の好き嫌いをする人(選手)は、練習メニューにも好き嫌いが出る』とはよく聞く話です。長らく選手を見てきましたが、あながち間違っていないようにも思います。食べ物に好き嫌いがある人は、克服する努力をすべきだと思います。自宅での食事よりも、給食を利用して克服していくことが近道かもしれませんね。

好きなものばかり食べる…。好きなトレーニングだけ張り切って行う…。バランスが悪くなるのは言うまでもありません。強くなる、結果を出すためには、やはりバランスが大事じゃないでしょうか。自分自身を振り返ってみてはどうでしょう。あ、そうです。好き嫌いに関しては、色んな書物が出されていますが、しっかり食べないと脳の発達にも影響があるようです。感情のコントロールができなくてキレやすくなったり、学習の習得にも弊害が出たり…。成長期のみなさんにとって大切な給食だとは思いませんか?【三股中:田原】

いきなりですが、勉強は好きですか?

以前、鉄工所で2週間の社会体験研修を行ったことがあります。その際、ある若手社員の方と話をする機会がありました。その方がこんな話をしていました。「先生、中学生の頃にもっと勉強をしておけばよかった」と・・・。「どうして?」と聞いてみると、「働きはじめたら、もう勉強することはないと思っていた数学が・・・。」「仕事の中で出てくるんですよ!」と。

詳しく聞けば、作業をする際に、比例式を使ったり、15°の角度をつくったりと、中学校の数学で学習する知識を使うらしいのです。そして、最後に、「先生、学校に帰ってから、今のうちにしっかりと勉強するよう生徒さんに伝えてくださいね。」と・・・。

この若手社員の方は、先輩方の指導を仰ぎながら猛勉強していました。嬉しかったですね。勉強を始めるのに遅いことはない、でも、今という時期を一生懸命に勉強してほしい!と子どもたちにエールをおくってくれたこと。

勉強は何のためにするのでしょうか。だれのためでもない・・・、そう、自分のために!

最近、学校で気になることが・・・、給食のことです。もちろん学級によって差はありますが、残食があまりにも多い・・・。悲しくなりますね。

以前、「食育」に関する研修の中で、こんなお話がありました。「食べたいと言って買ったパンですが、半分食べたところで、『おいしくない』と言って捨ててしまった。それを見て、あなたは何と言いますか?」という内容です。迷うことなく、「もったいない!」と私だったら言いますが・・・。ところで、もったいないとは?国語辞典には、「粗末に扱われて惜しい、有効に生かされず残念だ」と書いてあります。

さて、「もったいない」・・・、この言葉を使ってきた私たちの感覚としては、「ものを大切にする」ということ以上の心がこめられているような気がします。それは感謝の心ではないでしょうか。今日、パンを食べられることに感謝するのです。でも、そのパンを半分捨ててしまう・・・、申し訳ないと感じる。これが「もったいない」ではないでしょうか。

「もったいない」、これからも大切にしたい言葉です。