大淀中・三股中のみなさん全中駅伝お疲れさまでした。男子大淀中の選手のみなさん、保護者のみなさん、河野監督、中園コーチ、おめでとうございます。

昨年の8位入賞からさらに進化したチームとなりました。①指導者がいなくても「当たり前の努力」がチーム全体でできていたこと ②強くなるための自己判断が的確であること ③走るのを楽しみながら努力を続けてきたこと ④ライバルの存在 など、たくさんの強くなるポイントを教えていただきました。ありがとうございました。 中園コーチは、中学生時代に県中学駅伝3位チームのキャプテンでした。後輩の面倒見のよい責任感のある選手でした。消防士をしながら学校に足を運び、陸上の指導を続ける姿は、中学時代のチームに対する取組と重なります。今年のチーム作りについては、楽をさせてもらったと謙遜していますが、おそらく河野監督とともに練習メニューの工夫をはじめ、雰囲気作りやコンディション作りについて、かなり考えていたと思います。あれから長い年月が流れましたが、コツコツと努力する選手から素晴らしい指導者になったことをうれしく思います。大淀中のみなさん、改めておめでとうございます。

さて、先日の練習会では短距離ブロックを大淀中の河野先生と選手を半分に分け指導しました。私のコースは、基本的な走りの動作について確認をしました。スキップ系やマイクロハードルを使った動きづくりについては、長年、実施しているものになります。接地や切り返しの感覚と上下の連動がポイントとなるドリルですが、走の基本は今も昔も大きくは変わらない気がします。

パワーアップ組は、選抜練習会に入るレベルの選手もいましたし、体づくりが進むにつれてかなり速くなることが予想される選手もいました。動きを見たときにときらりと光った選手については、来年どんな選手になっているか、記録追跡をしたいと思います。予想を超えてくる選手がたくさんでることを楽しみにしています。顧問の先生をはじめ、いろんな方から指導してもらい、自分の感覚に合う練習を大切にしてください。手本で動きを見せてくれた選手は、自信を持ってください。かなり良い動きでした。具体的には、①腕と脚の動きがあっている ②接地がよく前に進む ③ジャンプがうまく前にすすむ ④切り返しのリズム・タイミングが良い などがあげられます。⑤言われたことをその場ですぐにやってみる人やできなくても、途中であきらめずに続ける人は強くなります。速くなるためにどうしたらよいかを実践しようとしているからです。正しく考え、動いています。

練習会が終わって、住吉中の練習の雰囲気が一段と変わりました。みんな頑張っている。ライバルも頑張っている。来年の自分の目標に絶対に到達したいと改めて思ったからだと思います。インフルエンザも流行っていますが、令和8年度に輝く自分を思い描き、それぞれのチームで冬の間にしっかりと準備を進めてほしいと思います。【住吉中:村北】

大淀中陸上部外部指導者の中園です。主に長距離を担当していますので、顧問の河野先生より依頼を受けて全中駅伝の振り返りをさせて頂きます。

まず結果としては、57分38秒で1位と37秒差の県勢過去最高順位である準優勝でした。プランとしては、1区2区で先頭争い・4区を中心に中盤粘ってアンカー勝負というものでしたが、2区が終わって先頭とタイム差なしの2位と、前半から非常に理想通りの展開になり優勝に届くか?と思わせてくれました。が、ライバルが予想以上の強さでジリジリと離されてしまいました。

ただ、選手達は本当に我慢強く走ってくれて今持てる力をほぼ100%発揮できましたので、優勝には届きませんでしたが悔いはありません。…というただの報告で終わってしまうと、今回の貴重な経験が宮崎県のためにならないですし、この2年大舞台で持てる力を発揮できた理由と思えるエピソードもありますので、せっかくの機会ですので少し長くなりますがここまでの経緯も話させて頂きます。

今年のチームは昨年の全国8位という結果を受けて、子供達が「全国優勝」という大きな目標を立てて新チームがスタートした訳ですが、チーム作りという観点においては私の中では楽をさせてもらった1年だったと思っています。と言うのも、昨年卒業した先輩達が1から作り上げてくれた「自分が強くなるためにやるべき事をしっかりやる、努力するのは当たり前」というチームの雰囲気を後輩達が引き継ぎ、長距離ブロックの男女全員が私が練習に行けない日(本職が消防士なので週に1~3日程度しか行けません)に指導者がいないからと手を抜く事なんて彼らにはありえませんし、また部活の休みの日に自主的に練習をしたりと「当たり前の努力」を続けてくれました。

強くなるために足に不安があると「故障したくないのでメニューをこれに変えたいです」と言ってきますし、「今自分はここが弱いのでメニューを考えてくれませんか」という事も言ってきます。サボる理由ではなく、本当に強くなりたい気持ちが溢れています。また、長距離の天敵・貧血にならないために栄養を考えて食事をしたり(もちろん保護者のみなさんも熱心にサポートして頂いてます)、キツい練習をしてそこからしっかり回復して強くなるために早寝早起きをしたりと、高いモチベーションに波を作らず本当にやるべき事をしっかりと取り組んでくれました。

準優勝したメンバーは小学生時代から陸上をしている子達ではありますが、小学生で市町村対抗駅伝の宮崎市代表として走った子は1人もいません。そんな子達でも走る事を楽しみながらコツコツと努力すれば、大きな成果に繋がるという良い見本になったかなと思いますし、大舞台だからと自分を見失う事なくいつも通りの走りができたのはこの辺の理由があるのではと考えています。

また、今年の宮崎の長距離界では、他校においても田野中の河野くんや太田くん、高岡中の平田くんなど自分が強くなるためのひたむきな努力を続けて中学長距離男子の超一流の証・3000m8分台に到達した子が出ていますので、中学生は考え方や取り組み次第でどうにでも変われる年代だと改めて感じた1年でした。

今回の結果が、これまで「自分にはどうせ無理だ、才能がない」という気持ちになっていた子達の考えに一石を投じる事になれば幸いです。長々と書いてしまいましたが、最後に、特に今年1年は他校の先生方や地域の方々など多方面から私や子供達にお声掛けを頂き、本当に力を頂きましたし大変感謝しています。昨年含めてこの2年間で貴重な経験をさせて頂きましたので、この経験を宮崎県に還元していけるよう引き続き頑張りたいと思います!

それと、まだお話した事ない先生方や、子供達が沢山いらっしゃいますので、いつでも気軽に話しかけて下さい!そして勉強させて下さい!【大淀中外部指導者:中園】

全中駅伝やりました〜!準優勝でした!これまで応援、サポートしていただき本当にありがとうございます。本日学校にFAXが届きました。昭和35年に大淀中を卒業された神奈川県在住の方からでした。

中学生の力はすごいなと実感しています。そしてここまで育て上げた中園コーチが素晴らしいですね!同級生ですが、私も負けずに頑張ります!

では、全中駅伝を振り返って中園コーチからのお言葉です。中園コーチ、お願いします!【大淀中:河野】

久しぶりに希望ヶ丘に行きました。懐かしい感じがしましたが、以前のように全県のチームが同じ場所で待機することがなくなり(コロナ以降)寂しかったです。プログラムもかなりボリュームダウンしていました。薄い、、、。経費削減の波でしょうかね。あ、、、今回は寒さも弱かったです。

さて、本県代表の三股中、大淀中。両校とも風が強い中よく走ってくれました。三股中はエースにアクシデントがあった中で30位台でゴール。健闘したといえます。

大淀中は、本県最高順位の準優勝。素晴らしいことなのですが、てっぺんを目指していましたから、悔しさの方が大きかったかもしれません。でも全国2位です、よく頑張ってくれたと思います。これで男子はひところの低迷が嘘のように、3年連続入賞です。来年は、、、。どこが行っても踏ん張りどころですね。

女子は、引き続き県内各チームで切磋琢磨しながら、どこが行っても厳しいではなく、どこがいっても最高順位(12位)を目指せるような状態にもっていきたいです。

選手のみなさんおつかれさまでした。早く帰りたいですよね。でも、、、。実は伊丹空港で足止めです。出発遅延で、、、。なかなか大変です。

ところで、、、。全国大会となると色々とあります。今回大変なチームがでました。オーダー提出後にエースが熱発、、。オーダー提出後の変更は、区間の入れ替えができません。どうしたか、、、。補員の1人を急遽1区へ抜擢。しかし、全校生徒数名の小規模校だったようで、、、。部活もなにもしていない子たち3名が補員だったとか。その中で1番走れるかなぁという子が1区をつとめたようです。

初めての部活動の大会が、全国中学駅伝1区。すごくないですか。その情報をスタート前に入手していましたし、その県の専門委員長もよく知っていましたので、全力で応援させてもらいました。

というこで、、、。時間がありましたので空港にてつらつら書かせてもらいました。また、宮崎に戻り、もろもろ宮崎県の強化のために頑張っていこうと思います。【専門委員長:田原】

女子:三股中が37位、男子:大淀中が2位!選手のみなさん、お疲れ様でした!!

大会結果はこちらから

開会式の様子です。

今年の参加賞はこれだそうです。さぁ、明日は午前11時よりBS日テレでレースの模様が生中継されます。みんなで応援しよう!、頑張れ、大淀中、三股中!!

滋賀からの報告です。現地に到着した選手のみなさん、調子はどうですか?

先日、走り幅跳びの選抜練習会が行われ、今回は特別に溝上先生をお迎えしてご指導いただきました。普段とは違う雰囲気の中で、選手たちは少し緊張しながらも、集中した表情で練習に取り組んでいました。

練習では、「どうしてその動きが大事なのか」を丁寧に説明していただきながら、助走、踏切、空中動作(はさみ跳び)、着地と、一つ一つの動きにしっかりとした意味があることを教えていただきました。また印象的だったのは、先生が一人一人の動きを丁寧に見て、その選手に合った言葉で声をかけていたことです。同じ走り幅跳びでも、得意なところや課題は人それぞれ違います。その違いを見抜き、必要なアドバイスを的確に伝えている姿がとても印象に残りました。練習が進むにつれて、選手たちの助走のリズムや踏切の形が少しずつ変わり、跳躍の動きにも変化が見られるようになりました。そして何より、表情に自信が出てきたことがとても印象的でした。

走り幅跳びは、一瞬で勝負が決まる競技ですが、その一瞬の中には、これまで積み重ねてきた努力や工夫、そして挑戦する気持ちが詰まっています。今回の練習会は、そのことを改めて実感できる貴重な時間になったのではないかと思います。

今回学んだことを、これからの練習や大会に生かし、選手一人一人がまた一歩、自分のベストに近づいてくれることを期待しています。【南郷中:北林】

先日の県選抜練習会&パワーアップ練習会お疲れ様でした。長距離ブロックでは今回、京都から藤森中の片山先生がお越しくださいました。前任校が桂中という事で私も中学時代どこかで耳にした事があるなと思っていました。まさか、全中駅伝優勝校の先生が来られるんなんて夢にも思ってもいませんでした。

私は、話しかけるのがあまり得意ではないですが、今回はそんな事言ってられないと思い、今抱えている選手の体調面の事や練習メニューのお話をさせていただきました。男女とも指導の経験をされているのもあり、的確な助言を頂きました。先生のお話で印象的だったのが、《練習の目的》《練習の強度》《リカバリー》の3つです。特に最後のリカバリーは片山先生ご自身の練習でも大事にされているという事でした。長すぎる休憩は、心肺に負荷がかからないし逆に短すぎると酸素が回ってない状態で走り続けるので長持ちせず姿勢が崩れて故障やパフォーマンス低下につながるのでメニューを作る時はリカバリーまで意識する事が選手も指導者も大事なんだと改めて気付かされました。私もそこを考えてはいたものの選手の走力やメニューの種類に対しての細かな設定はまだ甘いかなと自負しています。

ただ、今回これだけの学びと機会を頂けたことはとても幸せなことです。これは、長距離の選手達もそうだったのではないでしょうか?たった1日の出会いでしたがすごく貴重な時間を過ごせました!感謝しております。

PS:三股中駅伝部女子、大淀中男子のみなさん、全国中駅伝頑張って来てください!宮崎から応援しています🔥【本郷中:川内】

今回の練習会は走高跳ブロックを担当させていただきました。走高跳の指導に入るといつも、難しさの壁に直面します。たくさん、走高跳と関わってきたはずなのに、教える立場なのに気づけば選手たちと一緒に「答え」を模索する練習・・・。

でも、そんな一人一人の答えを探しながらひたすらに跳躍練習をする時間こそが、面白いし跳躍技術向上に繋がるんだと思います。逆に、ここまで繊細に日々の跳躍練習をすることが出来れば確実に記録は向上します。走高跳は助走の中で曲線を描き、空中では体を捻り、大きく反る。決してシンプルな動きでないし、非日常な動きをするからこそ、跳躍練習を重ねることが大切ですし、日頃の練習も工夫しなくてはならない。

そんな走高跳の難しさにこれからも向き合っていき、宮崎県の走高跳が少しでも盛り上がってくれればいいなと思います。今回、練習会に参加することができた選手達はそんな走高跳の面白さと難しさを伝えられたと思います。是非、次の練習会も参加して一緒に走高跳の沼にハマりましょう!【祝吉中:川越】