県高校総体が終わり、次はいよいよインターハイをかけた南九州大会が開催されます。今年も熱い戦いを期待したいところです。

さて、県高校総体終了後、卒業生の保護者の方から連絡がありました。

「お会いできませんでしたが、おかげさまでやっと努力の成果が実を結びました。今回は嬉し涙が止まらなかったそうです。先生にも会いたかったけど会えなかったと言っていましたのでご報告まで」と・・・。

嬉しかったですね。本当に嬉しかった!

人一倍努力し、最後までチームを引っ張り続けたキャプテンでした。昨年の7月、九州・全国大会を目指して挑んだ県中学総体。ライバルが全国大会への切符を手に入れるなか、本人の目標は叶いませんでした。2人で涙を流したことを昨日のように覚えています。

念願の大舞台、緊張はすると思うけど、いつもどおり落ち着いて!応援してるよ!!

先週末から各地区で地区大会が行われています。すでに県大会出場の切符を手にした皆さん、おめでとうございます!!3年生にとっては最後の地区大会となり、県大会に行くぞ、と気合い十分の状態で準備を進めていることと思います。

今週末に試合を控えている選手たちへ、陸上選手として試合に出場するときにこだわってほしいことがあります。それは、自己ベストを更新できたか、ということです。まずは、自己ベストを0.01秒、1cmまで完璧に覚えていることは大前提です。そして、自己ベストは過去の自分に勝つことを意味します。他人との比較ではなく、自分自身の陸上に対するこれまでの努力を見つめるチャンスと考えることもできると思います。

もちろん、風によっても記録が左右される競技なので、一概には言えませんが、自己ベストが出ないということは、必ずどこかに原因があります。例えば、伸びるための正しい努力を継続できているか、絶対に達成したいという信念をもっているか、練習にいつも前向きに取り組んでいるか、目的意識をもって考えながら練習に取り組んでいるか、陸上ノートを毎日書いて練習を振り返って次に生かしているか、などです。

伸びるための条件を挙げていくとキリがありませんが、まずは、このような基本的なことができていたのか、試合の前後には自分を振り返る時間を作ることがとても大切です。たくさんの生徒が自己ベストを出して、県大会に出場できることを願っています。【加久藤中:上別府】

先日、田原先生が「検尿は学級力」というタイトルで投稿されていました。

私の学級では、もちろん、検尿にも力を入れているのですが、給食の準備、4時間目終了後から「いただきます」までにかかる時間にもこだわって力を入れています。

5月のベストタイムは「9分51秒」(ご飯の日)と、とんでもないタイムが出たので、自分たちが出したベストタイムを越えるべく、日々頑張っている生徒たちの姿を見ると元気が出ます。

給食委員長、そして、給食委員の動きはもちろんのこと、学級全体が目標に向かって周りを見て動いたり、ベストタイムを出した時にみんなで手をたたいて喜んだり、一体感を感じる瞬間が日々生まれています。

部活動では、どうでしょう?皆さんのチームは、帰りの会が終わって練習が始まるまで、何分くらいかかっていますか?ここは、まさに「チーム力」だと思います。大事な大会の前だから、そうでないから、関係なく、どんな時も目標に向かって、できるだけ長く練習時間を確保できるよう努めたいですね。【大宮中:長田】

先週、県高校総体が開催されましたね。ライブ動画や結果を見ていると、自分の高校時代が思い出されました。
私は高校時代、陸上部のマネージャーをしていました。陸上部のマネージャー、聞き慣れないかもしれませんが、キーパー作り、道具の準備、計時などなど、多くの仕事があります。

また、陸上部のマネージャーとして1番辛いのが、チームの結果が1つではないことです。特に高校総体では、同じチームの中に、喜んでいる人、泣いている人がいます。そのそれぞれに声掛けをしなければいけない役目。本当に辛かったですが、それができる立場こそマネージャーの私であると思い、励ましたり、悔しさを一緒に共有したりと、選手の気持ちは計り知れませんが、一生懸命に努めました。

また、マネージャーをする中で、とても記憶に残る場面があります。高校ジュニアでの出来事でした。いつもリレーメンバーに入っている1人の選手が、足を故障してリレーに出場することができませんでした。私はその日のリレーの決勝を、付き添いもあったのでゴール付近で見ていました。その日、代わりの選手が走ったのですが、結果は4位。ベストも更新という結果でした。

しかし、終わった直後ふと、後ろを見るとみんなには見えない場所でその選手が肩を震わせて泣いていました。前には大喜びする4人がいました。私には背中をさすることしかできませんでした。しかしこの選手、この後、この辛さを力に変え、次の年の高校総体では再度メンバーに入り、仲間と共に5位入賞。見事、南九州大会への出場を決めました。

西諸・都城地区は中体連の大会が近づいてきました。特に3年生はこの2年間で沢山の悔しさを感じてきたと思います。全てを力に変え、悔いのない結果を出してください。みなさんの頑張りを期待しています!【沖水中:森山】

本日、日向・東臼杵・延岡・西臼杵地区中学校総合体育大会陸上競技1日目が開始されました。天候が心配されるこの時期ですが、なんと快晴!しかし、風が・・・。着順はもちろんのこと、標準記録突破を目指す選手にとってはとてもきつい向かい風でした。明日2日目は、風が選手の味方になってほしいな~。

なお、この2日目の大会の様子を地元ケーブルテレビのワイワイテレビで生中継されます。MzcLive速報室からどうぞご覧ください!

私は現在女子バスケ部の顧問をしています。バスケも奥が深く生徒たちと活動するのはとっても楽しいのですが、やはりザ⭐︎シンプルな「どこまで速く走れるのか」という限界に挑む姿は陸上にしかない面白さだなと感じます。

先日、高校総体があり自分の教えた生徒たちが高校生最後のレースを迎えました。中学生のときとは違い、身体も出来上がり、顔つきや話し方まで大人っぽくなっていました。他競技とは違い、記録と成長が数字でわかるのも陸上ならではの面白さだなと感じたところでした。

みなさんは陸上の面白いところはどこだと思いますか?【財光寺中:安藤】

今週末から地区大会が始まります。戦いに臨むみなさんにある言葉を送ります。この言葉は私が選手時代に顧問の先生から教えてもらったものです。

信念の力  ナポレオン・ヒル著

もし、あなたが負けると「考えたなら」あなたは負ける

もし、あなたがダメと「考えたなら」あなたはダメになる

もし、あなたが勝ちたい思う心の片隅でムリだと「考えたなら」あなたは絶対に勝てない

もし、あなたが失敗すると「考えたなら」あなたは失敗する

世の中を見てみろ、

最後まで成功を願いつづけた人だけが成功しているではないか

すべては「人の心」が決めるのだ

もし、あなたが勝てると「考えたなら」あなたは勝つ

「向上したい」 「自信を持ちたい」ともしあなたが願うなら、あなたはその通りの人になる

さあ、出発だ。強い人が勝つとは限らない。

すばしこい人が勝つとは限らない

「私はできる」そう考えた人が結局は勝つのだ

一人でも多くの人が標準記録を突破して県大会に出場できることを楽しみにしています。【日向中:河原】

本当に久しぶりの現地での高校総体でした。大会4日目高校総体の審判として霧スポに行ってきました。中学校の時に合宿やミーティング等で関わった高校生が躍動する姿を見て感動をもらいました。特に、教え子達の活躍には元気をもらえますね。

そして、何人の教え子達が挨拶に来てくれたことか…。自校の教え子ではない高校生もたくさん挨拶をしてくれます。本当に嬉しい気持ちになりました。ここ風の色で、正月明けに年賀状ネタで話題にした高校生とも久しぶりに話ができました。

実は、新しい競技場での運営は色々な面で簡単ではなく、6月末の通信陸上大会に向けた視察も兼ねて行かせてもらいました。でも、たくさんの高校生と会うことができて二重に行ってよかったなと思えた数年ぶりの高校総体となりました。

競技も終わり、それこそ通信陸上に向けての申請書書きを本部席で行っている時でした…。今回一番の衝撃的なことが起こります。部屋の外から「たわら先生~少しお時間ないですか?」と声をかけてくる高校生がいます。宮農の西山さんでした。

なんと中学1年次、たった一年間のみの付き合いだった、当時大淀中の1年生集団(現高校3年生達)が大集合しています。当然ですが高校もバラバラのバラバラ。よくもまぁこんなに集めた、集まったなぁ~という感じです。とてもビックリしました。でもとても力をもらえました。ガンバロウと思えました。ありがとうございました。

さて、通信陸上の大会運営はかなりの神経を使いそうです。しかし、やり切らなければなりません。県内中学生アスリート達の為に。今週末から県北地区を皮切りに地区予選がスタートします。そして、通信陸上と流れていきます。いよいよ今夏に向けての戦いが本格的に動き出します。ひとつずつ目の前の課題をクリアしながら悔いの残らない戦いにしていきましょう。

県中学ジュニア選手権を終えて、標準突破10人。可能性はあるなぁと思いつつ、甘くはない。厳しい戦いになることも覚悟できました。みなさんの可能性を信じ、鹿児島、沖縄に向けて、今年もできることを精一杯行っていきます。一緒に頑張っていきましょう!【三股中:田原】

みなさん、はじめまして!久峰中学校陸上競技部です。久峰中学校は、宮崎市佐土原町にある全校生徒が433人の学校です。

K・K・G(感動 ・感謝・元気)という校訓のもと 、毎日楽しく学校生活を送っています。生徒はとても明るく 、体育大会や文化発表会の学校行事がとても盛り上がります。

そんな久峰中学校の陸上競技部は、現在 29名で活動しています 。顧問の先生の熱いご指導のもと 、日々の練習を楽しく一生懸命に取り組むことができています。チーム目標は「応援されるチームになる!」です!今、取り組んでいることは、当たり前のことですが、整理整頓です!大会の時、久峰中の陣地を通る際は、靴と荷物が並んでいるかぜひチェックしてみてください!

2週間後にある地区総体に向けて 、陸上部を陰で支えてくださる先生方や、応援・送迎をしてくださる保護者の方々への感謝の気持ちを忘れずに、一人でも多くの部員が 県大会に出場できるように頑張ります。【久峰中陸上競技部:主将】

「ファーストペンギン」という言葉を聞いたことはありますか?これは、南極に住むペンギンたちの行動から生まれた言葉です。ペンギンたちはエサをとるために海に飛び込まなければなりませんが、海の中にはアザラシやシャチといった天敵がいるかもしれません。だから、みんな怖くて海の前でじっとしてしまうのです。

でも、その中の1羽が勇気を出して海に飛び込むと、他のペンギンたちも「大丈夫そうだ!」と後に続きます。
最初に飛び込んだ1羽、それが「ファーストペンギン」です。では、なぜファーストペンギンがすごいのでしょうか。

一番に動くということは、いつも簡単なことではありません。「失敗したらどうしよう」「笑われたら嫌だな」「誰かが先にやればいいのに」と思ってしまうのが普通です。でも、何かに挑戦するとき、誰かが最初に動かないと、何も始まりません。そして、ファーストペンギンがいたからこそ、他の仲間も一歩を踏み出せます。

自分がファーストペンギンになる場面を想像してください。

例えば、クラスで手を挙げるとき。誰も答えたくなさそうなときに、自分から答えるのは勇気がいることです。でも、その勇気がクラスの雰囲気を変えることがあります。

陸上の練習でも、「みんなでこんなことやってみよう」と最初に言い出したり、タイムが伸びなくても「もう1本、走ります」と言ったりする人は、まさにファーストペンギンです。それを見た仲間も、「自分もやってみようかな」と思えるのです。

ファーストペンギンになることは、いきなり大きなことをしろという意味ではありません。大事なのは、「誰かがやるのを待つ」のではなく、「自分がやってみようかな」と一歩を踏み出す気持ちです。勇気は、完璧な自信から生まれるのではなく、「やってみる」という小さな一歩から始まります。その一歩が、周りの人を動かし、チームやクラス全体の力を変えていくのです。あなたが踏み出すその一歩は、きっと誰かの希望になります。「誰かがやるだろう」と思う前に、「自分がやってみよう」と思える人になってみませんか?

ファーストペンギンになる勇気。それは、自分のためであり、みんなのためでもある、大切な力です。中学生のみなさん、今日からちょっとだけ勇気を出してみましょう。その一歩が、あなた自身を変え、周りの空気も明るくする力になります。

早速ですが、私の学校からファーストペンギンになりたいと勇気を出してくれた人がいます。久峰中学校陸上部キャプテンです。明日の「風の色」はこのキャプテンに記事(学校紹介)を書いてもらおうと思います。お楽しみに!!【久峰中:佐藤】