今、私たちの暮らしの中にはAI(人工知能)がどんどん入り込んでいます。スマホの音声アシスタント、YouTubeのおすすめ、翻訳アプリやカーナビまで。どれもAIが関わっています。
「AIがいろいろやってくれるなら、自分は何を頑張ればいいの?」と思う人もいるかもしれません。でも実は、AI時代だからこそ、中学生のうちに身につけておきたい“人間にしかできない力”があります。
1. 自分で考える力(自分の視点を持つ)
AIは「データからの答え」を出すのが得意。でも、「自分はどうしたいか?」という気持ちまではわかりません。自分の頭で考えること、それはこれからの時代に一番大切な“人間らしさ”です。
2. 失敗を恐れずチャレンジする力
AIは、安全な選択や正解に近い答えを出すのが得意。でも「失敗から学ぶ力」は人間にしかありません。「やってみる」ことでしか得られない自信があります。挑戦は、失敗するかもしれない。でも、それでも前に進んだ人だけが“本当の力”を手に入れられます。
3. 人とつながる力(共感力・チーム力)
AIには「心」がありません。人の気持ちを考えて動けるのは、私たち人間だけ。思いやりや声かけは、AIにできない“人と人をつなぐ力”です。
AIがどれだけ進化しても、「考える」「挑戦する」「人とつながる」ことは、人間にしかできません。宮崎県で学ぶみなさんは、これからの時代を動かしていく大切な存在です。これからどんな道を歩むにしても、“自分の力”を信じて進んでいってください。
未来を変えるのは、AIじゃない。みなさんの一歩です。【久峰中:佐藤】