県大会まで、いよいよあと2週間となりました。最後の追い込み、そして最後の調整に向けて、みなさん一生懸命頑張っていることと思います。もちろん、私自身も久峰中陸上部のみんなとの「約束」を守るために、毎日みんなに負けないよう頑張っています。今日は、そんな私の少しカッコ悪い話をします。
先週、リレーの選考会を行いました。その結果、3年生の中には選手ではなく、サポートメンバーとして県大会に臨むことになった生徒もいました。悔しい気持ちはあったと思います。それでも、土曜日の練習では嫌な顔ひとつせず、違うレーンを走ったり、バトン渡しを手伝ったりと、チームのために一生懸命サポートしてくれました。
練習の最後は走り込み。私は、そのサポートメンバーになった女子生徒と100mを一緒に走ることになりました。「負けたくない。」そう思って最後まで全力で走っていると…。80m付近で、右足に「ピーン!」という強烈な痛み。見事に肉離れ寸前です。
その横を、その生徒は最後まで力強く走り抜けていきました。私は「やってしまった…」と立ち止まるしかありませんでした。本当にカッコ悪い話です。でも、その走り抜ける後ろ姿は、とても頼もしくも感じました。
この出来事で改めて感じたことがあります。3年生のみなさん。県大会に進んでも、進めなくても、この3年間努力してきたことには、みんな同じだけの価値があります。価値は、結果だけでは決まりません。「自分で努力したか。」「最後までやり切ったか。」それが一番大切だと私は思っています。
みなさんは、陸上だけではありません。学校生活でも、仲間との時間でも、苦しかった練習でも、たくさんの努力を積み重ねてきました。その経験は、記録よりも大きな財産です。だから、自信を持って県大会のスタートラインに立ってください。そして、だからこそ、結果にこだわってください。結果にこだわって、本気で努力した時、初めて、結果以外の価値が生まれると思います。
目標達成を目指して全力を尽くす姿は、本当に素晴らしいことです。ちなみに私は…。ここ数か月頑張ってきましたが、たった数か月の努力では、3年間積み重ねてきたみんなには勝てませんでした。当たり前ですよね。
足を「ピーン」とさせてしまうくらいが限界でした。改めて、みんなが積み重ねてきた努力のすごさを実感しました。だからこそ、私はみんなを心から応援しています。そして、私も久峰中陸上部との約束を必ず達成します。県大会の日。私の目標が達成できているのか。そして、まだ足を引きずって歩いているのか…。ぜひ、そのあたりも楽しみにしていてください。
県大会。みんななら大丈夫です。陸上は敵じゃない。自信を持って、最高の走り、ジャンプ、投擲をしてきてください。応援しています。【久峰中:佐藤】


