皆さんは日々の練習にどのような気持ちで取り組んでいますか?小林中学校短距離ブロックでは、5月中旬から生徒が考えてきたメニューを中心に練習を組んでみることにしました。というのも、私は専門が長距離種目なので、短距離・跳躍・投てき種目に精通しているわけではありません。ならばと、生徒が考えてきた練習メニューを中心に、どういった意図でこの練習を入れるのか、なぜこのタイミングなのかなど、生徒とコミュニケーションを取りながら練習メニューを組んでいくことで、生徒だけではなく私自身も、勉強していこうと考えました。「なるほど、生徒はこのように考えているのか」と日々発見があり、面白いです。

ここで、生徒に期待している効果は主に2つです。1つ目は「練習に対する理解度を高める・深めること」、2つ目は「自分で立てたメニューを言い訳せずに最後まで取り組めるようになること」。陸上競技に限らずですが、キツい練習、やりたくない練習も勿論あるでしょう。そういったときに、その練習から逃げるのか、イヤイヤやるのか、目的を分かったうえで取り組むのかで練習の効果は大きく変わってくるはずです。せっかくやるなら効果の高い練習が良いはずです。

さて、最初の質問に戻ります。皆さんは日々の練習にどのような気持ちで取り組んでいますか?一度、振り返って考えてみると何か変わるかもしれませんね。【小林中:大土手】

先日のジュニア陸上大会後の振り返りで、陸上部の生徒がこんなことを書いていました。「今回は、シーズン最初の大会で、冬季練習から頑張ってきたことが出せるかどうか、いつもと違う緊張があった。練習していない不安な緊張ではなく、絶対に記録を出したいという緊張があった。」

とてもいい気づきを自分でできたなと感じました。練習していないときの緊張は不安からくる、どうしよう…という緊張ですが、自分の走りや跳躍、投擲を模索しながら一生懸命に練習してきたときの緊張は結果を出したいという前向きな緊張になります。
同じ「緊張」でも、中身が全く違うということです。自分の気持ちや取り組みの変化を自覚できたからこそ生まれた気づきでした。その生徒は反省の最後に、こう書いていました。「地区大会までに自分にもっと自信をつけたい」と・・・。

自信がもてるようになると、次は緊張を良い集中に変えることができるようになります。みなさんも努力を積み重ねて、できるようになったことを自分できちんと認めてあげて、自信をもって地区大会に臨んでください。自己ベストの笑顔がたくさん見れると嬉しいです。【加久藤中:乙守】

宮崎県に台風が接近し、ほとんどの学校が臨時休校になったのではないでしょうか。台風といえば8〜9月のイメージですよね。この時期に休校になるのは珍しいことです。大きな被害が出ていないことを祈っています。

ほとんど家から出ることのできない1日だったと思いますが、皆さんは何をして過ごしていましたか?勉強に励む人、ゲームなどをゆっくり楽しんだ人、室内でできる自主練をした人、陸上の動画を見ていた人、大会の計画を考えていた人…様々だと思います。

私も昨日は自宅待機していたのですが、ふと思い立って久しぶりにルービックキューブを回してみました。ルービックキューブについての記事は度々「風の色」にも登場していますが、実は自分も中学生時代に田原先生(当時、大宮中)に遠征先で勧められてルービックキューブを始めた1人でもあります。(たしかジュニアオリンピックの時だったような…)

最初は全くできなかったのですが、何度も繰り返しチャレンジするうちに手順を覚え、スピードが速くなってきます。どうしたらもっと速くなるのかを考え、何度も、何度も練習していたのを思い出しました。

ルービックキューブも「やり方が分からない」→「考えたり、説明書を見ればばできる」→「考えなくても自然とできる」→「もっと速くなるために考える」というように上達していきます。これって陸上競技と似ていると思いませんか?

久しぶりにタイムを計ったら1分03秒46でした。かなりのブランクを感じましたので、また練習してみようと思います。【串間中:矢野】

県中学ジュニアにて7つの大会記録更新。その中の一つ「男子走高跳」では、12年前に私が更新した大会記録1m81を堀之内健くん(大淀)が1m86と大幅更新となりました。練習会などで少しでも指導に携わった選手がこうして記録を塗り替えてくれること、嬉しいばかりです。何といっても、競技後の「やりましたよ!」と言わんばかりの表情で報告に来てくれたことは私にとっても忘れられない瞬間でした。

今回、1m70から試技スタート170◯ 175◯ 180✕◯ 183✕◯ 186✕◯という流れで高さが上がっていきました。1m75をクリアした時点で優勝が確定していたのでそれ以降は高さが選択できたはずです。もちろん大会記録も頭にはチラついていたはず・・・ですが、1m80をクリアした後、大会記録の更新を狙う1m82ではなく、1m83に高さを上げた堀之内くん。もう彼の中には大会記録などは頭にはなく、全中(全国大会)の標準記録である「1m86」を見据えて1m83だったのだと思います。もし、あの時に1m82に設定してクリアしていたら、おそらく次は1m86に挑戦したはず。一気に4cmUPはリスクが大きいです。かと言って2cmずつ上げるのは勿体なさを感じます。高さが上がれば上がるほど、ピットに立った時の1cmの差がとてつもなく大きく感じます。180→183→186とスムーズな高さの上げ方も本当に見事な戦略的思考力でした。

昨年度、男子走高跳は宮崎県11年ぶりに笹岡永騎くん(本郷)が全国標準記録を突破しました。全国大会ではスタートの高さが1m79です。全国大会を意識し、高い高さからスタートする練習も必要になってきそうです。シーズンが始まったばかりのこの時期に全国標準記録の高さである1m86をクリアできたことは大きな自信になったと思います。現時点でこの高さをクリアできている中学生は全国に10人。プレッシャーも出てくるかもしれませんが、これからの更なる飛躍を楽しみにしています。【住吉中:川越】

地区中学総体に向けた選手推戴式が行われました。各部活動のキャプテンが地区大会に向けた誓いを述べます。どの部活動もさすが部活動生!と思わせる態度と熱い想いをもって臨んでくれました。

推戴式終了後、ある先生から声をかけられました。「陸上部、素晴らしい!推戴式に向けてよく指導されていますね」と・・・。嬉しい反面、「あっ、指導をしていない・・・」と心の中で反省でした。

キャプテンに話を聞くと、事前に部員と打ち合わせをしたとのこと。言われなくてもしっかりと目標に向かって突き進む部員を誇りに思うとともに、生徒たちの成長、そして、あらためて事前の準備の大切さを感じたところです。

準備の大切さ、そう、昨日の河原先生のお話の中にもありましたね。これから選手推戴式が行われる学校もあるかと思いますが、チームが一つになるチャンスでもあります。さぁ、あなたのチームはこのチャンスをどう生かしますか?

県高校総体が開催され、高校生も全国に向けての戦いがスタートしました。今週末からは、みなさんも勝負の夏が始まります。試合は準備で決まると言われています。

世界陸上400mHで銅メダルを獲得した為末大選手はこんな言葉を残しています。「本番は準備の確認でしかない。」と・・・。様々な場面で語っている為末選手の考え方で、「試合は当日に決まるのではなく、それまでの準備でほぼ決まっている」という意味です。

夏の戦いに向けてみなさんはどんな準備をしていますか?競技面、健康面、生活面それぞれ何をどのように準備し、試合当日を迎えますか?多くのみなさんがKUROKIRIスタジアムで活躍する姿を楽しみにしています。【日向中:河原】

投擲を担当している高原中の信時大輝です。県中学ジュニアに参加した皆さんお疲れ様でした。投擲の試合を見ていて感じたことを書かせていただきます。

(1) スイッチを入れて1投目から試合に臨めているのか。
男子円盤投げの試合を見ていて特に感じたことです。4投目に入り、一人の選手が記録を大幅に伸ばす投擲をしました。それをキッカケにターンのスピードを上げる選手や振り切りの勢いを上げる選手が増え、試合全体のギアが上がったように感じました。
記録更新が多く見られたことはとても良かったと思います。しかし、見方を変えれば「準備不足」だと思います。自分との闘いだとすれば、1本目からギアの入ったベストな投擲を行うことが必須です。それができていたからこそ、女子ジャベリックスローの大会記録更新があったのだと思います。
種目との向き合い方を考え、常に挑戦者であることを忘れず、大会への臨み方を変えていきましょう。

(2) 勢いのある投擲
あなたの投擲は勢いのある投擲なのだろうか。想像してみてください。
・ゆっくりスイングしたバットと速いスイングしたバットではどちらの方がボールは飛ぶでしょう。
・手首だけを使って投げたボール、腕を振りかぶって投げたボールではどちらの方が飛ぶでしょう。
・普通に立った姿勢からのジャンプ、倒立した姿勢からのジャンプではどちらが高くとべるだろう。

①勢いをつけたいのであれば、速い動きを意識して投げる。
②動きを小さくしない。大きな動きで投げる。
③手だけで力では限界がある。足には手以上の筋力がある。ブロック足への重心移動時に足を使い、体全体で投擲物を投げられるようにしよう。
④最後に声。声を出すことでいつも以上に勢いのある投擲に繋がる。

地区大会は出場枠と出場資格を突破する場、県大会は九州大会出場権、全中大会標準突破大会、各々の目標はあったとしても全員が全力で挑む大会であるには変わらないと思います。勝手に感じたことを2点書かしてもらいましたが、投てき種目に挑む選手全員が心がけて欲しいことです。大会反省に活かし、日頃の練習から意識を変え、ぜひ全員が県大会出場を果たし、ハイレベルな県大会となることを期待しています。【高原中:信時】

この前、朝練習の時にこんな話を選手にしました。「強いチームとは」、「思いやり算」がしっかりできているチーム。みなさんは、「思いやり算」を知っていますか?人を笑顔にする算数としてネット上にも出てくる話です。
「+」 たすけ合うと 大きな力に
「-」 ひき受けると 喜びがうまれる
「×」 声をかけると 一つになれる
「÷」 いたわると 笑顔は返ってくる

みなさん、四則計算は分かっていますよね。前後に数字が存在するように、私たちのチームには人・仲間がいます。チームの周りに仲間があってこそ、それぞれの選手は力を発揮できるのです。チームは一人では成り立ちません。仲間があってこそ成り立つのです。だからこそ、今チームに「思いやり算」が重要になってくるのです。チームメイトだけではなく、これから出会ういろいろな人とも「思いやり算」で接してほしいものです。

そして、本当に「強いチームとは」、特別な時だけ凄いのではなく、毎日の①あいさつ ②返事 ③仲間への声かけ ④話聞く姿勢 ⑤切り替えの早さ
そんな当たり前のことを一つ一つ本気に徹底しています。よく言われる「凡事徹底」です。これは今まで全国優勝したチームの練習に参加して学んできたことです。陸上での結果は突然現れてくるわけはありません。みなさんの毎日の小さな積み重ねの姿勢から生まれるのです。

なぜ、このような話をしたかというと中学校もですが、高校にはいろいろな中学校や、他県から入ってくる選手がいます。そのチームが最終的に同じゴールに向かうには、仲間意識をいかにもたせるかが大事だと思います。一人だけではなかなか結果が出し切れないのが、陸上(駅伝)競技です。だからこそ、このような話をして、今のチームがどうなのか、これからどうしていくべきなのかを本気に考えさせる必要があると思っています。

中学生のみなさんの今、大切にしている「当たり前」とは何ですか?考えてみてください。【宮崎日大高:國丸】

今年度、男子バレー部の顧問となり、球出しをしたり一緒にゲームをしたりしながら、バレーボールの楽しさや難しさを感じている毎日です。

バレーボールには、スパイカー、セッター、リベロなど、色々な役割があります。サーブを打ち、それをレシーブしてセッターにつなぎ、セッターが一瞬の判断で誰にあげるかを判断し、正確なトスをあげ、スパイクにつなげる。それぞれの特性を活かしながら、チームのためにその役割を担っていきます。もしも、誰かがその役割をサボったり、いい加減にしたりすると、チームに迷惑をかけることになってしまいます。

では、1つ質問です。あなたは、チームにとって、どんな役割を担っていますか?ここで言う役割とは、キャプテンなどという単なる肩書きのものだけではありません。例えば、自分がいることで、チームが明るくなるようなムードメーカー的な役割の人もいるでしょう。後輩に、時に優しく時に厳しくアドバイスできる役割の人もいるでしょう。口下手でも、レースを一生懸命走り抜く姿を見せ、周りの人を熱くさせる役割の人もいるでしょう。

それこそ、それぞれの個性や特性を活かしながら、1人1人が「あなたがいてくれてよかった」と言ってもらえる人であってほしいし、そんな1人1人が集まった素敵なチームであってほしいなと思います。

いよいよ、来週から地区大会が始まり、通信陸上、県大会と続いていきます。先日の中学ジュニアで、ある程度自分の現在位置を確認できたと思うので、悔いのないように自分の役割を全うしながら、ラストスパートの練習に励んでいきましょう!【高鍋東中:友重】

県中学ジュニア大会が終わりました。自分の結果を見て、何を感じましたか?「うまくいった」「悔しかった」「思うように走れなかった」・・・、いろいろな思いがあると思います。

大切なのはここからです。結果だけを見て終わる選手と、結果を“次につなげられる選手”では、大きな差が生まれます。地区大会まで、あと1、2週間。今回の大会を、ぜひ次につなげてほしいと思っています。

そのために必要なのが、“分析する力”です。自分の走りはどうだったのか。スタートは。接地は。踏切は。投げは。「なんとなく」ではなく、細かく見ていますか?

今は、動画を撮って見返したり、スローモーションで確認したり、様々な方法で自分を分析することができます。速い選手には、速い理由があります。強い選手には、強い理由があります。

ただ練習するだけではなく、「なぜ?」を考えながら練習すること。その積み重ねが、次の記録につながります。地区大会、そして県大会。ここから、まだまだ変われます。みなさんのこれからの姿を、楽しみにしています。【日向中:福吉】