4月より加納中学校に赴任しました、牧野と申します。よろしくお願い致します。簡単に自己紹介しますと、東海中学時代から陸上競技を始めて高校、大学と続けて現在もチームに所属して細々と活動しています。教員になってのほとんどが野球・ソフトボール部の指導でしたので、陸上の指導は13年ぶりになります。

1年生の入部が固まってきたので、先日ミーティングを行い、チームの目標を前任校同様に「応援されるチーム」としました。そのためには学校生活も大切にすることを話しました。陸上競技部の生徒は、真面目に頑張る生徒ばかりで、ミーティング前後から明らかに行動と意識が変わりました。それによって記録が伸びつつあります。

ゴールデンウィーク中は練習会に参加させていただいたことで生徒も私も刺激を受けることができました。それぞれにライバルを見つけて切磋琢磨してほしいと思います。私も中学時代にライバルと延岡市の大会や県大会で競い合っていました。その人と同じ教員・陸上競技部顧問として働くことになるとはその時は思いもしませんでした。

他の先生方を参考にさせてもらいながら指導に活かしていこうと思います。今後ともよろしくお願いいたします。【加納中:牧野】

チームで大切にしている言葉があります。それは、
「みんなで頑張ろう」ではなく、「みんなが頑張ろう」です。一文字の違いですが、私たちはこの違いをとても大切にしています。

「みんなで頑張ろう」という言葉は、仲間意識が生まれる一方で、どこか「誰かが頑張ってくれる」という気持ちにつながってしまうことがあります。人は弱い部分をもっているため、無意識のうちに人任せになったり、周りに甘えてしまったりすることがあります。

苦しい練習の時、最後の一本で少しだけ力を抜きたくなる時があります。誰も見ていない補強運動で、手を抜きたくなる時もあります。整理整頓やあいさつなど、「これぐらいでいいかな」と思ってしまうこともあります。きつい場面で、自分から声を出すことを避けたくなる時もあります。

「自分くらい…」
「少しぐらい…」
「これぐらいでいいや…」

そんな気持ちになることは、誰にでもあります。だからこそ、私は「みんなが頑張ろう」と声をかけます。全員が頑張る。一人一人が自分の役割を果たす。誰か一人ではなく、全員の本気が集まってこそ、チームは成長すると考えているからです。

駅伝や陸上は、個人競技でありながら、仲間の存在が大きな力になる競技です。しかし、その土台にあるのは、「自分自身が頑張る」というそれぞれの覚悟です。一人一人の頑張りが、必ずチームの成長につながります。

これからも、「みんなが頑張ろう」という言葉を大切にしながら、一人一人が成長できるチームを目指していきます。【三股中:福本】

今年度から、陸上クラブを立ち上げました。部活動の地域展開が進む中で、「陸上を続けたい」「もっと走ることを楽しみたい」と願う子どもたちの居場所の一つになれたら、という思いから始めた取組です。何より、走ることを好きになってくれる子どもが一人でも増えてくれたらうれしいと思っています。

昨年度赴任した学校には陸上部がなく、陸上に取り組みたい生徒たちと関わる機会は限られていました。そんな中、練習会などを通して子どもたちに陸上を教える中で、指導できることの喜びを改めて感じました。目の前に子どもたちがいて、一緒に成長を目指せる環境は、決して当たり前のものではないと気づかされました。

4月にクラブを立ち上げ、再び子どもたちと陸上を通して関われていることに、感謝の気持ちでいっぱいです。現在は、陸上競技に取り組む生徒だけでなく、他のスポーツに励む生徒たちも参加し、それぞれの目標に向かって汗を流しています。

子どもたちの「やってみたい」「もっと成長したい」という思いを大切にしながら、これからも宮崎県の中学生スポーツの発展に少しでも力になれるよう、取り組んでいきたいと思います。【南郷中:北林】

「無理だな」と思うことは、あまりおすすめできませんね。ましてや、それを口に出して言うことは、さらに・・・。その言葉で、周りの人も「そうかな、だめなのかな」と弱気にさせ、またその言葉を自分自身でも聞き、自分の心の中でも反復し、ますます自分を小さくしていくからです。

ちょうど、自分の周りにバリアを作って、中にある無限の力を、押さえ込んでいるように感じます。そんなバリアは不要です。本来人間には限界はないと思います。限界を作っているのは、限界があると考えてしまう弱気な自分自身だからです。

今、体育大会に向けて、優勝するぞ!応援賞を取るぞ!!と一致団結して練習に取り組んでいる学校もあるはずです。そう、その気持ちが大切なのです。できると思って練習に取り組むその気持ち・・・。

地区中学総体までいよいよ1ヶ月になる地区もありますね。無理だと思って練習に取り組みますか?それとも・・・。そう、その気持ちが1ヶ月後のあなたを変えているかもしれませんよ!

「できない」とか「無理だな」という言葉・・・。その言葉の中には、やる気の無さをうまく表現できずに、「無理だな」という言葉で代用していることがあるかもしれません。しかし、その多くは、自分自信の能力を狭い殻で囲ってしまっているのだと思います。世の中、「できない」なんて叫びながら、何かを成し遂げられるような人などいないはずです。「無理だな」と思いながら成功する人もいません。

話は変わりますが、みなさんはトマトは好きですか?トマトはどのように栽培されているのか知っていますか?最近は家庭菜園としても身近になっているトマト、プランターで手軽にミニトマトを栽培している家庭もあるかもしれませんね。

そんなトマトですが、トマトは土でしか育たないと思っていませんか?実は土で育てないトマトも存在します。そのトマトは、水の中に根を生やし(養分を溶かした水で育てる水耕栽培)、ブドウ棚のように水平に茎をはわせた(水平栽培)トマトで、こうした栽培法をすることで、より多くのメリットがあるとか・・・。今では当たり前のように栽培されている方法のようですが、その昔は常識では考えられなかったそうです。

多くの人を驚かせたこのトマトの栽培方法を開発した人は、きっと「無理だな」とは思っていなかったはずです。「必ず方法があるはずだ。養分を十分吸い取る根が、どんどん広がれば、植物自体も大きくなるに違いない。そうなれば、たくさんのトマトの実もなるだろう。そのために、根の成長を妨げている土を取り除いてしまおう」と・・・。そう考えてそのトマトは作られたのだろうと思います。(明日に続く)

今日は三股中3年の中距離をしている道添さんからの投稿を紹介します。

いつも「風の色」のブログを拝見しています。日々の投稿から多くのことを学ばせていただいており、今回、私自身が陸上競技部で学んだことと感謝の気持ちを伝えたいと思い、書かせていただきました。

私の学校には駅伝部と陸上競技部があり、それぞれ活動していますが、陸上競技部の中で中距離をやっているのは自分一人です。入部したばかりの頃は、同じ種目の仲間がいないことがとてもさみしく感じました。また、最初は中距離としての専門的な練習もあまりなく、何を目標に頑張ればいいのか分からない時期もありました。短距離の人と同じメニューをこなしながらも、「このままでいいのかな」と悩むことも多かったです。

そんな中で支えになったのが、家族や顧問・副顧問、駅伝部の存在です。父が自分のために練習メニューを考えてくれて、部活が終わった後も一緒に練習してくれています。また、顧問の田原先生も中距離のことを考えてメニューを工夫してくださり、自分のために時間を使ってくださっていることに感謝しています。駅伝部の福本先生、みんなにも駅伝に出させていただいたり一緒に練習をしてくれたりお世話になることが多々ありました。少しの間でいろいろな経験をすることができ本当に陸上競技を始めて良かったなと思う日々でした。

しかし、中学2年のシーズンの終わりに怪我をしてしまいました。思うように走れない日々が続き、悔しさや焦りを感じることもありましたが、「走れることが当たり前ではない」ということを強く実感しました。それまで以上に陸上の大切さや、練習できることのありがたさに気づくきっかけになりました。

それでも続けていく中で、私は陸上競技を通して、人として大切なことをたくさん学びました。一つは、自分で考えて行動する力です。中距離が一人だからこそ、自分で考えて行動することが多くありました。練習内容やペース配分などを自分で考える必要がありました。最初はうまくいかないことばかりでしたが、日々の積み重ねで、少しずつ自分に合ったやり方を見つけることができました。

もう一つは、あきらめずに続けることの大切さです。怪我で思うようにいかない時期もありましたが、それでもやめずに続けてきたことで、少しずつ成長を感じられるようになりました。そして、周りの人への感謝の気持ちも強くなりました。種目は違っても一緒に練習してくれる仲間や、支えてくれる先生、そして家で支えてくれる家族がいたからこそ、ここまで続けてくることができたと思います。

陸上競技部での経験は、記録だけでなく、自分の人間性を成長させてくれたと感じています。これから先も、この経験を大切にしていきたいです。そして、田原先生と一緒に決めた目標のタイムを必ず達成します。これから夏のシーズンを迎えますが、自分の目標に向かって最後まで諦めずに頑張っていきたいです。

初めて「風の色」に投稿させていただきます、上江中学校の山口です。現在は陸上競技ではなく、テニス部に関わっています。

私自身、大学まで長距離を続ける中で、思うように走れなかったり、苦しさを感じたりする時期もありました。そんな時に大切にしていたことが「今日できることを一つずつ積み重ねること」でした。

努力はすぐに結果につながるものではないかもしれません。しかし、日々の積み重ねは少しずつ自分の力となり、苦しい時に踏ん張る力や前を向く力を育ててくれるように感じます。

また、駅伝は走る選手だけでつくられるものではなく、仲間や支えてくださる方々の存在があってこそ成り立つ競技だと思います。私自身も多くの指導者の先生方に支えていただきながら競技を続けてくることができました。その感謝を忘れず、私も学ばせていただく気持ちを大切にしながら、生徒たちの成長に関わっていけたらと思います。【上江中:山口】

住吉中の村北です。中学校陸上部顧問として37年目を迎えました。自分の中学時代から陸上競技に携わっていますが、自分の好きなことをこれだけ続けられることは幸せなことだと思います。おかげで陸上競技を通してたくさんのご縁ができました。ありがとうございます。最近は教え子だけではなく、教え子の子どもとも関わることも増えてきました。本当に素敵な時間を過ごさせてもらっています。

早速、今年も新しい出会いがありました。新入生です。「住吉中陸上部ってどんなことをするのだろう?」とキラキラした目で運動場に来てくれました。マイクロハードルやラダーを使った練習に興味をもって取り組みます。毎年のことですが、新入生が部活動体験で楽しそうに取り組む姿や先輩たちが丁寧に後輩たちを指導する姿を見ると、とてもうれしくなります。これからどんな活動をし、どんな選手・どんなチームになっていくだろうかと。成長が楽しみです。多くの選手が走ることに興味があり、陸上が好きで入部します。だからこそ「陸上部に入ってよかった」「陸上競技を始めてよかった」という経験を指導者として絶対に積ませたいと思っています。

走ること(陸上競技)の良さは、たくさんありますが、その中の一つに「自分が速く(強く)なったことがわかりやすい」ことが挙げられます。先輩・チームメイト・保護者や顧問といろんな人からのサポートを受けたうえですが、自分の頑張りが記録に反映されやすいスポーツです。「やればできる」経験が何度か重なれば、「次も頑張ろう」という気持ちが芽生えてきます。多くの人にそんな前向きな生活ができるようになってほしいです。中学2・3年生の中には、ひょっとしたら「うまくいっていない」選手もいるかもしれません。令和8年度は始まったばかりです。陸上部に入部したてのわくわく感を思い出して心機一転頑張ってください。本物の頑張りにたどり着けば必ず強くなれます!
 
教え子が中学時代に頑張る姿や高校生や大人になって活躍する姿も本当にうれしいですし、中学時代に頑張っていた選手が、陸上部や陸上クラブを指導している姿を見てもうれしくなります。今年は、久しぶりに県専門委員として宮崎県中学生の競技力向上に関わることになりましたので、陸上競技を通してたくさんのみなさんとの出会いを楽しみにしています。よろしくお願いします。【住吉中:村北】

長距離ブロックは、午前中に動き作りや補強を行ってからペース走を行い、午後から各種目に分かれてポイント練習を行いました。動き作りをしている中で普段からやってるのだろうなという人、まだその動きに慣れてない人がいました。長距離にとって体の軸を作る事は長く、速く走る上でとても欠かせない部品です。

いつも学校で行っている体幹トレーニングや補強、技術練習も大切ですが、私生活の中にある「習慣」も大切です。正しい姿勢でご飯を食べたり、授業を受けたり普段の何気ない姿勢は全て走りに繋がっています。ちょっとした事ですが、そのちょっとが数秒、数十秒、数分に関わってきます。

今回の練習会を通して他中の生徒の成長を感じた人もいたと思います。過去には戻れませんが、少しの「習慣」で未来は変えられます。今ある時間を大切に頑張りましょう!【本郷中:川内】

今回のわくわく練習会ハードルブロックでは、午前中ハードルを使った柔軟やドリル、午後からは自分たちの現状を踏まえてメニューを選択して実践練習を行いました。今回は、自分の課題をどう解決していくかというテーマで練習しました。

ハードルは、加速、踏み切り、ハードル上の空中動作、着地、着地からのインターバルの走り、と課題がいくつも同時に出てきます。だからこそ、課題を見つけるだけで終わらせず、どう直すかを考え、練習で試し、また修正していくことがとても大切です。1台目の入りのスピード、抜き足の方向、インターバルの3歩など、人によって課題はさまざまです。全て同時には修正することは難しいです。『困難は分割せよ。あせってはなりません。』です。(3年生はこの言葉、ピンときますか?)意識するポイントをひとつに絞ることで、動きが散らばらず、集中して改善に取り組むことができます。

今回の練習でも、選手それぞれに良い変化が見られました。踏切位置を遠くしたことでハードル上の浮きが改善した選手、1台目までの加速を強めたことでインターバルのリズムが安定した選手など、それぞれが自分の課題に向き合い、変化を実感していました。

今回のハードルブロックでとてもよかったのが、 わからないことをどんどん周りの選手に聞いたり、指導者に「今〇〇ができない原因は、〇〇だと思うのですが、アドバイスをください!」と自分から確認をお願いしたりと、とても積極的に課題解決に取り組んでいたことです。自分で考えて、わからなければ調べたり、聞いたり、自分のためになる行動の連鎖が強い選手になる秘訣です。今回の気づきを普段の学校での練習につなげて、一歩ずつ成長していきましょう。【加久藤中:乙守】