今だから悩める 未来の選択肢
天候が心配されましたが、県大会が無事に終了しました。3年生の勇姿をたくさん見られ、とても白熱した大会だったと感じています。その一方でどのチームも新体制として動き始める頃だと思います。今回はそんな次世代の主役たちに読んでもらいたい内容です。
今回陸上競技では、15名の選手が全国大会出場の切符を手に入れました。自チームの生徒でも1人『男子走高跳』で全国行きを決めました。彼は11年ぶりの標準記録突破者であったようです。ちなみに、その前の突破者は誰だか答えられますか…?その方は、皆さんご存知の通り祝吉中学校陸上部顧問の川越先生です!川越先生が主審をされている目の前で標準突破ができた事に何かの縁を感じています。そして、今までご指導していただいた事にとても感謝しています。
そこで、今回伝えたい事は誰にでもチャンスが転がっているというお話です。
彼は、元々小学生の頃から陸上クラブチームに入っていました。そこではある程度満遍なく競技を経験していたそうですが、私と出会ったとき、彼は長距離がしたいと言って入部してきました。彼が走り高跳びをやりたいと言ったのは、2年生の夏からです。走り高跳び歴1年で全国レベルに成長しました。もし彼があのまま長距離を続けていたら、全国行きのチャンスを逃していたかもしれません。自分でやりたいと思った走り高跳びにフィットし、記録を伸ばし続けた彼は、1年間努力することを嫌がりませんでした。
では、皆さんは今の種目を何年続けていますか?1年生はまだまだこれから自分の可能性を広げられる機会や時間はありますが、2年生はその分岐点にいます。自分のポテンシャルを最大限発揮できる種目は何なのか、この夏にしっかり見極め、最上学年として迎える秋季大会で結果を残せるよう励んでください。悩めることも今のうち、大いに迷い、考え、自分の糧にしていきましょう。【本郷中:川内】