2年生の体育理論に、「運動やスポーツの学び方」という単元があります。
技術とは、種目に応じた合理的な動かし方。
技能とは、それを身につけた状態。

皆さんは技術練習を行う際、どのような思考で取り組んでいますか?
種目に応じた合理的な動かし方とされている技術は「できない」でよいのか?
いいえ、あなたがその種目で力を発揮したいのであれば確実に習得し、技能にすることが最低条件になると思います。
「できない」の前に、「理解していない」ではないだろうか。
「できない」の前に、「動かせない」ではないだろうか。
「理解していない」のであれば、「知識」を手に入れなければ解決しない。
「動かせない」のであれば、「体力」の改善が最優先となる。

技術練習こそ、探究心をもって集中して取り組むべき。何も考えないで行う技術練習ほど無意味なものはないと思います。
思考を変化させることで、「できない」自分への危機感が出てくるはず。
早く気づき、取り組み方をかえ、できる技能を増やしていこう。【西小林中:信時】

先日、第2回宮崎市ジュニアアスリート強化練習会が行われました。今回は青山学院大学陸上部と合同練習でした。青山学院大学と言えば駅伝が有名ですが、陸上部の女子も一流選手がたくさんいます。

関東インカレでは女子100mで1位から3位は青学の選手でした。そんな大学生達と一緒に練習し、多くのことを学んだことでしょう!冬季練習も終盤です。頑張っていきましょう!【大淀中:河野】

まもなく卒業、進級ですが・・・「立つ鳥あとを濁さず」ということわざを知っていますか。簡単に言うと、使った場所はきれいにしてから帰ろう、自分がいなくなったあとも、周りの人が気持ちよく使えるようにしようということです。つまり、このことわざは、最後まできちんと行動できる人になろうという教えです。移動教室で誰もいない教室、靴箱を見ると、納得することが多くあります。去ったあとにその人が見えるのです。どんな行動をしていたのかは、残された環境を見れば分かるからです。
例えば、学校でこんなことはできていますか?
・席を離れるときに机に椅子をきれいに入れる
・靴箱の履き物をそろえて入れる
・机の上の消しゴムのくずを集めて捨てる
・着替えをきれいにたたむ
・トイレのスリッパをそろえる
こうした小さな行動は、誰でもできることです。でも、続けてできる人は意外と少ないのかもしれません。
陸上競技は、自分との戦いのスポーツです。記録を伸ばすためには、練習だけでなく日頃の心の姿勢も大切です。きっと、みなさんも気づいているはずです。特別なことでなく、自分のいた場所を整えることなら、今すぐ始められます。環境を整えることは、自分の心を整えることにつながります。ぐんぐん記録を伸ばす選手は、普段の行動もどんどん美しくなっていく。そんな選手を目指して、今日から「立つ鳥あとを濁さず」を大切にしてみてください。
そして、きれいに整っている場所には、必ず誰かの気づかいや努力があります。その環境に感謝する気持ちも忘れないでほしいと思います。 【宮崎西中:大坪】

みなさんに、今日は少しだけ考えてほしいことがあります。それは、「2番目の人」 についてです。
世の中では、よく「1番の人」がすごいと言われます。大会で優勝した人、最初に何かに挑戦した人、最初に成功した人。確かに、それはとても立派なことです。
でも私は、学校生活を見ていて、本当に大事な人は、2番目の人ではないかと思うことがよくあります。
例えば、体育館や教室で荷物を置くときのことです。
最初の1人が荷物を置きます。その置き方は、人によってきれいなこともあれば、少しばらばらなこともあるでしょう。
ここで、2番目の人がどうするか。
もし、「まあいいや」と思って適当に置いたら、その後の人たちも、きっと同じように置いていきます。すると、あっという間にその場所は散らかってしまいます。
でも、もし2番目の人が、「少し整えて置こう」そう思って荷物を並べたらどうでしょう。
3番目の人は、その様子を見てこう思います。「ここは、きれいに置く場所なんだな。」
4番目の人も、5番目の人も、自然とそろえて置くようになります。
つまり、その場の空気をつくっているのは、実は2番目の人なんです。
これは学校のいろいろな場面で同じです。
掃除のとき・・・給食の準備のとき・・・並ぶとき・・・スリッパを置くとき・・・。
誰かが完璧に始めるのを待つ必要はありません。
2番目の人が少し整えるだけで、その場は変わります。
そして、このことは大人になってからも同じです。
社会の中で、本当に周りをよくしていく人は、大きな声で指示を出す人だけではありません。
誰かのあとに続いたときに「少し整えて、次の人に渡す人」。そういう人が、周りを変えていきます。
だから私は、みなさんにこう思ってほしいのです。
必ずしも、1番にならなくていい。でも、もし誰かのあとに続くときは、「2番目の人として、場をよくする人」そんな人になってほしい。
世の中を静かに良くしているのは、目立つ1番の人だけではありません。
2番目の人、3番目の人の小さな行動が、その場所の文化をつくっていきます。
そして私は、みなさんの学校に、そんな「2番目の人」がたくさん増えたら、きっと今よりもっと素敵な学校になると思っています。
みなさんは、どんな 2番目の人 になりますか。【姫城中:安在】

県立高校一般入試が終わりました。受検された3年生のみなさん、ようやく終わりましたね。本当によく頑張りました!

3年生のみなさんは今日この日に向けて、勉強やスポーツだけではなく、自分自身の成長を願って様々なことにチャレンジしてきたことだと思います。しかし、その裏には指導者の先生方や保護者の方の支えがあったこと、そして、その支えの中にたくさんの学びがあったことはいうまでもありません。

昨日の宮崎日日新聞「若い目(NIE 教育に新聞を)」を見ましたか?そこには、陸上競技をとおして学んだこと、顧問の先生や保護者の方への感謝、そして何より、陸上競技をとおして自分自身がびっくりするぐらいに成長したことが書かれていました。

その生徒の顧問の先生から聞きましたが、この生徒、実は今年のブログにも登場していたとのこと。自分の想いをまっすぐに年賀状へ込めていた、素敵な心の持ち主です。高校入学後も陸上競技を続けるのかな?一段と成長した本人にまた会いたいですね。

2枚の写真は、20年前から使っている学級掲示物です。学級担任をしていた時に必ず教室の前に掲げていました。右の写真が学級目標です。中学校での目標は夢実現です。それを1年では「夢を見て」、2年では「夢を追いかけ」、3年では「夢を食う」と段階を追って成長するようにと使っていました。これって陸上の目標設定でも同じことがいえると思います。

4月から新2年生、新3年生に各学校の陸上選手のみなさん。夢を追いかける、夢を食うときがきました。頑張っていきましょう!

それと一緒に下の言葉も学級の前面に貼っていました。私は常々、学級の生徒たちに伝えていたのがチーム力です。学級の中で一人でも向上心がなかったり、意識の低い生徒がいると学級はうまく機能しません。中学生は楽を選びがちです。簡単に流されてしまいます。だからこそ学級づくりで生徒一人一人の意識を変えなければいけません。そのために言葉を大切にしています。私が心に響いた言葉をタイミングよく共有してきました。

これは、陸上のチームをつくる時でも同じことが言えます。みなさんは、この【一秒のことば】を読んで何を感じますか?【小林中:國丸】

今年の大阪マラソンと東京マラソンの共通点は何だか分かりますよね?それは、レース序盤からペースメーカーを置き去りにする独走態勢が、終盤まで続いたことです。大阪マラソンの吉田響選手(サンベルクス)、東京マラソンの橋本龍一選手(プレス工業)による「攻めの走り」には、心底驚かされました。日本記録を大幅に更新する2時間3分台が出るのではないかと、私自身もワクワクしながらテレビに見入っていました。結果として、終盤に失速はしたものの、世界との差を埋めようと果敢に挑んだ姿は、多くの人に勇気を与えたはずです。

マラソンには「30kmの壁」という言葉があります。私自身も経験がありますが、30kmを過ぎると本当に体が動かなくなります。そのため、これまでは「前半は集団の中で体力を温存し、後半の失速を抑えること」がマラソンの常識とされてきました。事実、1999年に2時間6分57秒の日本記録を樹立した犬伏孝行選手(大塚製薬)から昨年12月に2時間4分55秒の日本記録を樹立した大迫傑選手(LI-NING)までに日本記録が8回更新されています。その中で、ネガティブスプリット(後半の方がラップタイムが速い)で日本記録を更新したのが5回。後半のペースダウンを最小限にとどめた選手、あるいは少しでもペースアップした選手が日本新記録を出すというのは、「マラソンの常識」に当てはまります。しかし、1999年には世界記録と日本記録の差は1分程度でしたが、今は4分もあります。従来の「常識」を守っているだけでは、この差は埋まりません。だからこそ、吉田選手や橋本選手のような走りが重要なのです。高い強度で押し切るレースを経験し続けることで、いずれハイペースのまま最後まで走り切れる体と精神が作られていきます。昔のように日本選手がマラソンで世界と戦える日がきてほしいですね。

このことは、宮崎県の中学生ランナーにも同じことが言えるのではないでしょうか。最近の県大会レベルの長距離レースでは、前半から一人で飛び出すような積極的な展開を久しく見ていません。

今年は全中での3000mが最後になります。ぜひ、宮崎県から参加標準記録突破する選手が複数出ることを期待しています。そのためにも、吉田選手や橋本選手のような「攻めの走り」が不可欠です。練習から「攻め」を意識することで、本番でも迷わず一歩踏み出せるようになります。世界を目指す一流ランナーに続き、皆さんも自分の限界を突破してください。応援しています!【椎葉中:溝口】