三股中学校の3年生は、12月8日に宮崎県英単語コンテストを実施します。これは全県下で実施されているもので、皆さんもその内容をご存じのはず。50問の英単語や熟語の問題をひたすら解き、100点満点を目指すものです。
私の学級では、6日間にわたって対策を行っています。毎日、朝・昼・夕の3回です。
初めの4日間は「知識を詰め込む」期間、英語から日本語、日本語から英語をひたすら覚え、頭に叩き込みます。合格できたら昼休み、できなければ覚えて再びテスト。その繰り返しです。
残りの2日間は実践期間、知識を詰め込んだ人、つまり4日間のテストをクリアした人は実践テストを行います。日本語と英語をランダムで出題するテストです。ここまで来たら再テストはありません。
面白いのは、ここにおける個人差です。英単語は「覚える」ことがメインですので、「努力」すれば目標を達成できます。これが計算力コンテストになると、また別です。計算が得意でないと解けませんし、算数や数学ができないと解けません。限界を迎えやすいのです。
一方、この英単語コンテストは、先述した通り、必死に「努力」すれば満点が取れます。普段、英語の点数が低い人でも満点を取りますし、逆に得意な人でも満点が取れないこともあります。つまり、ある目標に向かって努力し切れるかどうか。そういう性格も試されるのだなぁ、ということです。
もうすぐテスト本番。どの生徒がどんな結果を出すのか、楽しみです。目指すは、学級平均100点!【三股中:今村】