昨年の初出場に続いて2年連続の九州大会出場という大きな成果を選手たちがつかみ取ってくれたことに、まず心から感謝したいと思います。また、この1年間、こつこつと積み重ねてきた努力が実を結び、一人ひとりが自己ベストに近い、あるいは自己ベストを更新する走りを見せてくれたことはチームの成長を示す大きな手応えであり、誇りに思います。

一方で、チームとしての順位は下位にとどまりました。まだまだ上位校との差が大きいことも痛感しました。今回のレースで見えた課題を一人ひとりがしっかりと受け止め、来年は更に成長した姿を見せられるチームを目指さなければならないとも感じました。

さて、開会式後に県中体連谷口会長より選手団へ順位やタイムよりもっと大切なものがある!「走姿顕心(そうしけんしん)」の精神でレースに望んでくださいという言葉をいただきました。アンカーがゴールした後、つい順位やタイム、勝ち負けだけを見てしまう瞬間がありますが、、、。

大きな舞台に立ったときほど、速く走ることだけではなく、「日頃どう生きて、どう競技や仲間と向き合っているかという人間性」の大切さをあらためて感じることができました。【岡富中:緒方】