あなたの周りにはどんな言葉が飛び交っていますか。先週、学級通信に書いた内容を紹介します。
「鉛筆で書いた文字は消しゴムで消せるが、口から出た言葉は消せない」といいますが、同じように「侮辱した人は砂に書くが、侮辱された人は鉄に銘記する」というのが、ドイツのことわざにあるそうです。
友達に変なあだ名で呼ばれたり、嫌なことを言われたりして学校に行きたくない。そんな悲しいことも・・・。言った本人は「遊びのつもりで」とか「冗談だった」、「軽い気持ちで」と言います。しかし、言われた本人は、学校にも行きたくない、生きていくのさえ嫌になってしまうほど傷つくのです。自分が言われる立場になったら、そのつらさは理解できるはずです。言った本人は海辺の砂に落書きするように言い、いつの間にか波や風が消くれるように、言ったことさえ忘れていることさえあります。しかし、侮辱された人は鉄に銘記され、鉄板に刻まれた文字のように消そうとしても簡単には消えないのです。
誰かを傷つけることもあれば、逆に誰かをHappyにさせることもあります。誰かの言葉で元気をもらえた、嬉しかった、パワーをもらえたことがある人もたくさんあることでしょう。みんなの周りが温かい言葉でいっぱいになるといいですね。【日向中:河原】
