10月13日、日南市の大堂津海水浴場で「ビーチ陸上プレ大会」が行われました。来年1月に予定されている全国大会の開催に向けたプレ大会で、約50名の選手が参加しました。種目は、幼児・小学生低学年が50m走、小学生高学年・中学生・高校生・一般が100m走に出場し、砂浜を裸足で力いっぱい駆け抜けました。

ビーチ陸上は、2024年に日本で生まれた新しいスポーツです。陸上競技を砂浜で行うもので、ビーチバレーやビーチサッカーのように自然の中で楽しめる競技です。砂の上では思うようにスピードが出ず、足の力やバランス感覚が求められます。走り終えた選手たちの表情には「きつかったけど楽しかった!」という達成感があふれていました。

宮崎・日南は、温暖な気候と美しい海岸に恵まれ、ビーチ陸上にぴったりの環境です。今回のプレ大会は、その魅力を多くの人に感じてもらう良い機会となりました。今後はこの地を「ビーチ陸上の聖地」にしていきたいと考えています。そして、来年1月にはいよいよ全国大会が日南で開催されます。今回参加してくれた人も、見学に来てくれた人も、ぜひ次は選手として挑戦してほしいと思います!砂浜で走る爽快さ、自然の中で全力を出す楽しさを、みんなで体感しましょう。日南の砂浜で、みんなの挑戦を待っています!【南郷中:北林】

本日、県中学秋季体育大会の番組編成会議が行われました。誰がどの種目にエントリーしているのか、気になりますか?何組、何レーンはまだ記載されていませんが、まずはブログを見ている方へ!

1日目 → こちらから 2日目 → こちらから

少しずつ涼しくなり、日が落ちるのも早くなってきました。地区秋季大会も終わり、地区駅伝に向けて動いているチームもあるのではないでしょうか。今年は、県駅伝のコースが変わりましたね。皆さんは、もうコースをチェックしましたか。駅伝は、チーム力・コースを読む力・個の我慢強さが勝利の鍵だと考えています。

競技会なとではオールウェザーを周回コースで走るため、常に人が見える状態や平坦な道でレースを展開します。一方、駅伝では車が走っている道路や上り坂、下り坂を使ってレースが行われる事がしばしばです。また、1人で長い道のりを走る事も駅伝ではよくあります。

駅伝という競技において最も難しいのが『区間配置』だと思います。誰をどの距離、どの区間で配置するかは勝つためにとても重要な作戦になります。指導者の立場になってオーダーを考えることがありますが、日々そこに頭を悩まされます。

中学生であるみなさんは、自分で自分たちのチームの作戦(区間配置)を考えたりしていますか?顧問やコーチの先生だけが考えるのではなく、自分達でもお互いの走力を知り、話し合う事はとても大切なコミュニケーションの1つです。そして、自分達で考えたオーダーが顧問の先生が考えるものと一致した時はなんだか嬉しい気持ちになったりします。(個人の感想です。)

私は、中学駅伝に参加した事がきっかけで陸上競技の世界に足をふみ入れました。だから、駅伝という競技は心の底から好きです。駅伝の良いところは、1人じゃな_箱根駅伝などが近づくとよくCMなどで感動的なシーンが流れる事があります。ただ、あれは演出でもなんでもなくって、選手達のリアルな生き様が作り出したシーンなので、見る人を感動の渦に巻き込みます。

応援したいと思わせるのは、一生懸命何か頑張っている人の姿や生き様です。地区駅伝まであと残り9日!中学駅伝もそんな熱くて応援したくなるような感動的な大会になるよう心と体の準備を今のうちからしていきましょう!【本郷中:川内】

選手の皆さん、各地区大会お疲れさまでした。新チームになって初めての中体連。結果はそれぞれだったと思いますが、県大会に向けて、また一歩前進できたのではないでしょうか。

さて、今回の地区大会で、皆さんはどんなことを感じましたか? 自分の記録や順位も大事ですが、今日はちょっと違う視点から振り返ってみてほしいんです。

大会当日を思い出してください。会場に着いて、テントを設営する。荷物を置く場所を決めて、タイムテーブルを確認する。仲間が出場するときには応援に行き、待ち時間には次のレースの準備をする…。
今年の夏まで、これらのことを誰がやっていましたか? 必ずしもそうではありませんが、多くの場合は先輩たちでしたね。

テントをどういう段取りで張るのか。応援の方法や時間の管理。リレーのオーダー表を丁寧に書いて、提出時間に余裕を持って出していたこと。荷物が散らからないように声をかけていたこと。補助員の調整。先輩がいた頃は、こういったことが当たり前のように回っていました。でも今回、自分たちがやる立場になって初めて、「あれ、これってどうやるんだっけ?」と戸惑った場面があったのではないでしょうか。

走る・跳ぶ・投げることだけが大会じゃない。それを支える一つ一つの動きがあって、初めてチームとして機能する。先輩たちは、そういう目に見えない部分をしっかり支えてくれていたんですね。

うまくいかなかったこと、準備不足だったことは、県大会までの課題として残っています。でも、それに気づけたとしたら、それは大きなチャンスです。

県大会では、自分の競技だけでなく、チーム全体を見渡せる目を持って臨んでください。そして、その経験を後輩たちに引き継いでいく。それが、先輩たちへの一番の恩返しになるはずです。【三股中:今村】

加久藤中の部員たちは、大会のたびに目標設定用紙というものを書いています。試合時間に合わせて、ウォーミングアップ等の計画や目標設定を行い、試合後に大きな観点ごとに振り返りを記入して顧問と共有するというものです。

今回の地区大会の反省を読んでいて、ふと思ったのが、この内容、前回も同じようなことを書いていなかったか・・・?ということです。ということは、前回反省したことを改善できないままに今回の地区大会に臨んでしまっていたということになります。それは、記録の更新ができないはずだ・・・と私自身も指導者として反省しました。書いて終わり、それで満足してしまい、ではいつ改善するのかを具体に迫れていないことが原因なのではないかと今日ある部員と今後の話をしていて考えていました。具体的にいつ、何をすることで改善できるのかを考えていかなければ、同じ反省の繰り返しになってしまいます。接地の改善のためにスタート前に意識ポイントを確認し、その場足踏みでいい感覚を作って、それを必ず覚えてから走り出す、とその部員と今後に向けての具体を考えました。

練習中に思考を絶えずしなければ、陸上競技はガムシャラではとても難しい競技だと思います。直近の大会での自分の改善点、言えますか?どうやって克服していきますか?どんどん抽象から具体に迫れるような練習にしていきましょう。【加久藤中:上別府】

先日の佐藤先生のブログ、読みましたか??滋賀県で開催されている国スポ、その現地にいる人の熱量を感じました。清山選手の優勝の瞬間、現地は大いに沸いたのでしょう。

「国スポ」には、どのような歴史があるのか、調べてみました。起源は1946年、「第1回国民体育大会」という名称で始まりました。戦後の国民の健康回復や団結を目的として始まったそうです。当時は、夏季、秋季、冬季で、各地で分散開催でした。そこから、1950年から1980年にかけて、参加人数や競技数が拡大していき、各都道府県で持ち回りで開催する方式が定着したということでした。2024年から、名称が「国民スポーツ大会」に変わり、今年で第2回目です。

突然ですが、前回の宮崎県開催は、いつでしょう??前回の宮崎県開催時は、台風の影響で競技が一部中止になったり、閉会式が屋内になったり、大変だったみたいですね。私はまだ産まれていない年なので、調べた情報でしかありませんが。

いよいよ、2年後が宮崎県開催です。宮崎で開催されるのは2回目。1回目の開催時と、会場や競技種目など、どんな変化があるのか、調べてみると面白いと思います。【大宮中:長田】

沖水中、大会では、走幅跳の補助員をさせていただくことが多いです。大会の後、感想として、「裏方の大変さに気付いた。いつも支えてくれる人に感謝したい。」と書いている生徒が多くいました。

大会に出た時、スタートラインに立てること、記録が残ることは、全く当たり前のことではありません。選手たちのことを想って、役員や保護者の方々など、沢山の人が支えてくれているから、成り立っていることです。

そして先日の世界陸上。選手たちのコメントで共通していることは、応援してくれた人への感謝の言葉でしたね。

熱心になればなるほど周りが見えなくなってしまいがちです。しかし、どんな時でも周りを広く見て、細やかな気遣いをしたり感謝の気持ちを伝えたりできる人は、どんなことにおいてもいつか必ず結果がついてきます。

沢山の人が支えてくれていることに気付いてください。当たり前だと思わないでください。特に、皆さんが好きな事ができている裏では、誰かが支えてくれていたり、我慢をしていたりするかもしれません。
是非一度、考えてみてくださいね。いつも支えてくれている家族や友達、先生に、是非、言葉で感謝の気持ちを伝えてください。【沖水中:森山】

私はインスタグラムを活用して新しい技術や練習方法を探すことがあります。皆さんはどのような所から情報を獲得していますか?私がよく見ているtsu.ji.hiroという方がいます。その方は、DMで送られてきた投てき動画を分析し、助言をする投稿をされています。(宮崎の高校生もDMを送り、助言されていました。)色々な技術や考え方、練習方法を毎日のように投稿されており、私が指導する機会に盗ませてもらうことも多々あります。

分析し、助言されている投稿を見ているといつも思うことがあります。「また、同じことを言われてるわー。」「この選手は、tsu.ji.hiroさんが伝えようしている技術や考え方を理解しているのか?」

本気で強くなりたい、変わるキッカケにしたいと考えてDMを送っている人はたくさんいると思います。ただ、中には周りがしているからとりあえずDMしてみよう。位の感覚でしている者もいるのだろうと思っています。
○助言をもらう前に基礎は定着しているの? 
○指導者が言っている内容が理解できてるの?

与えてもらうだけでなく、まずその前に自分自身が取り組むことがあるのではないだろうか。
イメージ通りに動かせる体⇒技術を理解するために基礎知識⇒技術
結果や形を求める前に立ち返ることが成長のきっかけとなりかもしれません。考えてみましょう。【西小林中:信時】

宮崎県清山ちさと選手、国スポ優勝!おめでとうございます!感動と熱狂をありがとうございました。

私は、10月3日金曜日から、スタッフ兼派遣競技役員として、滋賀国スポに参加させていただいています。今回は初めての競技役員としての派遣ということもあり、今までは、見ているようで見えていなかった、舞台裏で大会を支える多くの人の姿を目の当たりにしています。

大会の主役は選手!その統一した意識の元に、全力で動いているのが競技役員です。競技会場を整えるスタッフ、選手を案内するボランティア、地域の食材でお弁当を作る人、観客を迎える交通整理の方――多くの人の力が集まって、初めて大会は成り立ちます。

今回優勝した、清山ちさと選手が、笑顔と勇気を皆さんに届けているように、大変な数の競技役員も、それぞれの持ち場で、選手や観客の方々に元気と笑顔を与えています。

こうした「裏方」の努力は、スポーツの魅力を広げています。地域の絆を強め、人と人が助け合う空気をつくる力。2年後2027年の宮崎国スポ。選手も競技役員も全力で準備を進めています。今度は私たちの番です。大会を支える人たちの働きに目を向け、自分たちもその一員として何ができるかを考えてみましょう。

応援する声、笑顔でのあいさつ、ほんの少しの手伝いも立派な力。誰かを元気にできる存在を目指して、宮崎からも温かいエールを広げていきたいですね。私も笑顔全開でスタッフ、役員頑張ります!【久峰中:佐藤】

宮崎中学校は、宮崎市の中心部にあります。全校生徒422名で、「時を守る」、「場を清める」、「礼を正す」の3つを心得に、楽しく学校生活を送っています。

宮中陸上競技部は現在2年生6名、1年生7名で、①人間性の向上、②ケガのない体づくり、③競技力の向上を目指し、日々活動しています。3年生が引退して寂しいですが、気を引き締めて練習に励んでいます。全員で助け合い、明るく、仲がよいのがチームの特徴です。

このように活動できているのも、日頃から支えてくださる保護者の方々や先生方のおかげです。感謝の気持ちを忘れず、人間性でも競技力でも「宮中陸上部!すごい!!」と言っていただけるように、宮中旋風を巻き起こします。【宮崎中:主将】