少しずつ涼しくなり、日が落ちるのも早くなってきました。地区秋季大会も終わり、地区駅伝に向けて動いているチームもあるのではないでしょうか。今年は、県駅伝のコースが変わりましたね。皆さんは、もうコースをチェックしましたか。駅伝は、チーム力・コースを読む力・個の我慢強さが勝利の鍵だと考えています。

競技会なとではオールウェザーを周回コースで走るため、常に人が見える状態や平坦な道でレースを展開します。一方、駅伝では車が走っている道路や上り坂、下り坂を使ってレースが行われる事がしばしばです。また、1人で長い道のりを走る事も駅伝ではよくあります。

駅伝という競技において最も難しいのが『区間配置』だと思います。誰をどの距離、どの区間で配置するかは勝つためにとても重要な作戦になります。指導者の立場になってオーダーを考えることがありますが、日々そこに頭を悩まされます。

中学生であるみなさんは、自分で自分たちのチームの作戦(区間配置)を考えたりしていますか?顧問やコーチの先生だけが考えるのではなく、自分達でもお互いの走力を知り、話し合う事はとても大切なコミュニケーションの1つです。そして、自分達で考えたオーダーが顧問の先生が考えるものと一致した時はなんだか嬉しい気持ちになったりします。(個人の感想です。)

私は、中学駅伝に参加した事がきっかけで陸上競技の世界に足をふみ入れました。だから、駅伝という競技は心の底から好きです。駅伝の良いところは、1人じゃな_箱根駅伝などが近づくとよくCMなどで感動的なシーンが流れる事があります。ただ、あれは演出でもなんでもなくって、選手達のリアルな生き様が作り出したシーンなので、見る人を感動の渦に巻き込みます。

応援したいと思わせるのは、一生懸命何か頑張っている人の姿や生き様です。地区駅伝まであと残り9日!中学駅伝もそんな熱くて応援したくなるような感動的な大会になるよう心と体の準備を今のうちからしていきましょう!【本郷中:川内】