沖水中、大会では、走幅跳の補助員をさせていただくことが多いです。大会の後、感想として、「裏方の大変さに気付いた。いつも支えてくれる人に感謝したい。」と書いている生徒が多くいました。

大会に出た時、スタートラインに立てること、記録が残ることは、全く当たり前のことではありません。選手たちのことを想って、役員や保護者の方々など、沢山の人が支えてくれているから、成り立っていることです。

そして先日の世界陸上。選手たちのコメントで共通していることは、応援してくれた人への感謝の言葉でしたね。

熱心になればなるほど周りが見えなくなってしまいがちです。しかし、どんな時でも周りを広く見て、細やかな気遣いをしたり感謝の気持ちを伝えたりできる人は、どんなことにおいてもいつか必ず結果がついてきます。

沢山の人が支えてくれていることに気付いてください。当たり前だと思わないでください。特に、皆さんが好きな事ができている裏では、誰かが支えてくれていたり、我慢をしていたりするかもしれません。
是非一度、考えてみてくださいね。いつも支えてくれている家族や友達、先生に、是非、言葉で感謝の気持ちを伝えてください。【沖水中:森山】

私はインスタグラムを活用して新しい技術や練習方法を探すことがあります。皆さんはどのような所から情報を獲得していますか?私がよく見ているtsu.ji.hiroという方がいます。その方は、DMで送られてきた投てき動画を分析し、助言をする投稿をされています。(宮崎の高校生もDMを送り、助言されていました。)色々な技術や考え方、練習方法を毎日のように投稿されており、私が指導する機会に盗ませてもらうことも多々あります。

分析し、助言されている投稿を見ているといつも思うことがあります。「また、同じことを言われてるわー。」「この選手は、tsu.ji.hiroさんが伝えようしている技術や考え方を理解しているのか?」

本気で強くなりたい、変わるキッカケにしたいと考えてDMを送っている人はたくさんいると思います。ただ、中には周りがしているからとりあえずDMしてみよう。位の感覚でしている者もいるのだろうと思っています。
○助言をもらう前に基礎は定着しているの? 
○指導者が言っている内容が理解できてるの?

与えてもらうだけでなく、まずその前に自分自身が取り組むことがあるのではないだろうか。
イメージ通りに動かせる体⇒技術を理解するために基礎知識⇒技術
結果や形を求める前に立ち返ることが成長のきっかけとなりかもしれません。考えてみましょう。【西小林中:信時】

宮崎県清山ちさと選手、国スポ優勝!おめでとうございます!感動と熱狂をありがとうございました。

私は、10月3日金曜日から、スタッフ兼派遣競技役員として、滋賀国スポに参加させていただいています。今回は初めての競技役員としての派遣ということもあり、今までは、見ているようで見えていなかった、舞台裏で大会を支える多くの人の姿を目の当たりにしています。

大会の主役は選手!その統一した意識の元に、全力で動いているのが競技役員です。競技会場を整えるスタッフ、選手を案内するボランティア、地域の食材でお弁当を作る人、観客を迎える交通整理の方――多くの人の力が集まって、初めて大会は成り立ちます。

今回優勝した、清山ちさと選手が、笑顔と勇気を皆さんに届けているように、大変な数の競技役員も、それぞれの持ち場で、選手や観客の方々に元気と笑顔を与えています。

こうした「裏方」の努力は、スポーツの魅力を広げています。地域の絆を強め、人と人が助け合う空気をつくる力。2年後2027年の宮崎国スポ。選手も競技役員も全力で準備を進めています。今度は私たちの番です。大会を支える人たちの働きに目を向け、自分たちもその一員として何ができるかを考えてみましょう。

応援する声、笑顔でのあいさつ、ほんの少しの手伝いも立派な力。誰かを元気にできる存在を目指して、宮崎からも温かいエールを広げていきたいですね。私も笑顔全開でスタッフ、役員頑張ります!【久峰中:佐藤】

宮崎中学校は、宮崎市の中心部にあります。全校生徒422名で、「時を守る」、「場を清める」、「礼を正す」の3つを心得に、楽しく学校生活を送っています。

宮中陸上競技部は現在2年生6名、1年生7名で、①人間性の向上、②ケガのない体づくり、③競技力の向上を目指し、日々活動しています。3年生が引退して寂しいですが、気を引き締めて練習に励んでいます。全員で助け合い、明るく、仲がよいのがチームの特徴です。

このように活動できているのも、日頃から支えてくださる保護者の方々や先生方のおかげです。感謝の気持ちを忘れず、人間性でも競技力でも「宮中陸上部!すごい!!」と言っていただけるように、宮中旋風を巻き起こします。【宮崎中:主将】

少しずつ秋らしい気候になってきましたね。この時期はどの学校も体育大会や合唱コンクールなどの行事に向けて練習をしているのではないでしょうか。学級の力が問われますね。

さあ、1+1+1+1+1=?の答えはわかりましたか。普通に考えれば5ですね。学級が30人いれば、1人+1人+1人+・・・・・と30回足せば30人になります。合唱を例に考えてみましょう。1人で歌うと自信もなくて1の力しか出せなくても、音程が取れている人の近くで歌うと、1人で歌う時よりも自信をもって大きな声で歌え、1以上の力が発揮できます。集中をせずに練習中ちょっかいを出し合っている人がいます。1以下の力しか発揮できません。同じ足し算をしても、答えが変わってきます。答えが25になる学級もあれば、35になる学級もあるかもしれませんね。仲間がいることでプラスの力が発揮される集団にしたいですね。あなたの学級はどうですか。

スポーツでも一緒ですね。一緒に練習する仲間がいるから、一人で頑張れないことも頑張れる、仲間の応援があることでプラスの力が発揮できる。学級も部活も1以上の力が出力できる集団を目指してみてください。【日向中:河原】