先日、チーム宮崎結団式を行い、練習会の最後には参加チームのみんなからエールをもらいました。ここ数年でこの流れが定着し、よい感じで九州大会に向かえています。

私自身、先日のミーティングは村北先生と実施できるということで大変懐かしく、また大変嬉しい時間でした。いつ聞いても村北先生の話は面白く、勉強になります。あっという間に時間が過ぎました。数学の先生…。絶対授業も楽しいでしょうね。そして、きっと力がつくのだと思います。

さて、今年は久しぶりに自分の専門でもある戦力分析及び目標設定のミーティングまでさせてもらいました。過去に自分で作成した資料の存在すら忘れていたくらいです。でも、なかなか活用できました(笑)。

目標は大事ですが、根拠がない、願望だけの目標は目標になりませんからね…。今年も例年通り、各県対抗を意識し、自己の目標記録・順位を定めてもらい、8点くだりの計算のもとチーム宮崎の目標点数を設定しました。

その点数は、男子156-92点、女子107点-59点です。なんのことだか分かりますか?引き算ではありません。はい、男子が最高で156点、最低92点を設定したということです。女子も同様に、最高107点、最低59点を設定しました。

最高-最低の2軸で設定したのは、目標がぶれるからです。得てして、何となくに高得点に設定されがちです。願望ばかりでは目標にはなりません。よって、今年はしっかりと分析をして現実的な目標設定をさせてみました。

人(種目)によっては、最高0点-最低0点ということも出てくるかもしれないけれど、それは恥ずかしいことではないということもきちんと抑えて行いました。自己ベストの更新を目標にしてくれれば十分だということになります。

何か点数をとるように言っておかないと…。こんな曖昧な目標設定をすると、とんでもない高得点が目標としてあがってきてしまうという話です。過去15年間の九州大会における男子の平均点数は88点、女子は68点です。そのことも伝えた上で、しっかりと目標設定をすることができたということになります。

ちなみに女子は昨年、至近15年間で過去最低順位の6位でした。今年、最高の目標(107点))に到達できれば一気にジャンプアップできそうですね。男子は、最低の目標(92点)を達成できるかになりそうです。92点がクリアできればトップ2が見えてくるかもです…。

そう考えると、、、。男女それぞれが設定した目標は女子の方が妥当性があるのかもですね。いずれにせよ、選手以外のみなさんも九州大会の結果を見ながら、点数をはじいてみてください。また、違った楽しみ方、楽しむ視点を得ることができるかもしれません。

九州大会鹿児島開催の前回大会は2016年でした。この時は、奇跡の神風が吹いたと言われた大会です。というのも鴨池は、向かい風になることで有名です。どうやら、今年の大会は雨の中の戦いになるのでしょうか…。

まぁ、どんなコンディションであっても、条件は同じです。選手のみなさんチーム宮崎として精一杯戦いましょう。中学生らしい態度で大会に臨み、九州にチーム宮崎ここにあり!をアピールしていきましょう。【専門委員長:田原】