大会新記録や標準記録突破が多く出た白熱の県大会も終わって、数日経ちました。九州大会や全国大会を控え、さらに気合いを入れ直している人、秋季や来年の夏に向けて、今回の悔しさをバネに、さらに練習に励もうと気持ちを強く持っている人など、様々だと思います。そんな皆さんに、目標設定シート等で有名な原田隆史先生の『思いは枯れる、夢は腐る』という話を紹介します。
『思いは枯れる、夢は腐る』と私はいつも言うのですが、日本一になりたい、なりたい、なりたいという思いはやっぱり手入れしていかなかったら枯れてきてしまう。
「日本一になるぞー」と、わあっーと言って、でもそれっきりにしてしまったら、やはりそういう夢は腐ってしまい、叶いません。
とにかく、人の思いとか人生の目標というのは、1回つくっただけで放っておいたらいけないのです。常に丁寧に手入れをしないと、思いは枯れ、夢は腐ってしまうのです。
私が指導した有名スポーツ選手の話です。彼は、遠征先のホテルに入ると最初に必ずあることをします。みんながそのことを知って驚くのですが、さて何をするかわかりますか?
答えはベッドの上の天井に夢・目標を書いた用紙、写真を貼るということ。同様に自宅のベッドの上の天井にも用紙や写真が貼ってあります。寝る前に必ず夢・目標を再確認し、未来へのイメージを潜在意識に落とし込み、眠りにつくためなのです。そして、1日の新たなるスタートである起床時に必ず夢・目標を見ながら目覚め、
輝かしい未来の姿を再確認するのです。
もし、彼が、目標を書いたシートを机の中にしまっていたらどうだったでしょう?(「夢実現の習慣64」 原田隆史 著 実業之日本社より)【高鍋東中:友重】