今週末はいよいよ通信陸上です。自己ベスト更新、標準記録突破を目指して頑張りましょう。
先日、高校生も広島インターハイの切符を目指し、南九州高校陸上が熊本で行われました。本校の卒業生3名が出場権を得ることができました。
その中に宮崎工業で陸上を続けている女子選手がいます。その選手は3年前の県大会当日に足の指を骨折し、競技を続けられる状態ではありませんでした。話し合いの結果、「九州大会に私は絶対行く」と自分の意思を最後まで貫き通し、出場、九州大会の出場権を得ました。しかし、九州大会では自分の投擲ができず、本当に悔しい結果に終わりました。
高校進学の時もいくつかの高校からお誘いがあり、学業優先か、競技優先かで悩み、ギリギリまで悩んだ結果、競技続行を選択しました。私も「なぜ、陸上を続けるの?」と聞くと、「このまま終わるのが悔しい」「自分を勧誘してくださった高校の先生を信じる」、だからあと3年間頑張りたいと話してくれました。
高校3年間は、楽しみや喜びよりも辛さ、苦しみの方が多かったかもしれません。しかし、本人の中には「絶対インターハイに出場する」という強い思いと、「先生をインターハイに連れて行く」という強い想いがあったと思います。
自分の力を信じること、指導者のことを信じ抜くこと。この信じる力が南九州での5投目の逆転投擲になったと思います。この卒業生から「信じる力」の大切さを再度学ばせてもらいました。
中学生のみなさんも「信じる力」で通信陸上頑張っていきましょう。みなさんたちなら絶対やれます!信じています!【小林中:國丸】