先日、田原先生が「検尿は学級力」というタイトルで投稿されていました。

私の学級では、もちろん、検尿にも力を入れているのですが、給食の準備、4時間目終了後から「いただきます」までにかかる時間にもこだわって力を入れています。

5月のベストタイムは「9分51秒」(ご飯の日)と、とんでもないタイムが出たので、自分たちが出したベストタイムを越えるべく、日々頑張っている生徒たちの姿を見ると元気が出ます。

給食委員長、そして、給食委員の動きはもちろんのこと、学級全体が目標に向かって周りを見て動いたり、ベストタイムを出した時にみんなで手をたたいて喜んだり、一体感を感じる瞬間が日々生まれています。

部活動では、どうでしょう?皆さんのチームは、帰りの会が終わって練習が始まるまで、何分くらいかかっていますか?ここは、まさに「チーム力」だと思います。大事な大会の前だから、そうでないから、関係なく、どんな時も目標に向かって、できるだけ長く練習時間を確保できるよう努めたいですね。【大宮中:長田】

先週、県高校総体が開催されましたね。ライブ動画や結果を見ていると、自分の高校時代が思い出されました。
私は高校時代、陸上部のマネージャーをしていました。陸上部のマネージャー、聞き慣れないかもしれませんが、キーパー作り、道具の準備、計時などなど、多くの仕事があります。

また、陸上部のマネージャーとして1番辛いのが、チームの結果が1つではないことです。特に高校総体では、同じチームの中に、喜んでいる人、泣いている人がいます。そのそれぞれに声掛けをしなければいけない役目。本当に辛かったですが、それができる立場こそマネージャーの私であると思い、励ましたり、悔しさを一緒に共有したりと、選手の気持ちは計り知れませんが、一生懸命に努めました。

また、マネージャーをする中で、とても記憶に残る場面があります。高校ジュニアでの出来事でした。いつもリレーメンバーに入っている1人の選手が、足を故障してリレーに出場することができませんでした。私はその日のリレーの決勝を、付き添いもあったのでゴール付近で見ていました。その日、代わりの選手が走ったのですが、結果は4位。ベストも更新という結果でした。

しかし、終わった直後ふと、後ろを見るとみんなには見えない場所でその選手が肩を震わせて泣いていました。前には大喜びする4人がいました。私には背中をさすることしかできませんでした。しかしこの選手、この後、この辛さを力に変え、次の年の高校総体では再度メンバーに入り、仲間と共に5位入賞。見事、南九州大会への出場を決めました。

西諸・都城地区は中体連の大会が近づいてきました。特に3年生はこの2年間で沢山の悔しさを感じてきたと思います。全てを力に変え、悔いのない結果を出してください。みなさんの頑張りを期待しています!【沖水中:森山】