晴れを願う「てるてる坊主」
梅雨の時期に入り、憂うつな長雨のシーズンを迎え、大会前には晴れてほしいと願うことも・・・。そう、今週末は県中学ジュニア陸上大会が延岡で開催されます。天気予報を見れば、24日(土)の延岡は大雨の予報!何とかなりませんかね、この雨!!
さぁ、こんなときこそ「てるてる坊主」の出番です。てるてる坊主は古くから伝えられてきた天気の願かけで、そもそもの起源は、中国の掃晴娘(サオチンニャン)人形だと言われています。これは、女の子をかたどった白い紙に赤と緑の着物を着せ、稲の穂でつくったほうきを持たせた人形で、そのほうきで雲を払って青空をもたらしてくれるよう、軒につるして祈ったのです。
この風習が日本に伝わり、庶民に広がっててるてる坊主が生まれたといわれています。ちなみに、てるてる坊主は晴れの天気を願ってつくる場合が多いのですが、晴れを願う時は白いてるてる坊主、雨を願うときは黒いてるてる坊主というように、色による使い分けがあるそうです。現在では、雨が降ってほしい時はてるてる坊主を逆さまにしてつるす場合もあるそうです。
とにかく、大雨だけは・・・。みんの願いが届くといいな!