寒中見舞い

1枚のハガキが届きました。寒中見舞いです。少し前に、年賀状の話をしました。時代を越えて変わらぬ大切な部分があるとの話です…。あの時には触れなかったのですが、実は私、生徒には年賀状は出しません。

こう言うと語弊がありますね。私から出すことはありません。こういう意味での出しませんですからね。小学校の先生とか、よく学級の子ども達全員に出されたりしていますが…。凄いと思います。でも、私は学級の生徒だろうが、部員だろうが、基本私から出すことはありません。しかし、どんな相手でもハガキをもらえば必ず返信をします。よく高等学校が授業で行う、「恩師への年賀状」であってもです。

でもです、関係ができて恐らく今年も届くだろうなぁという生徒には私から出すようになることもあります。そして、ごく稀に「何か努力してるなぁ、頑張ってほしいなぁ」そんな思いにしてくれた生徒には、私からハガキを出すことがあります。

今日は、また1枚のハガキを紹介しようと思ってここに載せます。この生徒は、自校の生徒ではありません。違う中学校出身の生徒です。それこそ中学時代に、年賀状をもらいました(スタートは中学校に届きましたね)。そして、やりとりがスタートしています。

高校生になった本年度…。どうかなぁと思いながら、私から年賀状を出してみました。応援している生徒ですし、頑張ってほしいから。でも、年賀状は届かなかったのです。勉強が忙しいのかな~。こんなふうに思っていました。

そしたらです、先日1枚のハガキが届きました。勉強との両立をしながら、頑張っているのだなということが伝わってきました。高校生になってからは、おそらく会えていないような気がします。でも、こうやって繋がることでずっと応援することができます。

返信をもらい、とても嬉しい気持ちになりました。元気をもらえたような気がします。私達は、ロボットではなく人間です。人間だからこそ、”気持ちを繋ぐ”、”心を通わす”ってやはり大事なことだと思いますね。【三股中:田原】

Posted by mzc