昨日、今年は会場を旭ヶ丘から木花(屋内走路)に移してスプリント練習会を開催しました。当初の予定よりも参加人数が減ったこともあり、今年は終日一斉指導で行いました。佐藤先生(久峰中)の非常に丁寧で、かつ分かりやすい指導で充実した1日を過ごすことができました。兵庫県の吉良先生から学ばれたきた軸作りを意識したドリルや佐藤先生オリジナルのメニューに参加者のみなさんはみっちりと取り組むことができました。

とにかく言われていたことは、知識、知識、知識…。知識が大事である。トレーニングには意味がある。学校に持ち帰り、どれだけ意識して継続した取り組みができるかが大事。このようなことを1日を通しておっしゃられていました。”流し1本”しかも50mの流し1本でも頭を使いながら、丁寧に走ると…。全然違いましたよね?普段の練習を大事にしていきましょう。

ところで、閉講式で時間をもらいましたので、一昨日話題にしたことを少しだけ語ってみました。参加者の中には、昨日の練習会の段階で前夜にあがったブログ、ここ「風の色」をチェックしている人達が数名いました。

私は尋ねました。「この正月学級担任の先生に年賀状を出した人?」どのくらいの手が挙がったでしょう…。手を挙げたのは1名のみでした。まぁでも、そうだろうなぁと思いつつも、このままじゃいけないなと思いましたね。小林中学校の小河内くんでした。さすがだと思いました。

閉講式後に私は声をかけました。「凄いね、さすがだわ」小河内くん「ありがとうございます」私「何で書いたの?親が声かけてくれた?」小河内くん「いえ、小学校の時から友達と書こうって話して書いています」こんなやりとりができました。彼はハードルを専門にしていますが、絶対標準記録を突破してほしいと思いましたし、応援したい気持ちがぐっと高まりました。四種にも挑戦するのかな?とにかく頑張ってほしいです。

さらに私は尋ねます。「ちなみに顧問の國丸先生にも書いた?」と。すると「はい」と。周囲にいた仲間も、やばい、出していないって感じの反応をしていました(笑)。

結局です、私は閉講式の中でも話しましたが、今やこんなことができて当たり前ではなく、できなくても普通なのです。できないからダメ人間ではない。でも…、できる人間は、確実に他より素晴らしい、そして、様々な場所で生きていける可能性を広げる。こんな話をしました。

いち教育者として、せっかく出会った子ども達を、できるだけ立派な人間に育てていけたらなぁと私は思って生活しています。最後に、我が部員が日誌に書いてきたものと教え子から届いた年賀状を少し紹介します。(ちなみに右側のハガキは他の学校の生徒です)【三股中:田原】