土曜日のわくわく練習会、日曜日まで行われた選抜練習会お疲れ様でした。私は土曜日のわくわく練習会、男子短距離を担当しました。土曜日は、あいにくの雨で、私は少しだけ気持ちが暗くなっていました。ですが、その気持ちは一瞬でなくなりました。わくわく練習会に集まった皆さんの「練習を頑張るぞ」という気持ちが表情に現れていたからです。わくわくした表情、まさにわくわく練習会です。

まずはスプリントでは絶対に押さえておきたい、姿勢やつま先の向き、支持脚のポイント、膝下の位置を確認しました。皆さんは覚えてますよね!もし自信のない人は、配付したプリントで何度も確認しましょう!

動的柔軟、ハードルドリル、変形ダッシュ、メディシン走など、冬季練習で押さえておきたい練習メニューを確認しました。皆さんの冬季練習のヒントになれば嬉しいです。ぜひ頑張ってください。1日練習を行なっていく中で、1番印象に残っているのは、練習最後のメディシン走と終了後のミニミーティングでした。
時間がなく、メディシン走の本数を減らした時、多くの人が、本数が減ったことに、「えぇ〜〜っ!」と残念そうな声を出しました。その後のミニミーティング。選抜練習会の話になり、わくわく練習会に参加している全員が、来年は上位入賞して、選抜練習会に参加したい!といっていました。
もっと練習したいという姿勢、来年は先発組に!という負けない気持ち。
皆さんの様子を見て、来シーズンの皆さんの成長を想像し、私が「わくわく」しています。

冬季は辛い練習も多いですが、明確な目標を立て、来シーズンの自分を想像し、「わくわく」しながら冬季練習を乗り切ってください。応援しています。【久峰中:佐藤】

投擲選手に必要となるものは、「パワー」です。その「パワー」を出すためには「パワー=力×スピード」が必要となります。一人一人が持っている力にスピード(速さ)を加えることでパワーが生み出されます。

そこで、今回の2日間の練習会では、「スピード」をテーマにして、グライド投法の練習に取り組みました。今回のテーマ「スピード」では、①グライド動作のスピード、②砲丸が手から離れたときのスピード(砲丸をどれだけ加速させることができるか)の大きく分けて2つを意識するための練習をしました。

砲丸を投げるサークルの直径は、2.135mと決まっており、その決まった大きさのサークルの中から砲丸を投げなければなりません。例えば、身長が190cm以上ある選手でも、身長が190cm以下の選手でも、同じ大きさの約2mのサークルから砲丸を投げなければなりません。その決められた大きさの中で、どれだけグライド動作を速く行い、砲丸をリリースするまでに加速させることができるかによって、砲丸が飛んでいく距離が変わってくると思います。

今回の練習で行った、ドリルや意識するポイントを反復してこの冬季の中で練習を行ってみてください。もちろん、それぞれの顧問の先生から指導していただいている内容も大切ですが、そこにプラス1として、今回学んだことを取り入れてほしいと思います。今回参加された選手の皆さんが、次に会う時までに1つでも多くのことが成長・進化していることを楽しみにしています。【須木中:甲斐】

今回は股関節を使う練習を中心に行いました。ハードルドリルではフレキハードルではなく昔の白いハードルを使いました。引っ掛けたら痛いし、ケガの可能性もあるのですが、しっかり脚を回して股関節を使うことを重視しました。

普段の練習ではフレキハードルや黄色い低いハードルを使って練習している学校が多いはずです。集中して取り組んでいますか?ぶつけても痛くない、簡単にクリアできる。正しい動きを意識できていますか?時代は進化し、より安全により快適に練習できる工夫がなされていますが、それに甘えることなく自分を追い込んでいきましょう!本郷中時代に白のハードルでハードルジャンプをさせていたことを思い出しました。今では絶対にさせません!!

今回参加してくれた25名がさらに成長して会えることを楽しみにしています。次の日から修学旅行だった生徒は筋肉痛で京都やUSJをまわってるのかな?【大淀中:河野】

今年度のチーム走高跳、大変、雰囲気が良いと感じました。様々な学校から集い、お互い初めましての選手同士もいたと思いますが、アップやミーティングでの声出しや、教え合い、指導者へ積極的にアドバイスを求めるなど、主体的に練習に取り組もうとする選手が多くいたように感じます。だからこそ、練習会初日の大雨の中でも、私自身もやる気に満ち溢れていました。

練習会でも学校の授業でも、なんでもそうですが、指導者のやる気スイッチを入れることができれば、自分自身の成長確率は格段に上がるのではないかと思います。もちろん、指導者側も頑張るのは当たり前ですが、そこに選手のエネルギーが加われば、練習の質は更に高まります。そんなことを身をもって感じることができた練習会でした。

時には、跳べずに悩んだり、涙したり、本気で取り組んでいる様子が、この2日間で伝わりました。走高跳は、跳躍する上で、感覚的な側面と技術的な側面があり、特に、技術的な側面に関しては、細かい動きも多く、更には、非日常的な動き(普段あまりしないような動き)もあります。例えば、後傾であったり、内傾であったり、バーに向かって真っ直ぐ向かって助走するのではなく、途中から曲がって、バー手前で踵から入る踏切をしたり、バーを越える際に体を反らしたり、、、と、ここでは書ききれないほどです。

だからこそ、記録を伸ばしたいのであれば、勉強が大事。是非、次の練習会までに、走高跳の知識を蓄えておいてください。皆さんと積極的に対話をしながら、更に良い雰囲気で練習できることを楽しみにしています。【大宮中:長田】

わくわく練習会、選抜合宿お疲れ様でした。私は庶務担当でしたので、練習会の指導はできませんでしたが、各ブロックの練習を見て回ることができました。どのブロックの生徒も一生懸命に練習する姿が印象に残りました。冬季練習に向けて良いスタートが切れたのではないでしょうか。

さて、11月16日のブログに専門委員長が書いた「合宿の肝はミーティング」で、練習&ミーティングの重要性は分かったと思いますが、私は合宿後のことについて書いていきます。選抜合宿の生徒には日高先生が作成してくださった冊子がありました。これってちゃんと活用していますよね?11月18日に顧問の先生に提出するようになっていましたが、ちゃんと提出できていますよね?残念なことに本校には、月曜日の朝に提出できなかった生徒がいました。質の高い指導とやる気の出るミーティングを受けたはずなのに、実際に行動に移せなかったのは、非常に残念でした。また、ただ書いて提出しただけではダメです。中身が大事なのです。目標設定の所は、「整合性のある目標」になっていますか?例えば、「県中総体男子3000m優勝」という目標に対して、記録が「9分20秒」のように整合性のない目標になっていませんか?もし、きちんと目標が立てられなかった人は、日高先生のミーティングの話を思い出し、過去の記録をしっかりと分析して記入しましょう。

合宿や練習会で頑張るのは当たり前です。合宿後の普段の生活に戻ったときに、自分でどう頑張るかが、非常に大事だと思います。次に選抜で集まるのは12月7日です。その時に少しでも成長した姿を期待しています。【飫肥中:溝口】

「走幅跳であと1m記録を伸ばしたい」「100mのタイムをあと1秒短縮したい」「3000mで今の自己記録をあと20秒更新したい」

皆さんは、そんなことを考えながら、これからの冬季練習に向けて次年度への目標を立てていくと思います。15秒台の女子選手が、全国大会を目指そうとしています。参加標準記録は12秒台。「あ~あと3秒もある・・・私には無理かも・・・」と考える人も多いはず。走幅跳でも、「参加標準記録まであと2mもある・・・」と考える人もいるはずです。そのときに、「私には無理・・・」と考えないようにしてほしいと思います。

例えば、100mであと3秒、走幅跳であと2m記録を短縮したいだとか距離を伸ばしたいという場合、明日、明後日にそれが達成できるかというと、難しいものです。しかし、長期的に考えてみると、それは「もしかしたら、私にもできるかも・・・」に変わるかもしれません。

その記録を出さないといけない大会までに、あと200日あるのであれば、200日かけてその記録を出せばいいのではないでしょうか。3秒短縮するのに200日あると想定したのならば、1日0.015秒、縮めていけばいいのです。走幅跳で2m記録を伸ばすのに、あと200日あるとすれば1日1cmです。皆さんの手元にある定規を見て、1cmを確認してみてください。1cmの距離って、わずかなものです。「1日0.015秒短縮すればいいんだ」「1日1cm伸ばせばいいんだ」と考えると、なんかできそうな気がしませんか?皆さんがやることは、その0.015秒短縮するための努力を、1日1日積み重ねて行けばいい。昨日よりも今日、今日よりも明日、0.015秒短縮するための努力を積み重ねればいいのです。その努力は、陸上の練習では、友達よりも先に練習場所に行ったり、ゴールライン手前でいつもなら気を抜くところを、ゴールラインを過ぎるまで走ったり、練習のことだけではなく、自分の生活面の努力(朝少し早く起きる、挨拶を昨日よりもたくさんの人にする、学校の掃除を昨日よりも頑張る、勉強時間を5分増やすなど。)なども含めて、積み重ねていきましょう。

人は、プラスの思い込みが大事です。「わたしはできる」と常に自分に言い聞かせて、「この努力を続ければきっといい記録が出る」と自分を信じて頑張り続けることが大事です。そうやっていると、いつの間にか、その目標に近づいているはずです。皆さんの力は無限大!!これからの冬季練習を頑張ってください。【姫城中:安在】

夏に加納中で実施して以来の県レベルの集団でのミーティングが始まりました。このようなミーティングに前向きな気持ちで臨めなければ厳しい、先はない。こんなことを伝えながらスタート。

ミーティング前には、前の席を場所取りする人達がいました。よい意味でビックリでした。素晴らしいなと思いました。一方で、最後の方(ミーティング開始間際)になっても、前の席が空いている状況もありました。こちら残念…。

人の背中が見えてはいけない競技に取り組んでいるはずなのに…。言えば、最前列が決勝進出者ということになりますし、トップでゴールする時は、人の背中は見えません…。日常的にこんなことを考えながら生活していくこと、そんなことが本物になれるかどうかにつながっていくと私は考えています。競技者として…。

陸上競技は好きですか?当然「好き」と全員が手を挙げるわけですが…。私の感覚でいくと…。ま、まだまだでした。こちら、またどこかで語りたいと思います。今日ミーティングに参加していた人達は、あ、これではダメなんだ…。それくらいの刺激は入ったと思いますので、何か今後に繋げてもらえるとありがたいですね。
 
今現在、20時30分過ぎですが、日高先生による、目標設定に関わるミーティングが進んでいます。目標設定って、根拠あるものになっていないと、それは絵に描いた餅になってしまいます。意味ある目標設定するための材料として、資料の持参を求めていたのですね。この合宿に参加していない人も、このHPからゲットしている人もいるのではないかと思います。それ、正解です。わざわざ松濱先生が丁寧にまとめてくださっています。必要な資料が順序よく整理してあります。活用しない手はないですよ。

どのように活用すればよいのでしょうか・・・。合宿に参加したチームメイトがいれば是非会話にしてみてください。チームで共有です。それが実現しないなら、顧問の先生と相談しながらで進めてみましょう。続く… 【専門委員長:田原】

2024シーズンも一段落し(駅伝の九州、全国は残っていますが)、いよいよ2025年シーズンに向けての準備がスタートしました。今は、冬期練習が本格的に始まるまでの移行期とか過渡期といわれている時期ですが、このタイミングで合宿や練習会を行うことは大変意味があると思います(冬期練習に向けてモチベーションアップが期待できる)。

今日から県選抜の合宿がスタートしました。並行して、今日はわくわく練習会も行いました。あいにくの天気になりましたが、たくさんの選手が参加して、非常に熱い1日になりました。

今回もブロックごとに分かれて練習会を行いましたが、専門的な指導を手厚くしてもらえる機会はそんな頻繁にはないと思います。しかも、そこにはライバルがいる。自校のメンバーだけではなく、学校の枠をこえた仲間と一緒に練習できることが、また練習の質を高めますし、深まりがあります。毎回思うのですが、合同練習会って、やっぱりいいな~と思いますね。

この後、合宿メンバーは、青島青少年自然の家に場所を移し、トップ選手としてのあり方や目標設定について、じっくり学びます。合宿の一番の目玉って、やはりミーティングではないでしょうかね。少なくとも私はそう思っています。

来シーズンを担う、今年の宮崎県トップ選手は、どんな立ち振る舞いができるのか楽しみです。年々で雰囲気はだいぶ違うものです。鹿児島、沖縄に向けてよいスタートが切れるといいな…。【専門委員長:田原】

10.強いチームは外見にこだわらない(本質)

「やる気」から自らの心で誘惑などに対する迷いを捨てたときに外見にこだわらなくなる。逆に試合で、自分よがりで、小手先に頼り、集中しきれない選手が外見にこだわる。

11.集合時は前に(我欲)

やる気のある選手は、前方へ、そして中心に集まる。「知りたい」「強くなりたい」「~したい」という「欲」が、選手を高めさせてくれる。「欲」を持つことが自分を前へと押し出してくれる。

12.「練習のための練習」にならない(想像)

練習は試合のように緊張感、試合は練習のように平常心。わかっているけど難しい。イメージ力が頭をつくり、イメージを追いかけることが、心の強さとなる。

13.靴の踵をつぶさない(神様)

靴紐には女神がいる。女神を味方にするために、靴紐をしかり結ぶ。靴の踵には神様がいる。踵をつぶして平気な選手はスポーツマン失格である。

5.腹痛のときは「腹痛の練習」(全力)

腹痛のために欠席・見学をするのではなく、試合当日や試合中に腹痛になったときにどうするかを試す。どんな場面でも「全力を尽くせる」選手が頂点に立つ。

6.遠い挨拶と近い挨拶(挨拶)

遠くから元気な声で「こんにちは」は素晴らしい。さらに近くでニコッと「こんにちは。」小さな挨拶が大きな輪を作り、大きな輪が自分を大きな選手にしてくれる。

7.好きに見える(環境)

「辛い顔」と「頑張っている顔」は違う。「やらされている顔」と「やっている顔」は違う。チームの一人一人が笑顔で取り組める環境が自分をチェンジしてくれる。

8.車の送迎がない(自力)

送り迎えが多いチームは強くならない。雨ならカッパ・傘で登校。その場その場で全力を尽くせる選手が頂点に立てる。自分の歩幅を広げるポイントである。

9.ジャージを着こなす(質素)

本物の一流選手で、ジャージ姿がルーズな人は一人もいません。本物の選手は身につけているものが質素であり、シンプルに行動する。シンプル is ベストである。

(明日に続く)