今週、県秋季体育大会が行われます。多くの選手が、今シーズン最後の試合になると思います。私はこの時季、生徒に「冬季練習に向け、心の充電を満タンにしておきましょう。」ということを伝えています。

心の充電を満タンにするということは、「練習を頑張るぞ」「やるぞ」という意欲を高めることです。多くの選手が県秋季大会が終わると、3月から4月まで試合がなく5ヶ月間ほど試合間が空くことになります。試合がないとどうしてもモチベーションを維持することが難しくなります。

だからこそ、秋シーズンにしっかり結果を出して、「自分の可能性にわくわくするような気持ち、来シーズン、自分はこんな選手になれるかもしれない」という光を感じてください。この光がこれから続く、キツくて諦めそうになった時の救いになるはずです。

また、シーズン終了後は今シーズンを振り返るとともに来シーズンに向けての明確な目標を掲げることが大切です。ちなみに、11月16日・17日の県中学校選抜合宿に参加できる選手は、夜のミーティングで目標設定についての話をしようと考えています。内容としては、過去の記録を見て秋から次の夏までにどれぐらい記録を伸ばした選手がいるのか、それを参考にしながら目標を設定してもらいます。秋の自分の記録と同じぐらいの選手が、次の年、全中の標準記録を突破していれば、それは大きなモチベーションアップにつながるはずです。合宿に参加できない選手も、このことを参考にぜひ記録の分析を行い、来シーズンの目標を設定してもらいと思います。

さて、今後始まる冬季練習に前向きに臨むことができるような充実した県秋季大会になることを期待しています。【大宮中:日高】